マーモットってどんなブランド?
アメリカ発の「マーモット(Marmot)」は、エリック・レイノルズとデイヴ・ハントリーが出会ったことが始まりでした。
アラスカの氷河の研究という過酷な環境下で作業するため、耐久性・軽量性に優れた製品を考案して以来、「FOR LIFE」の哲学をもとに“生命を守り、生還できるプロダクト”を制作し続けているブランドです。
その過酷な環境から生まれたテントはデザイン性も高く、オレンジやグリーンを中心とした独特なカラーリングが魅力的。フィールドでは遠くからでもその存在感あるテントを見つけることができるはず。
気になるスペックは、さすがアラスカに由来するブランド。軽量化が図られつつもフレーム構造がタフさと居住性を確保しています。今回はそのマーモットのテントから現在(2020年12月時点)発売されている「現行モデル」と、惜しくも廃盤となってしまった「過去モデル」のテントたちをご紹介します!
マーモットのテント【現行モデル4つ】
カタリスト 2P
マーモットらしいオレンジカラーが魅力。初心者でも簡単に設営できるよう、色分けされた「イージークリップ」が採用されています。前室が設けられているので、脱いだ靴を置いておくことができ、突然の雨が降っても心配いりません。
マーモット カタリスト 2P
マンティス 2P Plus
付属のキャノピーポールで広々としたリビングスペースが確保できます。リビングスペースとしてはもちろん、なにかと置き場所に困る自転車を置いておくなど、様々なスタイルに対応することができる、使い勝手の良いデザインです。
マーモット マンティス 2P Plus
タングステン 2P
登山で使うにはやや重めですが、ポールを増やし垂直気味にインナーが立っているので居住性は抜群。2つのドアがあるのも出入りが楽で、各ドアには前室収納スペースがあります。サイズは「タングステン1・3・4」がリリース。
マーモット タングステン 2P
ハンマー
冬でもお構いなしにキャンプ、登山をされる方におすすめ。4シーズン用のシングルウォール構造で、防水透湿素材を使っているので結露も軽減してくれます。写真は前室を取り外していますがキャノピーをつけることもできます。
マーモット ハンマー
マーモットの惜しくも廃版となったモデルたちを一挙紹介!
ここからは現在は廃盤となってしまった過去モデルをご紹介します。購入経路はオークションや並行輸入となってしまい現在では入手困難なモデルもありますが、どれもマーモットのテントを知る上では外せないテントたち。それでは12張りのテントたちを見てみましょう!
ライムライト2
マーモットのテントといえばこれ。サイズとカラー展開も豊富で、用途に合わせたアイテムをゲットすることができます。クロスフレームは風にも強いので、悪天候時でも安心。大きいサイズは「ライムライト3・4」がリリース。
ハロ4
広々空間でキャンプにぴったり。キャノピーパネルがジッパーで開閉可能で、テント内から星空を眺めることができるのが最大の特徴。インサイドポケット付きで、ギアを収納できます。大きいサイズは「ハロ6」がリリース。
レア8
マーモットのテントで最大級のテント「レア8」。このサイズ感とカラーリングはフィールドでも注目の的になること間違いなし! ヒマラヤの厳しい天候にも耐えることができるという頑丈さに加え、背の高いドーム状に屋根付きの入り口が配置されている快適性は、まさに最上級のテントと呼べるでしょう。
ライムストーン6
室内最大高が193㎝、フロア254×305㎝の巨大なこのテントはファミリーで大活躍すること間違いなし。余裕をもった空間は一日の疲れを癒してくれるでしょう。サイズは「ライムストーン4・8 」がリリースされていました。
アージェント4
室内最大高が165㎝という居住性と、比較的お手頃な価格が魅力的なテント。3本のポールを使って簡単に設営することができるので初心者にもおすすめできるテントでした。
パルサー2
軽量かつ自立するテントで、足元まで広々と使えるポール構造が特徴的。色分けられた「イージーピッチ」クリップとポールで簡単設営が可能です。小さいサイズの「パルサー1」もリリース。
ニトロ1
1㎏以下の重量のこのテントは、マーモットの中でも最もコンパクトにできるアイテムのひとつ。大きく広げられるドアが魅力で、トレッキングポールが使用できます。大きいサイズの「ニトロ2」も1210gでリリースされています。
フォース2
軽量な素材を使っていることも特徴ですが、一番はカラーリング。マーモットで多く発売されているオレンジカラーではなく、鮮やかなグリーンライムは目を引きます。大きいサイズは「フォース3」がリリース。
ソアー3
4シーズン使える屈強なテント。がっちりしたポール構造が安心感を与えてくれます。ポールドべスティブール(前室)によって広々とした収納が可能。この快適性は登山だけでなく、キャンプにも最適です。サイズは「ソアー2」がリリース。
オーラ
オレンジのフライはどのシーンでも目立つこと間違いなし。2つのドアは使い勝手がいいのでプラスポイント。フルメッシュなので、涼しさを最大限確保してくれます。
コルファックス3
シンプルな構造で初心者にもおすすめ。同じテント同士を連結させるパーツがリリースされているので、少し変わったベースキャンプ作りに挑戦したい人にもグッド。サイズは「コルファックス2・4」がリリース。
アンプ2
大きく開くドアと前室が特徴的なセミフリースタンディングテント。重量が少なくても高さを確保していて、広々としています。少しでも荷物を軽くしたい方に最適なアイテム。
テントサイトでセンス輝るマーモット!
いかがでしたか? タフなボディで、さらに目立つカラーリングが際立つマーモット。初心者も上級者も安心にチョイスできるアイテムばかりですね。
日本では取り扱っているアイテムに限りがあり、輸入品が主流なので入手に時間がかかったりします。だから、テントはまだまだ使用している人も多くありません。実力的には快適&お目立ち間違いなしのおすすめブランドです!