「え、そこ取れるんだ！？」「これなら持って行ける」Amazonで見つけたポットが革命的に便利だった（2ページ目）

実際にコーヒーを淹れてみた

コーヒー豆とフィルターをセットしてドリップを開始してみると、さすがグースネック注ぎ口。非常に注ぎやすいです。狙った場所をピンポイントで無駄無く注ぐことができ、注いでいて気持ちよさすら感じました。

コーヒーを入れるとき、注ぐ量をコントロールしやすい

少量の注ぎも得意なので、ドリップ時の“蒸らし”も格段にしやすい。お湯を少しずつ入れてゆっくり蒸らしながら、時間をかけて至福の一杯を作ることができます。

このこだわった丁寧なコーヒーは、やはり細口ケトルでないと難しいですよね。

持ちやすいハンドルも気に入った

お湯を多めに入れるとハンドルが熱くて掴めなくなりそうなものですが、そこはさすがチタン製。熱くないです。（広範囲で派手に熱すると、取手も熱くなる可能性はありますが）

また、指に沿うハンドルの形状も力が入れやすく、使いやすさを感じました。

蓋のツマミはロックできて、沸騰後も安心

蓋のツマミはスライドさせるとロックできる仕組み。

ロックしていないとパタパタ倒れて、沸騰後に蓋が取りにくくなってしまうことも。沸騰開始前に、あらかじめ蓋をしっかり立ててからロックをかけることをおすすめします。

いや～！丁寧に淹れたコーヒーは、やっぱり美味い

実際に飲んでみると、とてもコーヒーが美味しいです！

そもそも良い豆を準備してきたというのもありますが、チタンコーヒーポットのおかげで正確な湯量を入れられたし、気持ちもこもります。

また、チタン製のコーヒーポットは匂いが移らないというのも美味しくなる理由の1つでしょう。

他の飲み物にも有効だった

注ぐのに微調整がしやすい分、カフェオレはもちろん味噌汁にも有効。思ったより多く入れてしまうなどのハプニングは、ほとんどないはずです。

また、少し鋭く細い注ぎ口のため固形物も溶けやすいので、かき混ぜる手間を多少省いてくれるのもありがたい。コーヒーポットは、お湯を注ぐプロですね。

クッカーとして使う場合の“漏れ”はどう？

グースネックを外した後は普通のマグカップやクッカーとして使用できるという件ですが、気になる漏れはというと……

水をたっぷり入れてそのまま火にかけて沸騰させてみたところ、キャップ内部のパッキンが溶けることもなく、ネジは隙間なくしっかり締まったので漏れもなし。問題なくクッカーとして使用できました。

ここがちょっと微妙…

スタッキングはしにくいかも

中に物を入れるときに、どうしてもこの湾曲した注ぎ口のパーツが邪魔に。斜めに立てかけるようにして入れれば蓋は閉まるのですが、微妙に寸法が惜しいな……というのが本音です。

とは言えスタッキングにこだわらなければ手軽に持って行ける。そして何より本格コーヒーを淹れられるという注ぎ口を外せるがゆえのメリットの方が大きいので、ここは範囲内でしょう。

沸騰状態がわかりにくい

沸騰する前に蓋がカタカタ鳴るものの、完全なる沸騰のタイミングを読むのがちょっと難しい。蓋に小さな穴でも開いていれば、解決しそうなんですけどね。

また、注ぎ口からの吹きこぼれが心配でしたが、ほぼ並々に入れて沸騰させても大丈夫でした。

コップ付きが欲しい場合は、買う前によく確認を

この「チタンコーヒーポット」には販売形式がいくつかあり、“ポットのみ”と“小さいビールカップ付き”とを選んで購入することができるようです。

付属のコップはビールカップとなっていてかなり小さいようですが、こちらが欲しい方は購入の際要注意。ビールカップ付きの方を選択しましょう。

もうひとつ気づいたのが、まるで同じような商品で多少お安めのものがあったこと。よく見ると、SOUUXIUというメーカーもほぼ同じ構造のチタン製ポットを出しています。

LIXADAはカップ付きだとAmazonで約5,000円のところ、こちらはコップなし／コーヒーフィルタ付きで約4,000円（※2025年10月現在）。個人的には小さいコップは要らないけど、フィルター付きかつリーズナブルな方が良かったな～と後になって思いました（笑）。

とくにブランドにこだわりがなく単純に注ぎ口が外せるポットが欲しいという方は、コストパフォーマンスにも注目して選ぶと良いかもしれません。

外コーヒーを楽しもう！

多少クセがあるなとは思ったものの、やはり外でコーヒーを入れるときにチタンコーヒーポットがあるのと無いのとではテンションが全然違う。ちょっとその辺でデイキャンプ……ってときにも欲しいアイテムです。

コーヒーの美味しいこれからの季節、ぜひ試してみてはいかがでしょうか？

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