「地面に寝るのはもう古い!?」虫も雨も防げるテントコットおすすめ7選
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キャンプの夜、地面のゴツゴツや冷え、さらには虫や雨に悩まされた経験はありませんか? そんな不快感を一気に解決してくれるのが「テントコット」。
コットの上にテントを組み合わせることで、地面から浮いた快適な寝床が完成します。設営もラクで、まるで秘密基地のような居心地の良さ。今回は、キャンプをもっと快適にしてくれるテントコットのおすすめモデルを7つ厳選してご紹介します!
2025/09/16 更新
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編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール
制作者
斎藤誠
キャンプが仕事のアウトドアライター。連続500泊以上に渡る“日本全国車中泊旅”の経験がアイデンティティー。国内の見どころに関する経験値だけは、誰にも負けない自信あり。趣味はキャンプ・旅行・バイク・スキューバダイビング・温泉めぐりなど。
斎藤誠のプロフィール
アイキャッチ画像出典:楽天市場
テントコット(コットテント)とは?

出典:Instagram by @kamp_rite
テントコットとは、キャンプに必須のテントと、簡易的なベッドであるコットが合体したキャンプ用品。基本的にはコットの上に専用のテントを“後乗せ”するタイプが主流です。
なかにはテント部分とコット部分があらかじめ一体化されたモデルもありますが、あまり選択肢は多くありません。すでに持っているコットを活かして使えるのが魅力です。
メリット
テントコットのメリット
- 地面の凸凹や冷えの影響を受けずに快適
- 雨が降っている日もテントの底が汚れない
- ペグ打ちが不要で設営がとても簡単
- 地面を這う虫を心配せずに済む
テントコットには具体的に、上記のようなメリットがあります。詳しくみていきましょう!
地面の凸凹や冷えの影響を受けずに快適

出典:Instagram by @kamp_rite
キャンプで快適に眠るためには、地面の凹凸や固さ、そして時期によっては冷えを解消することが重要です。
その点、テントコットは普通のコットと同様に「地面から距離をとれる」という特徴があるので、地面からの影響をほぼ受けません。あらゆる場所他、時期において、快適な寝床を確保できます。
雨が降っている日もテントの底が汚れない

出典:PIXTA
雨の日のキャンプで面倒なのが、テントが汚れてしまうこと。特に、地面と接する底部分に泥汚れが付いてしまうと、帰宅後のお手入れにさらに手間がかかってしまいます。
テントコットを使用した場合も脚は汚れますが、テントの生地が汚れるのと比べると、きれいにするのはとても簡単です。
さらに、大きな水たまりができてしまうような水はけの悪い場所でも、テントの下からの浸水を心配する必要がありません。
ペグ打ちが不要で設営がとても簡単

出典:Instagram by @fieldoorcom
普通のテントは地面にペグを打って固定する必要がありますが、テントコットの場合は不要です。
基本的にどのモデルも自立するので、ペグが刺さらないコンクリートの上にも設営できます(※一部、ペグ打ちが必要なモデルあり)。
また、設営したあとで移動するのも比較的簡単です。大きなテントのなかに就寝スペースとして小さなテントを設置する、いわゆる「カンガルースタイル」にも便利に使えます。
地面を這う虫を心配せずに済む

出典:Instagram by @waqoutdoor
テントコットの就寝スペースは地面から離れているので、ムカデやカメムシなどの、地面を這ってくる不快な虫をブロックできます。
そのため、テントコットは虫が嫌いな人にとって大きなメリットを持つアイテムといえます。
デメリット
ほとんどが2人以上で使用できない

出典:Instagram by @kamp_rite
テントコットはほとんどがソロ用です。そのため、2人以上で一緒に寝たいシチュエーションには適していません。
ファミリーキャンプなどで使いたい場合は、テントコットを2個以上用意するか、普通のテントとあわせて使うなどの方法も検討しましょう。
テントコットおすすめ7選

