一見レトロだけど中身はちゃんと令和

今回紹介するのは、新作アルコールストーブ「BATU2(バツツー)」。
丸みのあるデザインと、アルコールストーブらしからぬクラシックな金属の質感がちょっと懐かしさを感じさせますが、実際に火をつけてみると、その印象は変わります。
アルコールならではの静かな炎がゆらゆらと灯り、調理中も焚き火のような“癒し”を演出。着火も、専用のタンクに燃料用アルコールを注いでバーナーで火をつけるだけとシンプル。
煙や燃料のにおいも少なく、クリーンに使えるのも特徴です。
着火&消火も簡単

着火方法もシンプル。タンクのネジを外して燃料用アルコールを注ぎ、火をつけると、しばらくして炎が安定します。

使用後は、携帯用蓋を被せるだけで消火。複雑な操作やパーツもなく、初心者でも直感的に扱えるのが嬉しいポイントです。
しっかりした火力で、ちゃんと調理できる

「BATU2」は見た目のかわいさに反して、頼れる調理性能も持ち合わせています。

本体に付属する五徳は、展開すれば直径約18.5cmと広めの設計。フライパンはもちろん、ケトルや中華鍋、モカポットなど、さまざまな調理器具を安定して置けます。

しかもこの五徳、折りたたみ式。収納時はコンパクトに収まり、持ち運びの邪魔になりません。広げたときはカチッとロックされるので、大きめの鍋を乗せてもグラつきにくく、安定感は上々です。

500mlの大容量タンクは約2時間以上の連続燃焼が可能で、燃料の継ぎ足しも最小限。メスティンでごはんを炊く、麺を茹でるなど、時間がかかる調理でも安心して使えます。
※約2時間以上の連続燃焼は、燃料を500ml満タンにした場合の目安です。気温が高い夏場などは燃料の気化が早まり、燃焼時間が短くなることがあります。
一般的なアルコールストーブより
安心感・安定感に優れる!

調理ギアとしての機能性だけでなく、安全面もよく考えられています。
たとえば、断熱構造により燃焼中でも本体が熱くなりにくく、うっかり触れてしまってもやけどの心配が少ないのはうれしいポイント。
一般的なアルコールストーブより一回り大きい604gなので、その分ずっしりと安定感があります。

さらに、底面にはベースプレートが付属しており、テーブルや地面が熱で傷むのを防いでくれます。

使用後は、専用のセミハードケースにサッと収納して持ち運び可能。本体サイズは直径12cm・高さ10cm、重さは約600gと、ソロ〜デュオキャンプにもぴったりのサイズ感です。
焚き火でもなくガス缶でもない“第3の選択肢”

ガス缶のストックを気にせず使えるアルコールストーブは、日常使いはもちろん、防災用としても注目されています。

ガスや電気を使わず、燃料用アルコールだけで簡単に使える「BATU2」は、いざというときにも役立つギア。
調理メインでも、炎を眺める癒し時間の演出にも、1台あるとキャンプの楽しみ方がひとつ増えるかもしれません。




