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【オヤジの自由研究】まだまだ暑すぎるから、ダンボールでソーラークッキングしてみた…(2ページ目)

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アースダンボール 「ソーラークッカー」

なんとか炊き上がりました。芯の残りがある程度感じられますが、食べられないこともない、というところ。

同じく「エコソーラークッカー」で温めたレトルトカレーをかけ、光熱費0円ランチの完成です。

目玉焼きは透明のフタが欲しい!

アースダンボール 「ソーラークッカー」

続いて「目玉焼き」にチャレンジ。

まずは薄く油を塗った黒い鉄フライパンを「エコソーラークッカー」で15分ほど予熱します。

アースダンボール 「ソーラークッカー」

卵を落としてみます。フライパンの表面温度が高いせいか、落としたところからすぐに白身が固まっていくので、かなり期待が高まりますが……、

アースダンボール 「ソーラークッカー」

やはり黄身はなかなか固まりません。そこで、ガラスの蓋を用意し、上から乗せてみました。すると、見るからに急速に黄身が固まっていきます! 

結局30分ほどかかりましたが、しっかりした目玉焼きが完成しました。やはり、「密閉」が重要なんだと痛感。

アースダンボール 「ソーラークッカー」

見てください。このほどよく黄身にまで火が通った感じを。醤油をかけて食べてみましたが、完璧に普段通りの目玉焼きでした! 

太陽光だけでここまで完璧にできるというのは、なかなか驚きです。

ホットケーキは高難易度!?

アースダンボール 「ソーラークッカー」

続いては、いよいよ「ホットケーキ」に挑戦です!

目玉焼きより高温にする必要があるので、HPにあるテクニックなどを参照し、フライパン下に割りばしを挟み下方向からの集光量を増やしてみます。

アースダンボール 「ソーラークッカー」

これで油を引いたフライパンを予熱してから、市販のホットケーキミックスを流し込んで蓋をし、ひたすら待ちます。

20分程度である程度焼けたらひっくり返し、さらに裏面も同様に焼いて完成。

アースダンボール 「ソーラークッカー」

さらっと完成したように見えますが、やはり集光が難しくて、実は何度か失敗しています。

あまり目を離さないようにしながら、光に当て続けないとなかなかうまくはいかないようです。何しろ、太陽や風向きの変化で簡単に温度が下がってしまうんです。

気になることもなくはない

強度はやっぱりダンボール

アースダンボール 「ソーラークッカー」

あくまでもダンボール製なので、長期的な耐久性には疑問が残ります。

公式ページには「撥水加工済み!水が軽くかかるくらいであれば大丈夫!」とあり、確かに集光加工されたシルバー部分の撥水効果はしっかりしています。が、それ以外の部分は夜露などでもダメージがありそうです。

また、大きなダッチオーブンなど、あまり重い調理器具など置くと変形してしまう可能性が。

使えるクッカーが限定される

アースダンボール 「ソーラークッカー」

集光のための黒い色に加え、密閉しつつ加熱の進行具合を確認できる「ガラス蓋」が欲しい場面があるなど、調理器具の選択肢がかなり絞られるのが困りものです。

黒い色は付属のテープで代用できますが、ガラス蓋は別途用意しないといけません。

ラップでガラス蓋の代用ができる場面もあるようですが、フライパンでの焼き物メニューでは難しいですよね。

重要なのは太陽光!確実に晴天の日に活用を

アースダンボール 「ソーラークッカー」

「エコソーラークッカー」を実際に使ってみて、実のところ「気温」はあまり関係がない点がポイントだと感じました。

常にしっかりと太陽の方へ向けないと、たちまち温度が下がって調理は失敗。側にいてこまめに向きを変える必要があるため、猛暑下ではことさら大変でした……。

「時間も手間もかかるし油断すると失敗する」という点まで込みで楽しめれば、キャンプのイベントとしてもなかなか面白く、お子さんとの自由研究などにもうってつけです。

また、電力や燃料と違って太陽光が枯渇することは考えにくい点で、災害用として持っておくのは非常に安心感があると思います。1つ持っていて損はないアイテムです!

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