肝心の保冷力、どんなもん?

クーラーアイテムなるもの、肝心なのは保冷力。そこまで気にしたことがなかったので、これを機に検証してみることにしました。
なお公式サイトによれば、「室温35℃で500mlペットボトル(2℃)を4本入れた場合、3時間後は13℃、6時間後は21℃」とあります。

ただそうは言われても保冷力のスゴさがあまりピンとこないので、カップ氷を入れて、2時間後の溶け具合をチェックしてみます。

比較対象があった方がわかりやすそうなので、手元にあったノーブランド品(断熱材は入っていない)も同時に検証。
なお、どちらにも保冷剤は入れないものとします。
気温33度で放置。2時間後は…

暑い中に置きっぱなしにしていましたが、どちらも氷は残っている模様。溶けていない氷の重さを測ってみると……

▼残った氷の重さ
・モンベル 95g/200g
・ノーブランド品 69g/200g
200gの氷を入れておいたので、モンベルのクーラーボックスでは2時間後も約半分が残っているという結果に。
気温33度で、保冷剤なしですよ? 断熱性能の高さを証明していますよね。
【検証結果】小さいけど、頼りになる保冷力です

合わせる保冷剤のスペックによっても保冷力は左右されるので一概には言えませんが、今回は保冷剤を入れずに真夏日に2時間放置しても氷が半分近く残っていたのは、なかなかの高い保冷力ではないでしょうか!
日々こんなシーンで愛用してます
タフで、使い勝手が良くて、保冷力も高いだけあって、筆者はモンベルのクーラーボックスを日常的に活用中。
最後に、筆者流の使い道をご紹介しておくとしましょう。
1、保冷力を倍増。“クーラー・イン・クーラー”作戦

キャンプでは、クーラーボックスは開け閉めの回数によって徐々に保冷力が落ちてしまうもの。とくに人数が多いと、取り出す回数も増えますよね。
なので、傷みやすい食材を入れたこのクーラーを大型クーラーに入れておくと、出番がくるまで鮮度を保つことができます。
つい最近の汗だくキャンプでも、要冷蔵のレバーパテやチーズを保冷剤と一緒にイン。しっかり冷やした状態だったので、夕方まで安心でした。
2、日々の買い物に

スマホ1台分くらいの軽さで荷物にならないため、買い出しに持参することも多々。とくに夏は要冷蔵・冷凍ものを買ったときにめちゃくちゃ助かってます。
3、お出かけの日は、おやつを冷やしておく

夏の車内はまさに灼熱地獄。お出かけの際は、子どものおやつや飲み物を冷やして用意しています。そのおかげで、「結局食べずに傷んで(溶けて)しまった…」という場面が少なくなりました。
4、お弁当の保冷・保温ケースに

ときには、子どもに持たせるお弁当ケースにもなっているわが家。夏場はもちろんですが、断熱性能が高いので、冬は冬でお弁当が冷たくなりすぎるのを防ぐこともできますよ。
5、カメラレンズの持ち歩きにも

内蔵されたスポンジのクッション性を活かして、筆者はかつてカメラレンズの保管や持ち出しにも使っていました。
もちろんカメラ専用ケースではないため自己責任になりますが、アイデア次第でさまざまな用途に応用できるところが、15年経っても愛用している理由かもしれません。
これからも現役ギアです

買ってから15年。汚れはついても全然へたらないし、内側も剥がれず、ファスナーも壊れていません。さすがモンベルの品質だなと感じます。
やっぱり長く使える道具は信頼できますね。タフで使いやすく、冷たさも長持ち。これからも手放せない一品です!
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