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アイキャッチ画像撮影：編集部
ホワイトガソリンの魅力とは？
出典：amazon
キャンプで使用される燃料のひとつ・ホワイトガソリン 。他の燃料と比べて、気温の低い冬や標高の高い場所、湿気の多いところでも安定して燃焼し、風が吹いても消えにくいのが特徴。
ガスなどに比べてハードルの高い印象ですが、上手く使いこなせれば冬キャンプなどで大活躍すること間違いなし。そんな魅力的なホワイトガソリンのメリットや使い方と注意点、おすすめ製品を紹介します。
メリット①：強い火力で料理できる
出典：Instagram by @kumaken_camp77
ホワイトガソリンが生み出すのは、天候に左右されにくい安定した強火力。風や気温の変化が激しいアウトドアでも、その頼もしさはキャンパーの心強い味方になります。揚げ物や炒め物など火力勝負の料理も、まるで腕が一段上がったかのような仕上がりにしてくれるはずです。
メリット②：温もりのある照明に癒される
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ホワイトガソリンの炎は、どこか懐かしく温かなぬくもりを帯び、見つめる人の心をゆっくりほぐしてくれます。その柔らかな灯りに包まれれば、外で過ごす夜も一層くつろぎの時間に。しかし、本来は屋外での使用を目的としているため、就寝時のテント 内での使用は避けましょう。
どこで買える？お得な買い方は？
出典：amazon
ホワイトガソリンは、アウトドアショップや釣具店、ホームセンターなど幅広い店舗で手に入り、入手は比較的容易です。容量も手軽に試せる1リットル缶から、使い慣れた人向けの4リットル缶まで揃っており、用途や使用頻度に応じて選べます。
なお、コールマン 製品の場合、他社製燃料を使用するとトラブル時に保証が受けられなくなる可能性があります。コールマン製品には、同社純正のホワイトガソリン「エコクリーン」の使用がおすすめです。
コールマン ホワイトガソリン エコクリーン 1L
| サイズ | 11.8×6.3×18.8cm |
|---|---|
| 容量 | 1L |
安全に上手に使いこなすためには？
出典：コールマン
ホワイトガソリンは、ほかの燃料に比べて「扱いが難しい」と言われることもあります。少し気を使ったり、準備に手間がかかったりしますが、そのひと手間こそが魅力。慣れてしまえば、点火までのプロセスを含めて愛おしく感じるようになり、ホワイトガソリンギアの虜になるキャンパーも少なくありません。
実際の点火方法は、使用する燃焼機器によって異なります。詳細は各メーカーの公式サイトなどで確認できますが、ここでは代表的な使い方と注意点をご紹介します。
使い方
1．給油にはファンネル・フィラーを使用する
撮影：編集部
タンクに給油する際に、市販の缶から直接ホワイトガソリンを注ぐのは意外と難しいものです。さらに、タンクは満タンではなく「8分目」が適量とされています。
スムーズに注げて、適量もひと目でわかる専用のファネル ・フィラー を使えば、給油時のストレスもぐっと減り、安全かつ効率的に作業できます。
コールマン フューエルファネル
| サイズ | 6×14cm |
|---|---|
| 重量 | 31.5g |
コールマン ガソリンフィラーII
| サイズ | 5×12cm |
|---|---|
| 重量 | 63g |
2．ポンピング
撮影：編集部
タンクへの給油が終わったら、キャップをしっかり締めてポンピングで加圧します。これはホワイトガソリン愛用者にとって、ちょっとした醍醐味ともいえる工程。シュッシュッとレバーを押し込み、タンク内の圧力が高まっていく感触をじっくり味わいましょう。
3．着火
出典：コールマン
いよいよ着火の瞬間です！ 燃料バルブをOPENに回すと、ホワイトガソリンが供給されるシューという音とともに、力強い炎が立ち上がります。この瞬間の高揚感こそ、ホワイトガソリンギアの醍醐味。もし火がつきにくい場合は、一度燃料バルブを閉め、ジェネレーターを予熱（プレヒート）したり、再度ポンピングを行うと着火しやすくなります。
また、長時間使用していて火力が弱まってきたと感じたら、ポンピングを追加して加圧すると安定した火力をキープできます。燃焼中や高温時の給油は非常に危険ですので、必ず一度消火し、機器が十分に冷えてから行いましょう。