出典:タンスのゲン
テントコットのおすすめモデルを厳選! 買いやすい低価格モデルから、有名ブランドのハイスペックモデルまで、幅広い製品を紹介します。
最後に紹介するのは、すでにコットを持っている方におすすめのテントのみのモデル! 1万円以内で購入できる製品もあり、気軽にテントコットの便利さを味わえます。
| 使用時サイズ | 195×70×90cm(テント本体)、290×270×125cm(フライシート) |
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| 収納時サイズ | 56×18×15cm |
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| 重量 | 4.4kg |
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| 耐水圧 | 2,000mm |
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| テント素材 | 210Tポリエステルリップストップ |
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| フレーム素材 | - |
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| セット内容 | テント本体、フライシート、テント用ポール、跳ね上げ用ポール、ペグ、収納バッグ |
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| 使用時サイズ | 195×70×90cm(テント本体)、290×270×125cm(フライシート) |
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| 収納時サイズ | 56×18×15cm |
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| 重量 | 4.4kg |
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| 耐水圧 | 2,000mm |
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| テント素材 | 210Tポリエステルリップストップ |
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| フレーム素材 | - |
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| セット内容 | テント本体、フライシート、テント用ポール、跳ね上げ用ポール、ペグ、収納バッグ |
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おすすめポイント
●同社の「2WAY フォールディングコット」と合体できるテント
●ワイドサイズとレギュラーサイズの2種類から選べる
●フレーム式なので室内広々。しかもコンパクトに収納できる
| 使用時サイズ | 200×123×95cm |
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| 収納時サイズ | 46×14×15cm |
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| 重量 | 1.5kg |
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| 耐水圧 | 2,000mm |
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| テント素材 | 20Dナイロン |
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| フレーム素材 | - |
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| セット内容 | テント本体、ペグ、固定バンド、収納バッグ |
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| 使用時サイズ | 200×123×95cm |
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| 収納時サイズ | 46×14×15cm |
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| 重量 | 1.5kg |
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| 耐水圧 | 2,000mm |
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| テント素材 | 20Dナイロン |
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| フレーム素材 | - |
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| セット内容 | テント本体、ペグ、固定バンド、収納バッグ |
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おすすめポイント
●ヒモを引っ張るだけでフレームが立ち上がるワンタッチ構造
●バイクや自転車にも積載しやすいコンパクトサイズ
●コットとの連結をマジックテープでおこなうため非常に手軽
▼詳細にレビューしている記事はこちら!
ThousWinds スコーピオンテント インナーテント
| 使用時サイズ | 200×66×108cm |
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| 収納時サイズ | 44×9cm |
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| 重量 | 0. 917kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | 15D両面コーティングシリコンナイロン、20Dヤーンメッシュ |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | - |
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| 使用時サイズ | 200×66×108cm |
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| 収納時サイズ | 44×9cm |
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| 重量 | 0. 917kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | 15D両面コーティングシリコンナイロン、20Dヤーンメッシュ |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | - |
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おすすめポイント
●高品質なアルミポールを使用し、ダブルクロスでしっかりと立ち上がる
●シリコンコーティング生地を採用。超軽量かつ速乾性に優れる
●別売りの専用フライシートとの組み合わせがおすすめ
▼専用フライシートはこちら
ThousWinds タウラス 1P インナーテント
| 使用時サイズ | 218×78×110cm |
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| 収納時サイズ | 43×10cm |
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| 重量 | 1.0kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | 5D/420T両面コーティングシリコンナイロン、20Dナイロンメッシュ |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | - |
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| 使用時サイズ | 218×78×110cm |
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| 収納時サイズ | 43×10cm |
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| 重量 | 1.0kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | 5D/420T両面コーティングシリコンナイロン、20Dナイロンメッシュ |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | - |
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おすすめポイント
●ワイドコットに対応する幅78cmのワイドモデル
●ゆったりと使えるサイズながら約1.0kgと軽量
●ソロでもゆったり使えるサイズ感
▼専用フライシートはこちら
| 使用時サイズ | 198×69×105cm(テント本体)、200×180×120cm(フライシート) |
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| 収納時サイズ | 50×15×15cm |
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| 重量 | 3.25kg |
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| 耐水圧 | 2,000mm |
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| テント素材 | 190Tポリエステル |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | テント本体、フライシート、ポール、ガイロープ、ペグ、ロープ・ペグ用ケース、収納バッグ |
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| 使用時サイズ | 198×69×105cm(テント本体)、200×180×120cm(フライシート) |
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| 収納時サイズ | 50×15×15cm |
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| 重量 | 3.25kg |
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| 耐水圧 | 2,000mm |
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| テント素材 | 190Tポリエステル |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | テント本体、フライシート、ポール、ガイロープ、ペグ、ロープ・ペグ用ケース、収納バッグ |
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おすすめポイント
●オールシーズンで活躍するスカート付きのテントコット
●低価格ながら軽量・高強度のアルミ合金製フレームを採用
●前後に出入り口とキャノピーを備えた便利なスタイル
| 使用時サイズ | 190×68×100cm |
|---|
| 収納時サイズ | 50×14×14cm |
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| 重量 | 2.25kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | ポリコットン、150Dポリエステル |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | - |
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| 使用時サイズ | 190×68×100cm |
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| 収納時サイズ | 50×14×14cm |
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| 重量 | 2.25kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | ポリコットン、150Dポリエステル |
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| フレーム素材 | アルミニウム |
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| セット内容 | - |
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おすすめポイント
●TC素材なので、結露しにくく燃え広がりにくい
●フルメッシュ・ハーフオープン・フルクローズ可能
●コット無しで、単体でも使える
| 使用時サイズ | 230×70×70cm |
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| 収納時サイズ | 70×4cm |
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| 重量 | 1.2kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | ポリエステル |
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| フレーム素材 | グラスファイバー |
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| セット内容 | テント本体、ペグ、収納バッグ |
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| 使用時サイズ | 230×70×70cm |
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| 収納時サイズ | 70×4cm |
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| 重量 | 1.2kg |
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| 耐水圧 | - |
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| テント素材 | ポリエステル |
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| フレーム素材 | グラスファイバー |
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| セット内容 | テント本体、ペグ、収納バッグ |
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おすすめポイント
●パッと瞬時に展開するポップアップタイプ
●ローコット・ハイコットを問わず幅広いコットに装着可能
●重量1.2kgと軽く、薄くたためるため収納場所に困らない
▼詳細にレビューしている記事はこちら!
テントコットの選び方

