アイキャッチ・記事内画像撮影:筆者
Amazon探索の果てに手にした「ビデオライト」

おもしろいギアはないかと、時間があればついついAmazonの奥地へと足を踏み入れてしまう筆者。そんな日々の探索のなか、カメラのカテゴリで目に飛び込んできたのがこのアイテム……。
「なんだ、このかっこいいライトは!」
ギア感満載のこのライトは「ビデオライト」という撮影用の照明機器で、被写体や空間を照らして写真や映像の光をコントロールするための機材でした。その機能やスペックを見て、ピンと来た筆者。
あれ? ひょっとしてこれ、”神”なLEDランタンなんじゃない?

同じような機能とスペックを備えたアイテムがたくさんあったのですが、評価の高さとデザインの好み、価格でこちらを選択……すると、翌日には手元に届いてました。
そんなわけで、筆者が衝動買いしたビデオライトがAMBITFUL(アンビットフル)の「A2」。内容物は付属品と本体の他に、傷から本体を守るベロア生地の収納袋とUSB-Cタイプの充電コードです。
ちなみにAmazonでの購入価格は税込5,480円(※2025年8月現在)でした。これは果たして高いのか、安いのか……? じっくりチェックしていきたいと思います!
AMBITFUL A2
| 電圧 | 120 ボルト |
|---|---|
| ワット数 | 8W |
| 色温度 | 8500ケルビン |
【いきなり結論】AMBITFUL「A2」の便利すぎる5つのポイント

筆者の好奇心で衝動買いした撮影用ビデオライト、AMBITFUL「A2」。実際に使ってみた結論から先に言ってしまうと、その使い勝手はまさにLEDランタンのそれでした。さらに、キャンプ用に各社から展開されているLEDランタンにはない特殊な機能が満載!
ここからは、異端のLEDランタンとして使える5つの便利ポイントを紹介していきます。
1|色を自由に変えられる!しかもスマホで操作可能

まず惹かれたのは、なんといっても色を自由に変えられる点。「A2」の背面には電源スイッチの他に、液晶パネルと4つの設定操作ボタンが配されており、こちらでLEDの発光色を細かく設定できます。

さらに驚くべきは、QRコードを読み込みスマホに専用アプリをインストールすると、Bluetooth経由での操作も可能に! 原色だけでなく中間色にも調色できるので、思うがままです。
ただ、奇抜な色はキャンプ場のTPOに合わない場合もあるので、空気は読みましょう。
2|明るさも色温度もスマホで調整。暖色も寒色も思うがまま!

さらに、色温度も本体ボタンとスマホで操作できる点も優秀。キャンパーに人気の暖色の灯りもその度合いを細かく設定できます。
自分好みの色温度に設定できるというのは、こだわりを持ってサイトを作りたい人にとっては大きなメリットではないでしょうか。
3|電源のON/OFFもスマホで可能!

キャンプで便利なのが、電源の切り替えをスマホを使って遠隔でできる点。
たとえば、ツールームテントのリビングに明かりをつけておいて、寝室でシュラフに入って寝ようかというシチュエーション。明かりを消すためにシュラフから出るのも、クツを履くのも面倒ですよね? これが冬だったら尚更出たくない。そんなときに、なんともありがたい機能ではありませんか!
ちなみに6台までスマホ1台でコントロールできるので、複数用意すれば他にも便利に使えそうなシチュエーションがまだまだありそうです。
4|カメラアクセサリーが使えて拡張性も抜群!

本来カメラ用品であるビデオライトは三脚に固定して使うことが多いものなので、三脚取り付け用に1/4インチ規格のネジ穴を備えています。
最近はアウトドアメーカーのLEDランタンにもこの1/4インチ規格のネジ穴が採用されていることも多いですが、こちらは上下2ヶ所に搭載。さまざまなカメラ用アクセサリーを取り付けられます。

例えば、こういったカメラストラップ用のDリング。エツミというカメラ用品メーカーのものを持っていたので取り付けてみました。

こちらにさらにフックを組み合わせると、テントやタープに吊り下げも可能になります。
ちなみに、防水性については何も記載されていなかったので、雨天時はテント内や、タープ下の確実に濡れない場所への設置が無難でしょう。
5|マグネット搭載で設置場所が幅広い

「A2」の背面にはマグネットも搭載。クルマのボディや、鉄製のキャンプギアに取り付け可能です。設置場所の幅広さもこのアイテムの魅力。
うっかりさんは、クルマに取り付けたのを忘れてそのまま走り出さないようご注意を!

