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イムコ「自動炊飯シリンダー」

万能メスティンを、神メスティンにアプデする追加パーツ3選

キャンプクッカーの超定番的存在の「メスティン」。炊飯をはじめ、煮る、焼く、なんでもできるソロクッカーとして重宝されていますが、実はまだまだ進化の余地を残しています。

そこで今回はメスティンをさらにアップデートする追加パーツ3選をご紹介! あるだけでメスティンが「これ1つでなんでもできるじゃん!」ってなること間違いなしです。

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目次

メスティンって万能だけど少し足りない……

メスティン 蓋を開けた画像
出典:Amazon

メスティンといえば、それ一つで煮る・焼く・炊くができる万能クッカーで、とくにソロキャンパーには人気のギアです。とはいえ、それ一つで完璧なギアかと言われればそうでもない気が……。

メスティン
撮影:関美奈子

実は、メスティンには+αで使うことにより、より便利に進化させるオプション的ギアが多数存在するんです。

今回は、そんなメスティンのオプション的ギアの中から、3つを厳選してご紹介します。

神メスティンにアプデする追加パーツ3選

1|IMCO / メスティン リッドノブ

IMCOのメスティン リッドノブ
撮影:RYUCAMP

最初に紹介するのは、IMCOの「メスティン リッドノブ」。一見何か分かりませんが、なんとメスティンの蓋に取り付けられる取手なんです。

手袋をつけた持ったメスティン
撮影:RYUCAMP

一般的なメスティンには、蓋に取手がついておらず、調理後熱々になった蓋は、わざわざ耐熱グローブなどを着用しなければ外すことができません。

この蓋問題を面倒だと感じている方はきっと少なくないはず。

メスティンにつけたメスティン リッドノブ
撮影:RYUCAMP

しかし、メスティン リッドノブを使えば、写真のようにメスティンの蓋にピタッとくっついて、取手の役割をしてくれます。

接着面が吸盤状になっていて、蓋に押し当てるだけで設置が可能です。

メスティン リッドノブをつけて炊飯
撮影:RYUCAMP

素材は耐熱シリコンになっているので、蓋につけたままで調理も可能

最初から付けておけば、もともとあった鍋の蓋かのように、中身の様子を確認しながら火にかけたりすることもできます。

小物を収納したメスティン
撮影:RYUCAMP

サイズは直径約5cm × 高さ2.5cmと非常にコンパクト。メスティンの中に、アルコールストーブなどの他のギアと一緒に入れて、まとめて保管・持ち運びできるのも嬉しいポイントです。

▼レビュー記事はこちら

2|トランギア / マルチボード

トランギア / マルチボード
撮影:関美奈子

次に紹介するのは、メスティンの元祖的ブランド、トランギアの「マルチボード」。目盛りのないタイプのメスティンを使う場合にはとっても助かるアイテムです。

トランギア / マルチボード
撮影:関美奈子

写真のように水を入れたメスティンに差し込むことで、現在どのくらい水が入っているかを測ることができるようになります。

基本的にはトランギアのメスティンに対応しているので、ほぼ同じようなサイズであっても他ブランドのメスティンで誤差が出ると思いますが、大まかな目安としては使えそうです。

トランギア / マルチボード
撮影:関美奈子

また、お米を炊く際には、お米に対する水の量も正しく測れて、難しい水加減もバッチリです。

トランギア / マルチボード
撮影:関美奈子

サイズは8.4×15.5cm、厚みは3.5mmとメスティンの底にピッタリ敷くことができ、持ち運びの邪魔にもなりません。

トランギア / マルチボード
撮影:関美奈子

また、ボードに開けられた穴は水を切るときにも使用でき、使い道はたくさん。メスティンユーザーなら1つ持っておいて損はなしです!

    トランギア マルチボード

    素材ポリアミド

    重量約45g
    サイズ8.4×15.5cm
    耐熱温度約120℃

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    3|IMCO / 自動炊飯シリンダー

    手の平にのせたイムコ「自動炊飯シリンダー」
    撮影:CAMPたかにぃ

    メスティンでお米を炊くとき、水加減を調整できたなら、次に気になるのは火加減です。

    お米を炊く際の火加減は「はじめちょろちょろ 中ぱっぱ 赤子泣いても蓋とるな」と言われますが、これをキャンプで完璧におこなうのは至難の技。

    でも、IMCO「自動炊飯シリンダー」があれば心配無用

    アルストにセットしたイムコ「自動炊飯シリンダー」真上から
    撮影:CAMPたかにぃ

    自動炊飯シリンダーは、アルコールストーブに内部に仕込むことで、お米を炊くための火加減調節を自動で行ってくれる不思議なギアなんです。

    トロ火時間計測中
    撮影:CAMPたかにぃ

    はじめに、アルコールストーブに燃料25mlを入れたらシリンダーをセットし、 30秒待ってから点火。点火後、お米を入れたメスティンを乗せます。実際にお米を炊く流れはこれだけ。

    なお、お米は事前に20分ほど浸水させておいてください。

    本燃焼時間計測中
    撮影:CAMPたかにぃ

    初めはトロ火でスタートしそのまま燃焼させること1分30秒後、自動的に強火に切り替わります。

    再度トロ火状態計測中
    撮影:CAMPたかにぃ

    強火で燃えはじめてから10分後、自動でトロ火状態に変化! その後は、燃料が尽きて自然に鎮火します。合計燃焼時間は、実測で17分間でした。

    メスティンの蓋を開けて炊飯完了
    撮影:CAMPたかにぃ

    自動炊飯が完了したら、蓋をしたままメスティンの上下をひっくり返し、10〜15分ほど蒸らしておきます。すると見事おいしいお米が炊き上がるというわけです。

    難しい米炊きも自動炊飯シリンダーがあれば失敗知らず。まさにアウトドアの自動炊飯器と言っても過言ではありません。

      IMCO 自動炊飯シリンダー

      サイズ約Φ36 x H40(mm)
      重量22g
      内容量14ml
      材質シリンダー:アルミニウム
      芯材:カーボンフェルト・ステンレスメッシュ
      計量カップ:PP(ポリプロピレン)

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      メスティンがもっと使いたくなる

      飯盒につけたメスティン リッドノブ
      撮影:RYUCAMP

      今回は、メスティンをさらにアップデートする追加パーツを3つ紹介しましたが、今回紹介したもの以外にも、気の利いたオプション的ギアは多数あります。

      ぜひ調べてみて、メスティンをもっと使い倒しましょう。

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