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6｜スノーピーク「リクライニングチェアワイド」
出典：snowpeak
スノーピークからは、新作の「リクライニングチェア ワイド」が受賞！ 一見、よくあるソファタイプのチェアのようなのですが、なんと、クッション部分は着脱可能。
ベース部分はメッシュ素材なので、夏なんかはサウナや水遊び後にもそのまま使えます。
4段階のリクライニングも、天然チーク材のアームレストをスライドさせるだけ。オットマンまで付属しており、極上のチルタイムを味わえるチェアです。
スノーピーク リクライニングチェアワイド
| 使用サイズ | 本体765×774×1,000 （シート高380 ）、（家庭用品品質表示法によるシート高：320 ）、リクライニング最大時765×1070×630 、オットマン600×385×380 |
|---|---|
| 収納サイズ | 本体770×250×1000 、オットマン375×80×715 ※mm |
| 重量 | 12kg |
| 材質 | チェア本体/金属(アルミニウム)※表面加工(アルマイト)、金属(ステンレス)、樹脂(ポリエステル)、天然木(チーク)ウレタン樹脂塗装、張り材(ポリエステル)、クッション材(ウレタンフォーム)、クッション/ポリエステル、ポリプロピレン、中綿/ポリプロピレン、オットマン/金属(アルミニウム)※表面加工(アルマイト)、金属(ステンレス)、ポリエステル |
【審査員の評価】
直感的に操作できるリクライニング機能と、クッション性に優れた広いシートが、ゆったりと快適な座り心地を実現している。アウトドア製品ならではの高い耐久性と機能性に加え、素材の選定や細部まで配慮された意匠によってリビング家具のような上質さを兼ね備えている。屋内外を問わず空間に自然に馴染むデザインであり、使用シーンの幅を広げることが期待できる。安全面にも配慮された設計で、アウトドアの機能性とリビング家具の快適性をバランス良く融合した一脚である
7｜Anker ポータブル冷蔵庫
「Solix EverFrost 2」
バッテリーの老舗、Ankerからは、ポータブル冷蔵庫の常識を覆す「Solix EverFrost 2」が受賞入り！
同梱バッテリー＋別売りバッテリーにより、世界最長の約105時間と4日間以上の継続冷却が可能な冷蔵庫なんです。わずか15分で庫内温度を25℃から4℃まで急速冷却できるのも秀逸。
バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、長寿命と安全性も実現しているのが流石です。
Anker Solix EverFrost 2 40L Electric Cooler
| サイズ | 約74.9 x 45.9 x 49.3cm ( 幅 x 奥行 x 高さ ) ※ハンドル含む |
|---|---|
| 重量 | 約25.5kg ※バッテリー1個含む |
| 容量 | 40L |
| バッテリー容量 | 288Wh |
| 充電時間 | AC充電 ( 95W ) 約3.6時間、シガーソケット ( 95W ) 約3.6時間、ソーラーパネル ( 100W ) 約3.7時間 |
| 設定可能温度 | -20℃ ~ 20℃ |
| 冷却可能時間 | 105時間まで ※外気温25℃において、庫内温度4℃かつEcoモードに設定し別売りのバッテリーと同梱のバッテリーを併用した場合。同梱のバッテリー1個のみ搭載の場合は約52時間となります。 |
| USB-C 出力 | 最大60W |
| USB-A 出力 | 最大12W |
【審査員の評価】
長寿命が大前提である昨今の冷蔵庫において、モバイル型の冷蔵庫も同様の課題を抱えている。その問題をリン酸鉄リチウムイオン電池によって高い次元で解決している。また、強度の高いキャスターや急速冷蔵から長時間の冷蔵保持が可能であるなど、機能面でも非常に優れている
8｜NESTOUT「POWER STATION 700N」「COOKER-1」
アウトドアに特化した、無骨デザインのバッテリーギアブランド、NESTOUTからも、注目の新作が2点セットで受賞となりました！
1つは、1泊2日のソロキャンプにちょうど良いサイズ感で、地面の影響を受けにくいスタンドやダクトフィルターを搭載した、ポータブルバッテリー「POWER STATION 700N」。
そして、組み合わせて使えばテント内や車中でも一酸化中毒の心配なく、さまざまな調理が楽しめる電気クッカー「COOKER-1」。
どちらもアウトドアでの使い勝手やキャンプギアとの調和を追求したデザインで、早めのチェックマストです！
NESTOUT POWER STATION 700N
| サイズ | 約幅267×奥行173×高さ244mm |
|---|---|
| 重量 | 約6.2kg |
| バッテリー種類 | 三元系リチウムイオン電池 |
| 定格容量 | 712.25Wh |
