新作「A4 アルミポップアップテーブル」とは?
展開がワンアクション!


新作「ポップアップテーブル」の最たる特徴は、2つ折り天板をパカっと開くだけで、脚パーツも自動的に立ち上がって展開が完了する「ポップアップ」設計なところ。
2本の固定バーをセットし、4本の脚をそれぞれ立たせて展開する「アルミロールテーブル」に比べ、その手間は激減。
いつでもどこでも、サクッと1秒で設置できるのが画期的です。
A4サイズのコンパクト天板

*画像左側が「アルミロールテーブル ナノ」、右側が「A4 アルミポップアップテーブル」
そして「ポップアップテーブル」は幅305×奥行き210×高さ125mmと、天板はほぼA4サイズ。
ほぼA3サイズだった「アルミロールテーブル」よりかなりコンパクトで、同シリーズでは「アルミロールテーブル ナノ」と同じくらいです。
収納時はぺたんこの1/2サイズ


さらに、収納時はパタンと半分に折り畳める構造なので、幅310×奥行110×厚さ30mmとぺたんこに。ゆとりサイズの収納袋も付属しています。
「アルミロールテーブル」では収納時の厚みは70mmなので、その差は実に40mm! 重さも510gと軽くなり、携行性も高まっています。
キャプテンスタッグ A4 アルミポップアップテーブル
| 組立サイズ | (約)幅305×奥行210×高さ125mm |
|---|---|
| 収納サイズ | (約)幅310×奥行110×厚さ30mm |
| 製品重量 | (約)510g |
2大レジェンドと徹底比較してみた…!

出典:CAPTAIN STAG、SOTO*左側「アルミロールテーブル ナノ」、右側「フィールドホッパー」
「ポップアップテーブル」の主な特徴をチェックしたところで、早速キャンプで実戦投入!
サイズ感が同じ「アルミロールテーブル ナノ」と、同じくレジェンドかつポップアップ構造のSOTO「フィールドホッパー」とも比較しつつ、徹底検証してみます!
| アルミロールテーブル ナノ | ポップアップテーブル | フィールドホッパー | |
![]() | ![]() | ![]() | |
| 使用サイズ | 幅330×奥行215×高さ105mm | 幅305×奥行210×高さ125mm | 幅297×奥行210×高さ78mm |
| 収納サイズ | 幅300×奥行40×厚さ50mm | 幅310×奥行110×厚さ30mm | 幅297×奥行110×厚さ19mm |
| 展開/収納 | 10秒/8秒 | 2秒/3秒 | 2秒/4秒 |
| 重さ | 600g | 510g | 395g |
| 耐荷重 | 10kg | 10kg | 3kg |
| 耐温性 | 加熱した器具直置きNG | 加熱した器具直置きNG | 加熱した器具直置きOK |
展開と収納がラクなのは…?
アルミロールテーブル
*動画は2倍速です
4枚の天板がバラバラのため、裏側で支える「固定バー」が2本ある「アルミロールテーブル ナノ」。さらに脚パーツも4本あって、それぞれ立たせる工程が必要です。
急いで展開しても約10秒、収納時も約8秒という結果に。
フィールドホッパー
一方、元祖ポップアップミニテーブル的存在の「フィールドホッパー」。
さすが、展開時は約2秒! けれど、収納時はワンアクションではなく、天板下にはみ出た脚パーツをサイドへ回して納める工程を経て、約4秒でした。
A4 アルミポップアップテーブル
そして最後が「ポップアップテーブル」。
展開も収納もほぼ「開く」と「畳む」動作のみで完了。それぞれ約2秒と3秒という最速タイムをマークしました!
展開時のサイズ感は?


*右側から「アルミロールテーブル ナノ」、「ポップアップテーブル」、「フィールドホッパー」
3台とも、天板サイズはほぼA4と変わらず。
サイドから見ると、「ポップアップテーブル」が12.5cmと最も高さがあり、チェアと合わせたときの使い勝手が良さそうです。


実際にギアを置くとこんな感じ。シングルバーナーにシェラカップ、コップに皿などもおけて、ソロなら十分実用性のある天板サイズです。
ただし、SOTO「レギュレーターストーブ ST-310」だとCB缶を寝かせるため、かなり手狭に。ショートタイプのCB缶を使うなどの工夫が要りそうです。
携行性はどうか?

*右側から「アルミロールテーブル ナノ」、「ポップアップテーブル」、「フィールドホッパー」
続いては携行性の比較。この点に関しては、収納時の薄さ1.9cm、重さ395gの「フィールドホッパー」が圧勝でした。

とはいえ、「ポップアップテーブル」も薄さ3cmと健闘。バックパックのサイドポケットなんかにもスルッと収まり、なかなかの携行性と言えますね。
使い勝手や汎用性は…?
面で支えるから安定感が抜群!

安定性については、脚パーツがパネル形状の「ポップアップテーブル」に軍配が。点や線でなく「面」で支えるから、地面のコンディションが悪い場所でも安定しやすかったです。
また、先端がやや鋭角なため、柔らかい場所ではグッと抑えて刺すように固定することも可能。
耐荷重10kg!スタンド代わりに

そして注目すべきなのが「ポップアップテーブル」の耐荷重です。
ワンアクションのポップアップ構造でありつつも、耐荷重は10kgと、「アルミロールテーブル ナノ」に同じ。

ワットノットの「ワンタッチバケット」やクーラーボックスなど重いものも置けるので、テーブルとしてだけでなく、スタンド代わりにも使い回せます。
この点「フィールドホッパー」は、軽さ重視のために耐荷重3kgとやや劣勢という印象。
熱いモノを直接置くのは…?

続いては天板の耐高温性をチェック!
実は「フィールドホッパー」が優れている点として、加熱した調理器具などの直置きがOKなことも忘れてはいけません。
この点「アルミロールテーブル ナノ」は、NGなので使い勝手においてやや劣ります。

「ポップアップテーブル」も同じく、取扱説明書ではNGに。
今回筆者は、試しにお湯を沸かしてすぐのケトルを直置きしてみたところ、すぐさま焦げ跡が付いたり天板が歪むことはありませんでした。
材質的にはアルマイト加工されたアルミニウム合金なので、あくまで自己責任のうえでご判断ください。
気になったのはこんなところ
慌てると指を挟むので注意

「ポップアップテーブル」で1つだけ気になったのが、収納時の持ち方。
天板裏側に指がある状態でパタンと畳んでしまうと、天板を閉じる以前に、脚パーツに指を挟んでしまいます。


天板裏面の注意書きシールにもある通り、いったん脚パーツを押してから天板を閉じるか、天板の側面を持って閉じるよう、注意が必要です。
キャプテンスタッグ A4 アルミポップアップテーブル
| 組立サイズ | (約)幅305×奥行210×高さ125mm |
|---|---|
| 収納サイズ | (約)幅310×奥行110×厚さ30mm |
| 製品重量 | (約)510g |
結論:いいとこ取りのハイブリッドテーブル!

ミニテーブルの2大レジェンドとの比較検証から分かったのは……、「ポップアップテーブル」は、まさにいいとこ取りのハイブリッドということ!
展開1秒ワンアクション、だけど薄くて携行性良し、耐荷重10kgで汎用性も◎。
とにかく手軽&タフに使い回せる、そんなミニテーブルをお求めの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!






