明るさをチェックしてみると…

ライトたるもの、肝心なのは明るさです。果たして、キャンプで使っても物足りるのでしょうか?
点灯するときはダブルクリック

まず明かりをつけるときは、ボタンをダブルクリックします。これ、カバンの中で勝手に点かないように工夫されてるんです。

しかもボタン、蓄光です! こういう小さなアイテムでも、モンベルは気の利いた配慮を忘れないところにグッときちゃうんですよね〜。
最大35ルーメン…だけど意外と明るい!
繰り返しになりますが、このライトはあくまで「シグナルライト」。よくある小型ランタンのようにべらぼうに明るいわけではないですが、広範囲をほどよく照らしたり、手元・足元を照らし出すぶんには十分!

というのも、広角レンズが使われているので広範囲に光を拡散できるんです。だから意外と明るく感じるのかも。
明るさは35ルーメンで、照射距離は11mとのこと。小さいくせに、なかなかやるヤツです。

LEDライトの色温度は、くっきり見える高輝度白色です。
ゴールゼロのように長押しして明るさを変える(調光機能)ことまではできないので、悪しからず。
照射モードは3つ

照射モードは、白色、白色点滅、赤色点滅の3つ。ボタンを押すごとにモードが切り替わるしくみです。
一方で「コンパクトマルチランプ」は、LOWモード(10ルーメン)、HIGHモード(35ルーメン)、白色点滅の3パターンでした。やはり立ち位置が「一般的なライト」なのか「シグナルライト」なのかで、ちょっとした機能が違っているようですね。
11時間もつ!

LEDライト選びでは、明るさの次に点灯時間が重要ですよね。
気になる照射時間はというと、メインの白色点灯モードで11時間。約半日持ちます。電池が減って少し暗くなったとしても、ひと晩使うには十分でしょう。
「何回も押さないと消えない」ストレスなし

地味にありがたいのが、どのモードで点灯していても、「3秒以上そのままにしておけば、次のボタン操作でスッと消せる」仕様になっていること。
つまり、一押しでオフにできるんです。
というのも、いくつか点灯モードがあるライトって、点灯モードの数ぶんボタンを押さないと消灯できないことがあり、頻繁にオンオフしたいときはちょっと面倒なんですよね。ゴールゼロやダイソーのCOBライトがそのタイプ。特に点滅モードがあると、いちいち点滅もしちゃうし……。
ちょっとした気配りなんですが、何回も押さないと消えないストレスがないところにも、モンベルらしい工夫を感じます。もちろん「コンパクトマルチランプ」も同様の機能です!

▼クリップオンコンパクトライトのスペックまとめ
| 照射モード | 明るさ | 照射時間 | 照射距離 |
| 通常点灯(白色) | 35ルーメン | 11時間 | 11m |
| 点滅(白色) | 35ルーメン | 72時間 | ー |
| 点滅(赤色) | 1ルーメン | 139時間 | ー |
【キャンプで活躍】いろんなところに付けてみた

冒頭でお伝えしたように、このライトの立ち位置は自分の存在を知らせるためのシグナルライトなので、カバンや帽子のツバなど身につけるのが本来の使い方。
なのですが、角度・向きを変えられる便利さからもっと応用できるのでは? と思い、キャンプ道具を使っていろいろと模索してみました。
