新型ルークスは、実寸より大きく見える!

日産自動車株式会社(以下、日産)が「Re:Nissan」と名付けた経営再建計画を発表してから初となる新型車のお披露目ということもあり、自動車業界のみならず、多方面から注目を集めた発表会となりました。

会場にはずらりとテレビ局のカメラが並び、参加したメディアやジャーナリストの数は150名を超える規模。

ベールを脱いだ新型ルークスを目の当たりにした筆者の第一印象は、「大きい!」というものでした。

日産は、軽自動車という限られた規格内(最大全長3.4m、全幅1.48m、全高2.0m)で、最大限に大きく見えるようデザインを練り上げたとのこと。

フロントは、縦方向にしっかりとボリュームをもたせたグリルをボディサイドまで回りこませることで、視覚的にサイズ感を強調。
ディテールで演出する「ワイド&安定感」

リアでは、リアコンビネーションランプを外側いっぱいに配置することで、ワイドな印象を演出しています。

サイドビューは、フロントウインドウとリアウインドウの角度をしっかり立てることで、車体の高さをより際立たせる工夫が施されています。

スーパーハイトワゴンは、形状の特性上、見た目の安定感を欠きがちですが、新型ルークスは、フロントロアグリルやサイドのプレスライン、リアの横一文字のガーニッシュにより、しっかりとした安定感を感じさせます。
そして、注目のCMキャラクターとして登壇したのが、女優の仲里依紗さんです。
新型は「見えルークス」!

YouTubeチャンネル「仲里依紗です。」の登録者数が210万人を超える人気女優・仲里依紗さんは、実はクルマ好きとしても知られています。
自身のYouTubeでは、愛車である高級スーパーSUV「ランボルギーニ ウルス」でのドライブ映像をたびたび公開されています。
仲里依紗さんが感じた“家族向けの魅力”

そんな仲さんが、新型ルークスのCMキャラクターに就任。すでに新型ルークスの試乗も済ませているとのこと。
第一印象については「かどまる四角のデザインがかわいい!」とコメントし、「室内の広さや使い勝手が、家族で乗るのにぴったり」と語っていました。

なお、仲さんがとったポーズは「見えルークス」と名付けられており、両手のV字は新型ルークスの特徴的なフロントLEDライトを象徴しています。
軽でも先進安全装備が充実
この「見えルークス」の言葉の背景にあるのが、日産の軽としては初となる先進安全装備「インテリジェント アラウンドビューモニター」の搭載です。

このシステムには、
・車両周囲の状況を直感的に3Dで確認できる「3Dビュー」
・本来は見えない車体下の映像を合成して表示する「インビジブルフードビュー」
・交差点などで前方左右の死角をモニターに映す「フロントワイドビュー」
といった機能が備わっています。

“見えないところまで見える”ことは、安全運転において非常に重要な要素。日産は軽自動車でも、その領域まで技術でカバーしてきたのです!
ちなみに仲さんは、新型ルークスと出会う前から「見えルークス」ポーズを自然にとっていたそうで、「運命を感じた」と語っていました。

