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【爆速レビュー】カマボコと何が違う?DOD新作「カマボーン」と「エアボーン」を使ってみた(2ページ目)

フレームだけで自立。設営の手間を減らした「カマボーン」

DODのカマボーン

カマボーンは、従来の「ポールをスリーブに通す」煩わしさをなくし、フレームを立てて幕を吊るすだけのアウトフレーム方式を採用した、トンネルテントの革命児です。

設営のストレスを一気に解消しつつ、カマボコ譲りの広さや快適性も継承した、正統進化の一張り。

もちろんフレームレス以外にも随所にDODらしさの光るアップデートポイントがありました。

特徴1. ファミリーテントとしては軽い

DODのカマボーン

インナーテント、ペグ・ロープもセットになって、総重量は約17.4kgと、ファミリーテントとしては軽く、車への積み下ろしも想像以上にラク。

収納サイズはそれなりに大きくなりますが、コンプレッションベルトも備えており、撤収も収納もしやすくなっています。

特徴2. アウトフレーム構造で迷わない設営

DODのカマボーン

ポールを先に立ち上げ、幕を吊り下げるアウトフレーム方式を採用。スリーブにポールを通す必要がなく、ペグダウンなしでも自立

実際に立ち上げてみると、スリーブに通す手間がないだけでこんなにスムーズなのかと驚かされます。

DOD「エアボーン」のクリップ

また、クリップは画像のように、捻ることで装着できるタイプを採用。地味ですが非常に着脱が楽で、指を挟む心配もなく、「誰でも簡単に」をより追求する努力が伺えます。

DODのカマボーン

リッジポールは挟み込むように接続します。これによって、フレームの柔軟性を保ちつつ、外れることも防止。設営時の地味なストレスが1つ1つ解消されています。

DODのカマボーン

左右の短辺部分は、せり出る形状で、メッシュにしていても雨の侵入を防ぐことができます。

また、ガイロープではなくベルトが設置されていて、テンションの調節も容易に。このオレンジ色もアイボリーとの相性が良く、良いアクセントカラーになっています。

特徴3. 安定感のある骨格と広々空間

DODのカマボーン
中央のポールはAフレーム構造に。強度を保ちつつ、ベンチレーションも配置されている

本体は、同じ長さの2本のサイドポールと、Aフレームのセンターポールの3本で自立。

さらにリッジポールが加えられ、実際に揺らしてみても想像以上にしっかりしていて安心感がありました。

DODのカマボーン

立ち上げた際は出入口も広いので開放感は十分。サイドのメッシュパネルが大きく、開けてみるとかなり風が吹き抜けます。

メッシュが上半分になっていることで雨でも換気が可能。まさに「一日中、どんな天候でも快適に過ごせるリビング」と言ったところ。

特徴4. 明るいのに涼しい、快適な居住空間

DODのカマボーン

幕体はアイボリーで光を取り込み、天井はブラックコーティングで遮熱。撮影日はかなりの日差しと気温だったのですが、メッシュにすれば外より若干涼しく感じるほど遮熱されていました。

DODのカマボーン

インナーテントもご覧の広さ。大人が4人で横になっても余裕があり、足元や頭の上に荷物を置くことも可能です。ファミリーなら寝具と荷物を置いても、大人2人、子ども2人でゆったり過ごせます。

特徴5. 標準装備のデイジーチェーン

DODのカマボーン

あるのとないのとでは大違いの、ランタンや小物を吊るせる天井のフックやループ。カマボーンには、さらに汎用性の高いデイジーチェーンが標準搭載されていました。

細かい部分にまで使い手の声を反映しています。

特徴6. タープのように使えるサイドパネル

DODのカマボーン
DODのカマボーン

サイドのパネルは、跳ね上げればタープのように展開可能。荷物置きや子どもの遊び場、リラックススペースとしても活躍。居住空間を拡張できるのはファミリーにはうれしいポイントです。

DODのカマボーン

しかもこのパネル、片方の幕に余剰面積があり、画像のように対となるパネル側にはみ出す仕様。これにより、2枚のパネルを、まるで1枚布のように跳ね上げることができます。

スペック詳細

カラー :タン、 アイボリー
価格:129,800円(消費税/送料込)
組立サイズ:(約)W620×D300×H205cm
インナーサイズ:(約)W220×D280×H170cm
収納サイズ :(約)W68×D32×H30cm
総重量 :(約)17.4kg
収容可能人数:大人4~5名
DOD公式サイトはこちら

次は「エアボーン」をみていきましょう!

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