4．消火
出典：PIXTA
ガソリンランタンは使用中、高温になります。必要のないときはこまめに消火し、扱う際は火傷にも注意しましょう。消火後もしばらくは熱が残るため、すぐに収納するとケースが変形・溶けてしまう恐れがあります。必ず完全に冷めるまで待ってから片付けることが大切です。
5．フィラーキャップを緩めてタンクの空気圧を抜く
タンクが高圧のままだと、思わぬトラブルの原因になりかねません。使用後は必ずキャップを緩めて空気圧を抜きましょう。さらに、長期間使わない場合はタンク内のホワイトガソリンも抜いておくことで、機器の劣化や不具合を防げます。
注意！
・屋外使用を前提にした燃焼器具のため、室内使用は控えましょう
保管方法
出典：Instagram by@wonder_device
基本的には購入時の缶のままで保管できますが、下記の注意が必要です。
・雨のかからない冷暗所に置いておく
缶入り燃料は錆に注意が必要です。雨や水しぶきがかかる場所、湿度の高い場所は避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。特に夏場は高温になりやすい車内やテント内での長時間放置はNGです。
・2～3年以内に使い切ろう
ホワイトガソリン自体は純度が高く、成分が変化しにくい燃料ですが、開封後は缶内部に湿気を含んだ空気が入り込み、容器が錆びて漏れの原因になることがあります。安全に使い切るためにも、開封後は2〜3年を目安に消費するのがおすすめです。
コールマン 残ガソリン抜き取りポンプ
| サイズ | 60cm |
|---|---|
| 重量 | 40g |
処分方法
出典：PIXTA
多くのメディアでは、揮発させるかガソリンスタンドなどで回収してもらう方法が紹介されていますが、基本は“使い切れる量を前提に買う”ことが大切です。先にも触れたように、コールマンのエコクリーンは1リットルから販売されているので、無駄にならないよう自分の消費ペースに合わせて購入しましょう。
それでも余ってしまった場合は、キャンプ仲間やキャンプ場で出会ったベテランキャンパーに譲るのも一つの手。相手にも喜ばれ、燃料も有効活用できます。
ホワイトガソリン用のおすすめのアイテム！
バーナー・ストーブ
コールマン パワーハウスLP ツーバーナーストーブⅡ
| 使用時サイズ | 64×32.5×52cm |
|---|---|
| 収納時サイズ | 54×32.5×7cm |
| 重量 | 4.2kg |
ファミリーキャンプや大人数でのグルキャンにはコレ！ コールマン定番のツーバーナー で料理の幅が広がります。
コールマン スポーツスターII
| サイズ | 14×14cm |
|---|---|
| 重量 | 960g |
ホワイトガソリンを燃料とするシングルバーナーを試してみたい方におすすめ。
ランタン
コールマン ノーススターチューブマントルランタン
| サイズ | 17.3×34.3cm |
|---|---|
| 重量 | 1.8kg |
| 明るさ | 230W相当 |
大光量 230W 相当の明るさはコールマンガソリンランタンの最高峰。これ１台でサイトを明るく演出できます。
コールマン パワーハウスツーマントルランタン
| サイズ | 18×35cm |
|---|---|
| 重量 | 1.8kg |
| 明るさ | 190W相当 |
190W相当の明るさを誇る定番人気のランタン。マントルが2つあり死角のないタイプです。
コールマン ワンマントルランタン
| サイズ | 16×31cm |
|---|---|
| 重量 | 1.4kg |
| 明るさ | 130W相当 |
ホワイトガソリンランタンの基本モデル。サイトの雰囲気をぐっと上げてくれます。
▼コールマンのガソリンランタンを紹介している記事はこちら！
さぁ、ホワイトガソリンのあるキャンプを体感しよう
ホワイトガソリンは強く安定した火力と心地よい温もりが魅力。冬キャンプでも環境に左右されず頼れる存在です。冬本番前に使い始めて、キャンプスキルを一段アップさせてみませんか？
ホワイトガソリンに関する記事はこちら！
▼燃料について解説している記事はこちら！
▼ガソリンバーナーについて紹介している記事はこちら！
