アイキャッチ画像撮影:AKT
やっぱり、効率よく楽しく燃やしたいよね…

撮影:キバ
キャンプの醍醐味の1つ、焚き火。キャンプの主目的は焚き火、なんて人も多いのでは?
けれど、毎度そう簡単に勢いよく炎が立ち起こるワケではありませんよね。煙ばかりがもうもうと出て、一向に炎が出ずに苦労することもしばしば……。
そこで今回は、手持ちの焚き火台にプラスするだけで、燃焼効率を爆上げするアイテムを総力リサーチ! 焚き火シーズンをより楽しめるイチオシの5選、ご紹介しちゃいますよ。
燃焼効率を爆上げするアイテム5選
1|九州薪販売センター「ピカ薪」

撮影:RYUCAMP
そもそも焚き火を楽しむためには、やはり薪選びが重要。火付きの良い針葉樹や火持ちの良い広葉樹など、樹木の種類によっても左右されますよね。
けれどこちらの薪は、樹木の種類というよりは、その前処理にとことんこだわった薪なんです。九州薪販売センターが販売する、その名も「ピカ薪」。

撮影:RYUCAMP
職人さんが丁寧に薪割りをして、世界初の過熱水蒸気による精製に成功した薪で、なんと含水率はほぼ0%!
また、高温で内部まで強制的に乾燥させることで、虫や産み付けられた卵まで死滅するため、虫が湧いたりする可能性もほぼナシ。室内でも安心して保管できるのもポイントです。


撮影:RYUCAMP
水分が少ないので当然火が付きやすいだけでなく、煙が少ないうえに、燃焼中に爆ぜないのも安心。
さらに、燃焼効率が高いために燃え残りも少なく、広葉樹のため火も長持ちするとイイことづくめ。湿気た薪の煙と格闘したくない人は、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか?
2|ユニフレーム「メタル薪」

撮影:キバ
続いてご紹介するのも「薪」。と言ってもリアルな木の薪ではありません。こちらのユニフレーム「メタル薪」は、その名の通り金属製。
約4.1×23×3.5cmと約3.1×18×2.6cmの大小2本がセットになっており、焚き火台の大きさに合わせて使い分けられる仕様です。

撮影:キバ
どちらも表面にはパンチングが施され、無数の穴が。さらにサイドから断面を見るとこの通り、トンネル状の空洞になっています。
つまり、薪の下へ設置すると、うまく空気の通り道を確保してくれて燃焼効率がUPするという仕組みなワケです。


撮影:キバ
頑丈な「メタル薪」が踏ん張ってくれるおかげで、薪の組み方もあまり考えずにただ置いて行くだけでOK。
炭が溜まってきても、「メタル薪」の内部は空洞のままなので、世話する手間も激減。メタル薪を置いている分の薪の消費量も減り、少ない薪でよりよく燃えることに。
小を大の中にスタッキングできて持ち運びの手間も少なく、新たな焚き火のお供にぜひ。
ユニフレーム メタル薪
| サイズ | 大:約4.1×23×3.5(高さ)cm 小:約3.1×18×2.6(高さ)cm |
|---|---|
| 重量 | 大:約160g 小:約90g |
| 材質 | ステンレス鋼 |
3|ブレイザボール「ファイヤースターター」

撮影:AKT
続いては、オーストラリアのアウトドアメーカーBlazaball(ブレイザボール)の焚き火サポートグッズ「ファイヤースターター」をご紹介します。
直径110×高さ58mmという手のひらサイズのアイテムで、網状のUFOのようなデザインのこちら。

撮影:AKT
その使い方は至ってシンプル。上下をパカっと開いたら、中へ市販の着火剤を入れます。再び上下を組み合わせたらカチッとロック。
着火剤は固形タイプでサイズの合うものなら何でも使えます。

*画像左側は「ファイヤースターター」無し、右側が「ファイヤースターター」有り

撮影:AKT
あとは薪の下に入れて着火するだけ。網状のUFOのような独特の形状のおかげで、空気がうまく循環してくれるおかげで、燃え始めから明らかに炎の勢いに差が出ます。
「チャコールスターター」無しでも、少量の炭なら直接着火できてしまうほど。
よりコンパクトなツールで燃焼効率をUPさせたい人にオススメのアイテムです!
ブレイザボール ファイヤースターター
| サイズ | 直径110×高さ58mm |
|---|---|
| 重量 | 90g |
| 材質 | ステンレス鋼 |
4|ロゴス「防水ファイヤーライター」

撮影:キバ
お次は30年以上に渡り、着火剤界に君臨し続けるロゴスのロングセラー! これを知らずして着火剤を語るなかれという逸品「防水ファイヤーライター」です。
見た目はよくある固形タイプの着火剤で、21個入りのセットです。


撮影:キバ
こちら、何と言ってもスゴいのが水に強すぎるところ! 水道の蛇口から直接ジャーっと水をかけたぐらいでは、何ごとも無かったかのように着火できてしまいます。
容器中で水に半分浸かった状況でも問題ナシ。流石に火の真上から水をかければ消火はできますが、この水分への耐性、半端ないですよね。
小雨程度なら焚き火したい、薪が完全に湿っているなんてときに、最も頼れる着火剤です!
ロゴス 防水ファイヤーライター
| 内容量 | 21pcs |
|---|---|
| 総重量 | 400g |
5|INFLUX Outdoors「SC-300」

撮影:AKT*画像は左側が「SC-380」、右側が「SC-300」
最後にご紹介するのは、手持ちの焚き火台を、二次燃焼仕様へアップグレードできるアイテム!
愛知県発のガレージブランド、INFLUX Outdoorsによる二次燃焼風防システム、「SC-300」と「SC-380」です。
1ユニットが2枚の金属パーツで構成され、焚き火台に合わせて、4〜5ユニットを組み合わせて使います。

撮影:AKT
小さい方の「SC-300」が4ユニットならスノーピーク「焚き火台 M」、5ユニットならコールマン「ファイヤーディスク」にフィット。
「SC-380」が4ユニットでスノーピーク「焚き火台 L」やユニフレーム「ファイヤグリル」という具合に、2サイズで合計8種類の焚き火台に対応しています。


撮影:AKT
焚き火台を風防のように囲うことで内部の空気が高温で熱せられ、それが上部の穴から吹き出し、一次燃焼で発生した未燃焼ガスが燃焼。
美しい炎と安定した高火力と共に、煙も少なく燃えカスもほぼ残らないクリーンな二次燃焼が実現するワケです。
二次燃焼に憧れるけど、手持ちの焚き火台も無駄にしたくないという人は、ぜひお試しあれ!
ノンストレスで、心ゆくまで美しい炎と戯れよう

撮影:キバ
水に強い着火剤から、手持ち焚き火台で二次燃焼を実現できるオプションまで、燃焼効率を爆上げするアイテム5選、いかがでしたか?
あなたもぜひこの記事を参考に、ストレスなく心ゆくまで美しい炎を堪能してみてはいかがですか?








