タープに挟んで、周辺を明るくする

まず思いついたのが、テントやタープの幕にクリップで挟むこと。装着できるのは幕の端っこ限定にはなりますが、ライト部分がくるくる回るので、思っていた以上に狙ったところを照らしやすい!
先ほど「キャンプでとあるシーンでめっちゃ役立った」と書いたのは、まさにこれのことなんです。
これサブライトにぴったり。もう1つ追加して2方向から照らせば、タープ下全体をよりカバーできそうだなと思いました。

ちなみに、防水規格はIPX4で、雨の水滴や結露から守れるスペック。電池パック部分がしっかりカバーされているので、多少の雨くらいならしみ込むことはなさそうです(完全防水ではありません)。
置いても使える

ただ単にテーブルなどに置いて使うもよし。メインの点灯モードで11時間もつスペックなので、防犯のためにリビングスペースや前室に置いて、ひと晩中さりげなく照らしておく……なんて使い方もいいかもしれませんね。
【ゴム紐でアレンジ】ポールにくくりつける

ここからはちょい足しのアレンジ技です。
冒頭でご紹介したように「クリップ部分のスリット」を使えば、ゴム紐を通すこともできるので……

こんなふうにポールへの取り付けも可能に。筆者は細めのゴム紐を通して、ストッパーをつけています。

……もうお気づきの人もいるかもしれません。こうすると「コンパクトマルチランプ」と似たような使い方ができちゃうんです!
ゴム紐を用意する手間はかかりますが、正直、新作に搭載された「クリップ式」と「2軸回転」がかなり便利に感じたので、筆者のようにキャンプで活用するのであれば、個人的にはこちらの新作推しですね!

ポールに取り付けると、光の向きも、高さも自由自在。利便性がぐっと上がります!
▼ゴム紐バージョンの多彩な使い道はこちらの記事でご紹介しています
【ゴム紐でアレンジ】ヘッドライトにも

ゴム紐が通っていれば、帽子がなくてもヘッドライトにできるメリットもあります。
正直言って、クリップでの帽子装着は、帽子のツバが固いとき限定です。ツバがしっかりしていないと、クリップで取り付けてもライトの重みで目の前に垂れてきちゃうんですよ……。
なのでヘッドライトとして使うなら、ゴム紐を付けておくのが断然便利です。
【カラビナでアレンジ】引っ掛けるところがあるときは…

先ほどはクリップ部分のスリットにゴム紐を通しましたが、今度はここにカラビナを通してみます。すると……


こんなふうにランタンスタンドに掛ければ、卓上の真下もバッチリ照らせます!
ということは7way以上?!

本来の使い方である「カバンに付ける」「洋服に付ける」の2つに、先ほど紹介した5つの使い方を加えると、合計7通りの使い方ができるという結果に。まさに1つで何役もこなせる、万能アイテムだと思いません?
もう1つ欲しくなる!

ぶっちゃけ買う前はここまでマルチに使えるとは思ってもみなかったんですが、いざ手に取ってみると、シグナルライトの枠を超えた可能性を感じました。
なんせ32g、リップクリームサイズですから、キャンプはもちろん有事のときの備えとしてもおすすめです。これが1,000円台で買えるのは、アツい!
モンベル「クリップオン コンパクトライト」の詳細はこちら