出典:Instagram by @naturehike_japan
テントコットを購入する際は、以下の4つのポイントをもとに選びましょう!
① 組み合わせるコットの幅に適したものを選ぼう

出典:Instagram by @hiyoshun2
テントコットのサイズは、幅70cm前後の1人用が一般的です。なかには幅80cmほどのワイドコットに対応したモデルもあるので、「少しでもゆったり過ごしたい」という方にはそちらもおすすめです。
② 収納時のサイズと重量から持ち運びのしやすさをチェック

出典:Instagram by @waqoutdoor
大きくて重い製品ほど、キャンプ場での運搬、車への積み込み、自宅での保管が大変になります。すると使用する機会が減り、結果的に無駄な買い物になってしまうかもしれません。
それを避けるために、収納時のサイズと重量をしっかりチェックし、無理なく扱えそうなテントコットを選びましょう。
コンパクトで軽量なテントコットが欲しい場合は、組み立て式、またはテントのみで販売されているモデルが最適です。
③ 耐水圧が1,500mm以上あると雨の日も安心

出典:ネイチャーハイク
“どれだけの水圧に耐えられるか”を示す耐水圧も重要なポイント。テント部分の生地の耐水圧が1,500mm以上あれば強い雨にも耐えられます。
ここで注意したいのが「耐水圧が高いほど良いというわけではない」という点です。耐水圧が高いほど雨に強い一方で、通気性が低いので蒸れやすくなります。
そのことから、耐水圧1,500〜2,000mm程度が、雨への耐性と快適性を両立しやすいベストバランスといえます。
➃小物用ポケットなどの機能が充実しているとより快適!

出典:Instagram by @waqoutdoor
テントコットの内部・外部に備え付けられた、細かな機能にも注目しましょう。機能の例として、以下のものがあります。
テントコットに備わっている機能の例| 機能 | 役割 |
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| キャノピー | 出入り口の外側に展開できる屋根のようなもの。雨や日差しをブロックしながら、その下で過ごせる。 |
| メッシュパネル | 出入り口に備え付けられたメッシュ製のパネル。虫の侵入を防ぎながら換気ができる。 |
| 小物用ポケット | スマートフォンなどを入れておけるポケット。小物類の片付けや、紛失防止に役立つ。 |
| ランタンフック | テント内の天井に備え付けられたランタンを吊り下げるためのフック。高い場所にランタンを設置することで、テント内を効率的に照らすことができる。 |
| スカート | テントの下部に備え付けられた風の侵入を防ぐスカート。冷気をブロックできるため、冬のキャンプで重宝する。 |
| ベンチレーター | 換気をするための窓。多く備わっているほど、蒸れや暑さを抑えられる。 |
これらの装備が充実しているモデルほど、不便を感じずに過ごせるでしょう。特にキャノピーとスカートの有無は、使い勝手に大きく影響する要素です。
キャンプで使用している様子をイメージし、自分にとってどの機能が重要かを考えてみましょう。
以上の5つのポイントをもとに、長く愛用できそうなテントコットを探してみてください。ここからは、おすすめのモデルを紹介します!
テントコットのよくある質問・疑問
テントコットについて、よくある質問や疑問について解説します。テントコット購入のヒントにしてください!
寝心地を良くする方法はあるの?

出典:PIXTA
元々、寝心地の良いテントコットですが、キャンプ用のマットを敷くと快適性がさらにアップ!マットのクッション性により体圧を分散してくれるほか、断熱効果を得られるのも大きなメリットです。寒い時期のキャンプで気になる、コットの下から伝わる冷えもブロックしてくれます。
キャンプ用のマットについては別の記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらも参考にしてください!
▼キャンプ用のマットについて詳細の記事はこちら!
テントコットで寝るとき、荷物はどこに置けばいいの?

出典:PIXTA
荷物はテント部分の中、コット部分の下、車の中などに置けます。ただし、濡らしたくない荷物や貴重品は、外に出しておかないように注意しましょう。
テントコットで新しいスタイルのキャンプを満喫しよう!

出典:PIXTA
まるで秘密基地のような空間が、簡単に手に入るテントコット。キャンプはもちろん、自宅の庭やベランダで楽しんだり、早朝から釣りを始めるための待機場所として使ったりといった活用方法もあります。まだ使ったことがない方にとっては、新たな趣味の入り口となるかもしれません。
前半で解説したテントコットのメリット・デメリットや、選び方のポイントを振り返り、自分にとってベストなモデルを見つけましょう!
テントコットに関するこちらの記事もおすすめ!
▼コットのおすすめを紹介している記事はこちら!
▼軽量なコットを紹介している記事はこちら!
▼ワンタッチテントのおすすめを紹介している記事はこちら!