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積載の邪魔にならない“常備枠”って意外と重要

キャンプはどうしても荷物が多くなりがち。「これはいらないかも」と置いてきた道具に限って、現地で「持ってくればよかった……」と思うこともありますよね。
そこで今回は、軽量・コンパクトでストレスにならず、いざというときに頼れる3アイテムをピックアップ。
たとえ出番がなくても邪魔にならず、安心感を与えてくれる“常備枠”ギアたちを紹介します。
いつもキャンプ用バッグに入れている“常備枠”の3アイテム
1|WEEKEND(ER) / POY WKD/ER “REFxPE”

ちょっとしたゴミをどう処理するかは、キャンプでも日常でも悩みのタネ。鼻を噛んだり、ガムの包みをポケットに突っ込んでしまっている人も多いのでは?
そんなときに便利なのが、WEEKEND(ER)の「POY WKD/ER “REFxPE”」です。


見た目は手のひらサイズの小さなポーチですが、これが実は超軽量の携帯ゴミ箱。
カラビナ付きで、ベルトループやチェア、バッグのループ、テントのループにサッと引っ掛けられるうえ、片手で開閉できるバネ式なので、ちょこっと出たゴミをすぐに収めることができます。

中は防水仕様で、ちょっと湿ったゴミを入れてもOK。袋の中身を引っ張り出して裏返せる構造だから、使用後は除菌シートなどでサッと拭くだけで清潔さを保てます。
これなら食べ終わったお菓子の包み紙や、ウェットティッシュのゴミも気兼ねなく放り込めますね。

さらに、表面が反射素材になっているところもWEEKEND(ER)らしく、所有欲をそそります。見た目がカッコイイのはもちろん、夜道で光を反射するため、防犯アイテムとしてお子さんに持たせるのも◯。
外側の小さなポケットにはリップやティッシュなども入れられるので、ちょっとした小物ケースとしての使い勝手も抜群。
これからの花粉の季節は、ティッシュを入れれば外出時は安心でしょう。

使わなかったとしても荷物にならないサイズ感だから、キャンプアイテムの常備枠にぜひ加えておきたいアイテムです。
2|Fozzils / スナップフォールド ソロパック(WT)

折り紙のように折ってスナップボタンで固定するだけ。
Fozzilsの「スナップフォールド ソロパック」は、必要なときに器やカップとして使えて、解体すればわずか5mmという驚きの薄さになるアウトドア用食器です。
バッグの隙間にスッと収まるので、パッキングの邪魔になりません。


フラットな状態なら、まな板としても使用可能。和え物は食材をカットしたら、そのまま組み立ててしまえば盛り付けまで完了しちゃいます。
また、スナップボタンのホールは干すときに吊るせるので、片付けや乾燥もラク。

そしてなんと、液体も問題なく入れられるんです! なので、スープやドリンク用のカップとしても使えちゃいます。
外側には滑り止め、内側にはメモリ付きで、調理中の計量やドリンクの分量チェックにも対応してくれます。

素材は耐熱105℃・耐冷-25℃のポリプロピレン。熱々のスープやカレー、冷たいスイーツまで幅広く受け止めてくれる安心設計なのも嬉しいポイント。

さらにアウトドア好きの心をくすぐるのが、表面に施された等高線デザイン。見た目にも遊び心があり、フィールドで広げれば気分も上がります。
「かさばらない・多用途・デザイン性」を兼ね備えたソロキャンパーの味方。荷物にならないからこそ、毎回のキャンプバッグに常備しておきたくなるアイテムです。
3|Victorinox / ハントマン

スイス発の名門ブランド・Victorinoxの定番モデル「ハントマン」は、わずか97g・全長91mmという手のひらサイズに、15種類もの機能を凝縮したマルチツール。
キャンプ用バッグのポケットに入れても気にならないコンパクトさで、持っていて邪魔になることもなし。

搭載されているのは、ナイフやハサミ、缶切り、栓抜きといった定番機能をはじめ、日常でも出番が多い機能ばかり。


とくにキャンプでは、ナイフやノコギリ、日常ではハサミとピンセットの出番が多く、常に見えるところに置いておきたくなる存在です。

リングが付属していることにより、キャンプでは他のツールとひとまとめにして、コンテナやチェアのループにぶら下げています。

そして、このサイズ感だからこそ「お守りがわりに常に持ち歩ける」という安心感も魅力。バッグに1本忍ばせておくだけで、不意に訪れる“困った”をスムーズに解決してくれるはず。
1人1本持っておいて損のない、まさに“常備枠”にふさわしい存在です。
持っているだけで安心な“常備枠”を整えて、もっと快適に

今回紹介したのは、使わなくても邪魔にならないコンパクトさと、いざというときの頼もしさを兼ね備えた3つのアイテム。
どれも「常にバッグに入れておきたい」と思える実力派で、キャンプの準備はどうしても「あれも必要かも」と荷物が膨らみがちですが、こうした“常備枠”を決めておけば、心強さも安心感もぐっと高まります。
次のキャンプバッグには、ぜひ今回の3つを仲間入りさせてみてください。




