まずはパンダの系譜をおさらい

出典:テンマクデザイン|初代パンダ。当時はソロのワンポールテントは珍しかったこともあり、すぐに大人気に。
漫画家でキャンプコーディネイターのこいしゆうかさん×テンマクデザインのコラボから生まれた「パンダ」は、ソロ用ワンポールテントのブーム火付け役的存在。
2014年に初代が登場して以来、多くのキャンパーから支持を集めてきました。

出典:テンマクデザイン|パンダライト
10年以上の歴史の中で、いくつものバリエーションが登場してきた「パンダ」シリーズ。
そのなかでも2019年に発売された「パンダライト」は、20Dリップストップナイロンを採用し、総重量わずか約1.94kgという軽量モデルとして人気を集めました。

出典:テンマクデザイン|コラボレーターのこいしゆうかさんとパンダTC
そして2022年には、焚き火との相性がよく、遮光性にも優れるTC素材の「パンダTC」や「パンダTC+」が登場。
サイズは約270×270×170cmへと拡大し、より広々とした床面を確保できる仕様に進化しました。
新作「パンダTC+ ブライト」は、遮光性と採光を両立!

出典:テンマクデザイン
今回、tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)から登場した「パンダTC+ブライト」は、過去のモデルのいいとこ取りをしながら、より実用性を高めた進化系。
既存のパンダファンも、新規ユーザーもうれしいギミックが詰め込まれています。

素材はテンマクデザインお得意のTC(ポリコットン)素材。テンマクのTC素材は品質が高いので、雨が染みにくく、天候を気にせず安心して過ごせます。
さらに遮光性にも優れているので、日差しの強い日でもテント内は快適です。

明るさをしっかり遮りつつ、両サイドに大型のTPUクリア窓を配置。外の景色をテント内から楽しめるようになったのが、「パンダTC+ ブライト」最大の進化ポイントです。
これならプライベート感や室内の暖かさを保ちながら、閉塞感なく外とのつながりもしっかり感じられます。

出典:テンマクデザイン
自然光を取り込める設計にすることで、TC素材の長所であり短所でもあった、幕内が暗い問題を解決しています。

出典:テンマクデザイン
サイズはフライシートが約270×270×170cm、インナーが約250×115×150cm。
2人でも寝られなくはありませんが、基本は1人用。インナーテントが寝室、フロア部分が前室になるレイアウトがオーソドックスな使い方です。

収納サイズは約53×30×22cmで、総重量は約7.8kg。気になる価格は税込54,780円。持ち運びやすさと居住性を両立した、バランスの取れたスペックです。
設営向きを変えれば、用途替えも可能

「パンダTC+ ブライト」は、アレンジの幅もシリーズ随一。フライシートのみでフロアレスにして使うこともでき、さらにインナーとフットプリントが標準付属なのもうれしいポイントです。
また、インナーは縦・横どちら向きでも設営可能。入り口に対して横向きなら広い前室を確保でき、テーブルやチェアを置いても余裕があります。

出典:テンマクデザイン
一方、入り口に対して縦向きに設営すれば、前後に長い動線が生まれ、自転車やロッドケースなど長物の出し入れもスムーズ。ソロの定番レイアウトから趣味ギアの収納まで、シーンに合わせて自在に使い分けられます。
使い勝手のよいディテールも満載!

出典:テンマクデザイン
フルクローズできるインナー、専用フットプリントまでオプションではなく標準装備。買ってすぐ快適なソロ基地が完成するのも「パンダTC+ ブライト」の魅力です。
幕内上部にはヘッドランプや小物を入れられるメッシュポケットを装備し、従来の「パンダ」同様に心地よく過ごすことができます。

出典:テンマクデザイン
さらに天頂部には2カ所のベンチレーターを設け、結露の軽減にも配慮。裾には巻き上げ式のスカートを備え、冬は冷気の侵入を防ぎ、夏は風を通して快適に。
こうした細部の工夫が積み重なることで、設営後の快適さがしっかりアップデートされています。
外の景色も楽しめる、三角テントの決定版

出典:テンマクデザイン
これからソロ幕を探す人はもちろん、初代やライト、TCユーザーの買い替えにもおすすめ。明るさと居住性、そしてテンマクデザインらしい安心感を兼ね備えた「パンダTC+ ブライト」。
雪中キャンプやおこもりスタイルでも、外の景色を楽しめる新しい「パンダ」。この冬、あなたの相棒に選びたくなる一幕かもしれません。
テンマクデザイン パンダTC+ ブライト