| 充電時間 | 約7時間20分(専用ACアダプター使用時)、約13時間30分(USB Type-C1ポート入力時)(※)、約5時間10分(専用ACアダプター使用+USB Type-C1ポート入力時)(※) ※USB Power Delivery 3.0 60W対応のAC充電器を使用した場合 |
| カラー | ベージュ、ブラック |
【審査員の評価】
キャンプで一泊するのに必要充分な機能と携帯性のバランスが良い。アウトドアに適したフレーム構造や、枯れ草などが入ることを防止するファンカバー等、勝手も良く考えられている。総じて外で家庭用電源を使うというコンセプトに忠実に開発されているのが良い。専用の電気釜もやけどをしない工夫など安全性にも配慮され、キャンプでの新しいスタイルをシステムでしっかり提案している
グッドデザイン賞「ベスト100」入り作品
ケルヒャー「モバイル高圧洗浄機 OC ハンディ コンパクト」
出典：KARCHER
そして、お次は全1,619件に上る受賞作品の中から、さらに「ベスト100」にランクインしたこちら！ ケルヒャーのモバイル高圧洗浄機「OC ハンディ コンパクト」です。
ハンドルを折り畳めば手のひらサイズで重さもわずか780g、かつ、バッテリー式で電源も水道も不要。
キャンプで汚れた靴やキャンプチェア、テーブルの脚などもその場でザーッと洗い流せて、自宅でもベランダやガレージ掃除など、幅広く活躍するスグレモノ。
ケルヒャー OC ハンディ コンパクト
| サイズ | 254×71×186mm |
|---|---|
| 重量 | 780g |
| バッテリータイプ | リチウムイオンバッテリー |
| 使用時間 | 標準モード：12分 eco!efficiency モード: 30分 |
| 充電時間 | 3時間 |
| 最大許容圧力 | max. 1.5MPa |
| 吐出圧力 | 中圧 |
| 吐出水量 | 150l/h |
【審査員の評価】
高圧洗浄をするという特別感のある清掃のスタイルを、より日常的で身近にするという商品コンセプトが高い完成度で具体化されている。また、「高圧洗浄機を出先に持っていく」という新習慣の創出を目指す積極的な企業姿勢も素晴らしい。既存のデザインアイデンティティを活かし構成された造形とギミックは、ブランドらしさを十分に引き継ぎながら新しいプロダクトの可能性を生み出している。今後、さらなる性能の向上とデザインの進化に、審査委員の期待と評価が集まった
グッドデザイン「金賞」受賞作品
エレコム「ナトリウムイオンモバイルバッテリー」
出典：ELECOM
最後はいよいよ、栄えある「金賞」に輝いた受賞作品！ エレコム「ナトリウムイオン電池モバイルバッテリー」です。
こちらは、リチウムイオンではなく、世界初のナトリウムイオン電池を採用。釘を刺しても発火しにくく、通常のモバイルバッテリーの約10倍という高い耐久性が特徴です。
−35℃から50℃までという幅広い温度帯で使えるのも驚き。ボディには再生プラスチックを使用、パッケージはプラスチックレスで環境負荷も低減しています。
ELECOM ナトリウムイオン電池モバイルバッテリー
| サイズ | 幅約87×奥行約3×高さ約106mm |
|---|---|
| 重量 | 約350g |
| 電池種類 | 充電式ナトリウムイオン電池 |
| 電池定格容量 | 3.0V/9000mAh 27.0Wh |
| 充電時間 | 約2時間 |
| くり返し使用回数 | 5000回 |
| 使用温度範囲 | 放電時：-35℃～50℃、充電時：0℃～40℃ |
| 定格出力電圧 | USB Type-Cポート：5V/9V/12V/15V/20V、USB-Aポート：5V/9V/12V |
| 定格出力電流 | USB Type-Cポート：3A/3A/3A/3A/2.25A(最大45W)、USB-Aポート：3A/2A/1.5A(最大18W)、合計出力:最大20W |
| 付属品 | USB Type-C - USB Type-Cケーブル(0.1m) |
【審査員の評価】
深刻な社会課題である劣化したリチウムイオン電池の発火問題に対し、この製品は有力な解決策の一つを示している。主原料に地球上で豊富なナトリウムを用いることで、資源が引き起こす紛争や環境破壊、労働問題の解決にも貢献する。また高寿命な点や、極低温環境でも使用できる点は、利用シーンの幅を広げている。先端テクノロジーであるがゆえに起こるサイズやコストという課題にも臆することなく、安全な市場を作るという強い信念で一歩を踏み出す姿勢も、審査委員一同、高く評価した。この製品が今後社会をどう変えていくのか、私たち使う側の選択も問われている。
“今”を体現するギアでキャンプをブラッシュアップ！
出典：JDP
アウトドア分野では昨年に比べ、緻密で繊細な金属加工製品の受賞が目立った、グッドデザイン賞2025。
一方で、バッテリーなどハイテクアイテムの躍進も目覚ましく、アナログとハイテクどちらもバランス良く取り入れたいというキャンパーニーズが反映されていたのではないでしょうか？
あなたも、まさに“今”のアウトドアシーンを体現するグッドデザインギアで、いつものキャンプをブラッシュアップしてみてはいかがですか？
