5|47gに詰め込んだ、日常と非常の必需品
ナイトアイズ「ドゥーヒッキーラチェットキーツール」

撮影:相京雅行
日本人がよく使うツールを1本に詰め込んだ、手のひらサイズ47gのマルチツール「ドゥーヒッキーラチェットキーツール」。ボトルオープナーやドライバーなど、全9種類の機能を搭載しています。

とくに、“ボックスカッター”は段ボールのテープや商品タグのループ切りなど日常的に大活躍。錆びにくいステンレス素材なので屋外でもタフに使えて、アウトドアシーンや災害時の頼もしいサポート役にピッタリです。
ナイトアイズ ドゥーヒッキーラチェットキーツール
| サイズ | W24×H103×D10mm |
|---|---|
| 重量 | 47g |
| 材質 | ステンレススチール / ニトリルゴム |
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6|“持っている安心”がカタチになった一本。
Victorinox「ハントマン」

日本だけでなく、海外からも絶大な支持を得ているマルチツールといえば、ビクトリノックスの「ハントマン」。自然災害の絶えない日本ならば、なおさら一人一つ持っておきたいアイテムです。
たった97gの超軽量ボディに、大刀からつまようじまで15もの機能が搭載。食材や薪・ロープのカット・栓抜き・缶切り・ピンセットなど、それぞれのクオリティが高く非常に実用的です。

なかでも、ハサミは日常的によく使うもので、切れ味も抜群。小さいながらもちょっとの力でスッと切れるのは、あらゆるシーンにおいてストレスの軽減にもつながります。
持つことで自信がつく、お守りのような存在ともいえるハントマン。最初の一本としても、最低限の備えとしても常備しておきたいプロ仕様のアイテムです。
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7|火も電気もいらない、熱々ごはんの切り札
協同「モーリアンヒートパック」

撮影:くにぱぐ
昭和世代なら誰もが懐かしむであろう「モーリアンヒートパック」。最近でも駅弁などに使われている、紐を引っ張るとホカホカになるアレです。
仕組みとしては、水と発熱材を反応させて、蒸気でレトルト食材や缶詰などを温められるというもの。
もともと災害時用に作られているため、海水以外の生水で加熱が可能。停電時やライフラインのないキャンプ中に、火を使わずに食材を温めたいときに重宝する、昔ながらのアイテムです。
協同 モーリアンヒートパック 加熱セット Lサイズ
| 加熱可能目安 | Lサイズ:アルファ化米 2食分、レトルト食品約200gとパック飯約200gと缶飲料約250ml (加熱時間約20分) |
|---|---|
| 加熱袋使用回数 | 推奨使用回数は3回まで |
| 使用上の注意 | ■ 水を加えるとすぐに加熱が始まり加熱袋の蒸気穴から高温の蒸気が出ますのでヤケドに特に注意してください。■加熱中は動かしたり、持ち歩いたりしないでください。 ■食材を取り出す際は軍手やタオルを使ってヤケドに充分注意してください。 |
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8|どこでもなんでも、蓄光に
Maratac「マラスペックグローテープ」

出典:Yahooショッピング
太陽光やライトの光を蓄積させ、夜間にボヤ~っと青白い蛍光色に光る“蓄光アイテム”。
なかでも「マラスペックグローテープ」はロール状のシールになっていて、好きなサイズやカタチにカットして、目印にしたい箇所に張るだけと簡単です。

夜間で見失いがちな鍵やライト・ハンマー・ガイロープ・トングなどの小物類に張ったり、玄関や部屋のドアノブやブレーカーボックスなど、自宅で停電が起きたときの目印としても大活躍です。
真っ暗闇では誰でも不安やパニックを感じてしまうもの。でも、蓄光テープがぼんやりと光ってくれるだけで、心はグッと落ち着き、冷静な行動と判断ができるようになります。
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小さな備えが、もしもの未来を強くする

災害やトラブルは予測できるものではなく、日常の延長線上に誰もに突然訪れるもの。遠い場所の出来事ではなく、自分自身に降りかかる可能性は誰にでもあります。
そのとき、慌てずに落ち着いて身を守る行動ができるかどうかは、日頃の備えにかかっています。今回紹介したアイテムは、普段の暮らしに溶け込むものばかり。
自分を守れるのは自分です。そして大切な人を守るためにも、まずは自分が生き延びることが何より大切。そのために、もしもの自分を強くする“相棒”を、今から取り入れていきましょう!







