メタ扇4つの特徴
1|サイズは一般的な扇子と同等

扇子としては一般的な男性向けサイズとほぼ同等。閉じたときのサイズは約23×4.6×厚さ2.3cm、重さは約105g(例えるなら卵2個分くらい)です。
紙製の扇子が20〜30g程度なので比べると重めですが、アルミニウム製のためか持ってみると重厚な見た目ほどの重さは感じません。
2|リベットも全部メタル素材!

13枚のアルミニウム製プレートをつなぎ合わせているリベットまでも金属製。まさに隅から隅まで、オールメタルで仕上げられています。
扇子をここまで金属だけで作る技術は、さすがユニフレームといったところ。以前展示会でスタッフの方と話す機会があったのですが、「技術力を活かしたアイテムでもある」と語っていたのが印象的でした。
3|腰ベルトに装着可能!牛革ケース付き

付属品も豪華なところがメタ扇の魅力! 専用収納ケース、なんと牛革製です。
ケースの裏側にはベルトループが付いているので、腰に装着することもできます。幅5cmほどあるので、大抵のベルトはすんなり通せると思います。

ケースにはほどよいゆとりがあり、収納時もスッと無理なく収まります。
牛革ならではの質感で、使い込むほどに味が出てくるのもロマン。長く付き合いたくなる仕上がりです。
4|開閉は非常にスムーズ
ご覧の通り、片手でスッと開閉できます。驚くほどスムーズな動きに、思わず何度も閉じたり開いたりを繰り返してしまうほど! ただ気になる点もあるので、後ほどご紹介します。
実際にどんな用途で使える?
焚き火にピッタリ!

オールメタルということで、やはり焚き火にピッタリ! 紙製と違って火の粉が飛んだりしても、燃える心配がないので心置きなく使うことができます。
重さも思ったほど気にならず、風を十分に送ることができました。これは良い!

腰に取り付け可能ですが、ベルトループをうまく使えばコンテナなどに取り付けることも可能。
焚き火関係のアイテムをまとめたボックスやチェアサイドに取り付ければ、サッと取り出して使えるので、利便性がかなり上がります!
熱伝導率のいいアルミニウムですが、焚き火で風を送るような使い方であれば熱くなることはありませんでした。ただし、焚き火は爆ぜたりすることもで、手袋を装着しておくのが安心です。
仰いだときの「シャシャシャッ」という金属音も乙。とはいえ夜に使う場合は、音が気になる人もいそう。そんなときは、ゆっくり仰いで音を抑えてくださいね。
ここはちょっと気になるかも…

開閉がスムーズすぎて仰いでるうちに扇子が閉じてしまうことも。開いた状態をキープするロックはないため、しっかり握りキープしながら仰ぐ必要があります。
ただ片手でサッと開閉できる点が魅力なので、ここは一長一短。手袋が滑りにくい素材であれば閉じにくかったので、相性もありそうです。
普通に扇子としては使えるのか?

扇子なので涼むためにも使ってみましたが……、長時間仰いでいると重さの影響で腕が疲れてしまいました。

持ち手部分のエッジはしっかり処理されていて、触れたときの安心感があります。
とはいえ、金属製で軽いながらも硬さがあるぶん、長時間あおいでいると手に当たる部分が少し痛くなることも。
焚き火中に一時的に仰ぐ程度ならまったく問題ありませんが、扇子として長時間使うには少し不向きかもしれません。
結論、焚き火のお供に最適!

筆者としてはやはり焚き火のお供に最適だと判断! 火吹き棒とは違った使い方できますし、所有欲が満たされて高揚感もMAXでした!
自分で購入するには少しハードルの高い価格帯ですが、焚き火好きな人へのプレゼントとしては最高の一品。桐箱入りのキャンプ道具なんて、滅多に出会えませんよ。
好評により現在メーカー欠品しているそうで、次回生産は2026年春頃予定。少しでも気になる方は早めに確保するのをおすすめします。
ユニフレーム メタ扇
| サイズ | 本体(収納時):約23×4.6×2.3(厚さ)㎝ 収納ケース:約26×7×4(厚さ)㎝ |
|---|---|
| 材質 | 本体:アルミニウム・アルマイト加工 収納ケース:牛革 |
| 重量 | 本体:約105g 収納ケース:約75g |
| セット内容 | 収納ケース |
別注モデルもあるよ
アルペンアウトドアーズ別注品もあります。こちらは、シルバーに金色のアクセントが特徴的! レザーケース、桐箱は付いていないのですが、その分1万円以下に価格がおさえられています。



