初心者のテント選びはオートキャンプの基本
どんなテントを購入するか。これはキャンプ道具を選ぶ初めの一歩です。なぜならキャンプにおけるテントはベッドルームを意味し、もっとも気を使う場所。良い睡眠なくして楽しいキャンプはありえません!
では、初心者はどんなことを想定してテントを選べばいいのでしょうか?それは大きく3点あり、「人数に合ったサイズ選び」「価格」「耐水圧」です。適材適所のテントの選び方のコツ、覚えていて損はありませんよ!
まずはさまざまあるテントのタイプについて
まず初心者の方に知ってもらいたいことは、テントにはさまざまなタイプがあるということ。タイプによっては初心者には設営が難しかったり、タイプを知っておくことで自分の好みのテントを見つけやすくなるはずです。
【ドームテント】
コールマン テント ツーリングドームST [1~2人用]
使用人数:〇
建てやすさ:◎
価格:◎
テントのスタンダードなカタチであり、もっともポピュラー。設営の難易度を取っても、テント選びをする際、初心者の方にもっともおすすめしたいテントです。設営は1人で可能な上、時間も5分から10分程度です。
立て方の仕組みもシンプルで、基本はポール2本をテントのトップの位置でクロスさせて立ち上げる仕組みです。
【ツールームテント】 コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス [4~5人用]
建てやすさ:△
価格:△
ツールームというネーミング通り、1つのテント内に2部屋設けることができるテントのこと。1部屋をリビングルームに、もう1つを寝室にするのがスタンダードな使い方です。そのため、別途タープを広げる必要がないのはうれしいポイントですね!また、一般的にドームテントが高さが低いのに対し、人が立てるほどの高さのあるタイプも多くラインナップされており、居住空間として快適です。
しかし、設営に関しては最低2名以上必要で、ポールの仕組みはやや複雑なことから、初心者向きではないかもしれません。もちろん価格はドームテントと比較すると高めです。
【ティピ、モノポールテント】 ロゴス the Tepee 300[3人用]
使用人数:◎
建てやすさ:◎
価格:〇
インディアンの家を連想させるカタチをした、ちょっとユニークなテント。ティピテントの魅力は中心部にポールを1本立てるだけ!そのユニークさと簡単な設営方法から人気が高まっています。また、側面の出入り口以外にも天井が開閉式になっており、空気の入れ替えも容易。個性を出したい初心者の方ならティピテントおすすめです。
何人でキャンプに行きますか?
テントにはさまざまな形状のものがありますが、まずは“何名でキャンプに行くか”ということが定まっていないと購入検討をする段階になりません。テント購入を考える前に何名いるのかある程度はっきりと決める必要があります。
実際に人数が決まったら、テントの想定就寝人数+1名分のテントをチョイスすることが選び方のポイント。ゆったりスペースで安眠できます。では、1~2名用のスモールタイプから2~3名用、4名以上のファミリーでも可能なタイプ、最後にツールームのおすすめテントをご紹介!
テントの選び方で重要な「価格」もこの項で網羅しています。
※今回は初めてのテント選びを想定し、10,000円以上の安全に考慮したテントをセレクトしています。
【1~2名用】
10,000~30,000円以下
コールマン テント ツーリングドームST [1~2人用]
30,000~50,000円以下
コールマン テント トレックドーム カペラ/120 [2人用]
50,000円以上
MSR DRAGONTAIL [2人用]
【2~3名用】
20,000~50,000円
コールマン テント ツーリングドーム/LX
50,000円以上
スノーピーク テント ファル3 SSD-603
【4名以上・ファミリー用】
20,000~50,000円以下
コールマン テント BCクロスドーム270
コールマン テント ウィンズライトドーム/270 2
スノーピーク アメニティドーム[5人用]
50,000円以上
小川キャンパル テント ResurbiaIIIリサービア3
MSR Stormking ストームキング 5人用 テント
スノーピーク テント ドックドームPro.6 SD-506
【ツールーム、ロッジドームテント】(4名以上用)
コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス [4~5人用]
ロゴス プレミアム パネルグレートドゥーブル XL-AE
ロゴス プレミアム オクタゴン ルームプラス
小川キャンパル テント ティエラ5-EX [5人用]
- <コールマン>ウェザーマスター® ワイド2ルーム コクーンⅡ
- <コールマン>ウェザーマスター®ワイド2ルーム コーチ
耐水圧を確認しよう!
テントの選び方の中で、性能面で言えば「耐水圧」は唯一にしてもっとも重要な事項の1つでしょう。耐水圧は使用している生地によって異なるのですが、基準は床に面しているグランドシートが「2,000mm」以上、屋根のフライシートが「1,500mm」以上です。購入前に商品箱や、インターネットのサイトでもスペックが表記されているのでチェックしましょう!
ちなみに、上記で取りあげたテントはすべてクリアしていますので、その中からお気に入りを探すのもGOOD!
あなたのキャンプスタイルを想像する
キャンプを楽しむためには、あなたがどんなキャンプを想定しているのか、大人数でワイワイ楽しみたいのか、それとも少人数でゆったりキャンプをするのか。それによってテント選びも大きく変わってくることが、もうすでにおわかりになられたことでしょう。あなたのスタイルに適したテントで楽しいキャンプライフを!
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