「冷凍ワカモレ アボカドディップ」とは?
この量でワンコイン以下!

見てください、このサイズ。227gというたっぷり容量。もちろん種は含んでおりません! アボカド1個の可食部は約100~150gなので、約2個分以上。それで398円は安いですよね。
原産国はやはり、ワカモレ(=アボカドベースのディップソース)の本場メキシコ。業スーらしく本格派です。
ディップとしての完成度は高そう

カラフルな外箱を取ると、透明なパッケージにみっちりとディップが充填されています。マイルドとスパイシーの2種の味も、この段階ではほとんど見分けがつきません。

と、いうわけで原材料を比較してみると、いずれも乾燥タマネギや乾燥ニンニク、トマトなど、いろいろ入っています……が、色味の関係か、マイルドはトマトもグリーントマトを使用するなど、なかなかのこだわり具合。
いずれにしても、ディップとしての完成度は高そうです。

スパイシーの方には「唐辛子」の文字があるので、シンプルに辛い感じでしょうかね。テキーラなんかに合いそうな。まあ、開封しても、見た目的にはさほど違いは感じられず。
なお、解凍はいずれも自然解凍で1~2時間でOKでした。
いざ、「冷凍ワカモレ」を実食!

あくまでも仕事……というスタンスで?早速飲ませていただきます。うへへ。解凍した2種の「冷凍ワカモレ」のお供には、クラッカーとトルティーヤチップを用意。
お酒はガツンとくるIPAビールに白ワイン、そしてメキシコと言えば外せないテキーラを用意しました! これはソーダ割を想定ですね。

早速、クラッカーやチップでディップソースをすくってみます! コッテリ感がすごくて、もはや固形物ですね。しっかりすくえて食べやすいです。
濃厚なニンニク風味のマイルド

そして気になるお味ですが、まずは「マイルド」から。
口にすると、ニンニクの風味がかなり効いています。これがイイ感じにアボカドのコクを増幅させ、ソースへと昇華させています。

特に、カリッと食感のものにマッタリとしたコクをプラスする効果が高く、これが酒に合う!
画像は人気の「ホワイト餃子」でディップしたところ。ビックリするぐらい合います。
スパイシーは後引く辛みが刺激的!

続いては、「スパイシー」。
刺激的な辛さはありますが、辛すぎてヒーヒーするレベルではなく、どちらかというと、ピリッとした刺激により、さらにコクを際立たせる効果が。

こんな感じで、ときどき赤い粒が顔をのぞかせたりしますが、これはトマトですね。
クラッカーなど単調な味の食材と組み合わせて飲むなら、「スパイシー」のパンチの効いた味がよりマッチすると思います!
最も相性が良かったお酒は…

いろいろと飲み比べてみますと、筆者が「冷凍ワカモレ」と最も相性がいいと感じたお酒は、やっぱりキリっとして苦みも感じる「テキーラソーダ」。
「冷凍ワカモレ」の後引くコクによく合いました。メキシコ同士の成せるワザですね。この夏のつまみに、全力でオススメしたい!
なお、お酒のツマミとしては、筆者は断然「スパイシー」推しです。
こんな応用レシピもオススメ!
で、「マイルド」の方はというと、かなり料理への応用が効きます! キャンプでも使えそうな簡単絶品メニューが次々作れましたよ。
ワカモレタコス

メキシコ料理の定番と言えば「タコス」。
よく炒めたひき肉・タマネギ・ニンニクを、業スーでも手に入る「サルサソース」で味付けして、同じく業スーでも買える「トルティーヤ」を軽く焼いて包みます。

サルサミートと一緒に挟む具としてはレタスやチーズが一般的ですが、ここに解凍した「冷凍ワカモレ」もプラス! クリーミーな食感と濃厚なコクの絶品タコスの出来上がりです!
マグロのアヒポキ風にも

続いて趣向を変えてハワイ風料理なんかも。
マグロ(サーモンでも)のブツ切りを小鉢に出し、レモン果汁、しょう油少々、そして本だしとごま油をよく混ぜた冷凍ワカモレであえます。仕上げに小ネギと白ゴマを乗せて……

「マグロのアヒポキ風」があっという間に完成です! これはお酒のつまみというよりは、白いご飯によく合いますよ!
トーストに塗って休日のランチに

余った冷凍ワカモレは、翌朝、こんがり焼けたトーストにたっぷりと塗り、オリーブオイルをかければ濃厚なアボカドトーストに!
半熟の目玉焼きやスクランブルエッグなんかも添えれば、朝からしっかりエネルギーチャージ。冷凍ワカモレのガーリック香程度なら、休日の朝ごはんぐらいならいけます……多分。
気になるところもなくはない
1人で食べ切るにはちょっと多い

出典:PIXTA
抜群に美味しい「冷凍ワカモレ」ですが、1人で食べる場合は、1回で使い切るには多いかもしれません。
また、アボカドは体にいい栄養素も豊富ですが、1日あたりでは半個ぐらいの摂取が適量なようで、その意味でもやはり1パック全部は食べ過ぎな気が。
なので、1人で食べる場合は、凍った状態で必要量だけ切り出し、残りはジップロックなどで冷凍保管しておくのがいいかもしれませんね。
時間が経つと酸化で変色する

裏書を見ても、「酸化防止剤」や「防腐剤」、「安定剤」などの表示がない「冷凍ワカモレ」。添加物が少ない点も好感度が高いのですが……、
生のアボカド同様、時間が経つと表層が酸化して黒くなってきます。味や品質にはあまり影響を感じませんが、内側との色の差がなかなかすごいです。
開封してすぐ、レモン汁(クエン酸)をかけておけば防げますが、裏書きには「解凍後はすみやかにお召し上がりください」とあるため、その日のうちに消費するのがベストと思われます。
いくつあっても困らない、どハマりディップだ!

今回「マイルド」と「スパイシー」を各2個ずつ買ったのですが、あっという間に全部なくなってしまいました。
ヘルシーなアボカドであるうえ、濃厚ソースがたっぷりすくえることもあり、いくらでも食べられます。
これだけ消費が激しいと、もはや冷凍庫に常備しておきたくなります。いくつあっても困りませんし。大人気なのも納得。この夏、うっかりハマってしまったソースでした!



