人気の多機能ハンマーが進化

左「REVOハンマー」右「REVOハンマーⅡ」
2017年にユニフレームが発売した「REVOハンマー」は、ペグを打ち込む&抜くだけに収まらない、充実の機能性で大ヒット。ワンランク上のハンマーとしてキャンパーから長年愛されてきました。
そして2025年10月4日、待望の後継モデル「REVOハンマーⅡ」が登場。さまざまな改良がプラスされ、さらに頼れるギアにアップデートを果たしました。
取り回しのよさ大幅アップ

撮影:編集部
「REVOハンマーⅡ」の全長は約27cm。前作より約2.5cmコンパクトになり、グリップ形状も丸みを帯びたフォルムへと変更されました。手にしっくり馴染み、扱いやすさが向上しています。

重量は約700gと前作と変わらず。ズッシリとしたバランスのよい重みのおかげで、短くなった分むしろスイングがしやすくなっています。

さらにグリップエンドのストラップホールが指に絶妙にフィットし、力がダイレクトにペグへ伝わる感覚も健在。前作を超える快適な打ち心地を実感できる仕上がりです。
多機能すぎて、もはや“マルチツール”

「REVOハンマーⅡ」は、ペグを打ち込むだけの道具にとどまりません。ペグ抜きやメンテナンスまでこなす、多彩な機能を備えた“マルチツール級”の存在です。ここからは、そのユニークな機能を順番にチェックしていきましょう。
“独自形状”でペグを引き抜きやすい先端

打撃面の裏側に備わった、この“爪”はペグを引き抜くためのパーツ。今回のモデルでは従来より短くリデザインされ、タフさとホールド性がさらに向上しました。


使い方はシンプル。ヘッドを地面に当て、ハンドルをまっすぐ倒すだけで、てこの原理によってスムーズにペグが抜けます。

地中に埋もれてしまったペグも、独特な角度を持つ先端でスコップの様にほじり出せばスピーディに救出可能です。
“溝付き”ペグのケアまでできる

引き抜いた直後の泥だらけのペグも、波状の凹みに沿わせてスライドさせればサッと土を落とせます。

撮影:編集部
雑巾で拭くひと手間も不要。ペグを抜いた勢いのまま、その場で掃除まで完了できるのはうれしい仕様です。
“大・小の孔”で曲がったピンペグを修理

撮影:編集部
ペグ引き抜き部に並ぶ大小の穴に、歪んだペグを差し込んでグッと力をかければ、多少の変形なら元の形に戻せます。

撮影:編集部

撮影:編集部
専用工具を使わずに済むうえ、怪我のリスクも抑えられます。
万能ハンマーの新世代モデル「REVOハンマーⅡ」

ユニークなデザインに多彩な機能を搭載した「REVOハンマーⅡ」は、まさに万能ハンマーの新世代モデル。ユニフレームのパワーペグシリーズのような細身タイプとは抜群の相性を発揮し、もちろん鍛造ペグもしっかり打ち込めます。
設営から撤収、さらにはペグのケアまで、この一本で完結。キャンプの快適度をグッと引き上げてくれるので、見逃せない存在です。
ユニフレーム REVOハンマーⅡ




