9時間後の溶け具合がこちら

朝9時に冷凍庫から出して、現在18時。アイスパックを持ち出してから9時間が経過しました。
中身を出してみると、溶けた水の量は120mlくらい。250mlの水を入れて凍らせていたので、半分以上、氷が残っているという結果に!

取り出すときに氷がポキっと折れてしまいましたが、氷は柱のまま残っていましたよ。気温30度のなか、何度も出し入れしていたにも関わらずこの保冷力はかなり頼りになると思いました。
こまめにホルダーにしまっておければ、1泊2日のキャンプにもちょうどよさそうです!
寝るときにも使ってみた

子どもって大人より体温高いですよね。わが娘はヒンヤリグッズがないとうまく入眠できないので、普段はジェル保冷剤(凍らないけど冷たいってやつ)をベッドに持っていくのですが。
アイスパックのシリコーンケースは肌あたりがソフトなので気に入った模様。おでこや膝の裏に当てて、気持ちよさそうにしていました。
朝起きてみると、ホルダーに入れてないためさすがに全溶け。でも、寝苦しい夜にもかなり便利でした!
24時間後も0度をキープするとか

ちなみに公式が発表している情報によると、ホルダーに入れた状態での冷たさは24時間放置しても0度をキープするとのこと。
ホルダーから取り出していない状況の結果とはいえ、このコンパクトサイズでこのヒンヤリ持続時間は長いのではないでしょうか。
使う前に気になっていたこと2つ
疑問1|いちいち取り出すの面倒じゃない?

首にかけるネッククーラーと違って、いちいちホルダーから取り出すの面倒なんじゃ? と使用前は思っていたのですが、実際にはそんなことはなく。
ふたははめるだけでOK。ドリンクボトルのようにふたをくるくると回す手間がないので、思ったほどその都度取り出すのは面倒に感じませんでした。
疑問2|重たいのでは?

規定量の水を凍らせたときの総重量は、約510g。単純に考えて500mlペットボトル1本分なので、それなりの重さにはなります。
とはいえ、保冷力の高さを引き換えに考えたら、許容範囲の重さかなと思ってます。
保冷缶ホルダーにもなるってよ!

このアイスパック、じつは氷のう以外の使い道もありまして。
真空二重構造(魔法瓶構造)を生かして、「保冷缶ホルダー」としても使用OK。これ、新しく出たLサイズにしかできない利点なんです。

実際に入れてみると、ビールのロング缶がすっぽり。
ダブルウォールマグに水滴がつきにくいのと同じで、真空二重構造は結露しにくいため、テーブルに水滴が溜まることもなし。
昼間は氷のうとして、夜は缶クーラーとして使い分けられる点も、満足度を上げてくれた理由のひとつでした!
ペットボトルも入るっちゃ入る

ロング缶が入るなら、ペットボトルもいけるんじゃ? と思いやってみました。が、いろいろ試してすぽっと収納できたのが、540mlのいろはすと、350mlのお〜いお茶。

正直、入るペットボトルが少ない点は惜しいポイントでしたが、クルマのドリンクポケットに入れておけるので、少しでも車内で保冷力をキープしたいときには役立ってくれそうだなと思ってます。
ホルダーとフタだけでも閉まるので…

ちなみに、ホルダーとフタだけでも(シリコーンケースを入れなくても)、フタが閉まる構造が地味に便利。というのも……
溶けやすいおやつの持ち歩きにいいのです

小腹が空いたときにちょこっと食べたいチョコやグミ。夏場カバンに入れておくと溶けてしまいますが、保冷力の高いホルダーに(+小さな保冷剤と一緒に)入れておくとドロドロにならずに済んでます。買ったアイスの持ち帰りにもいいかもしれません。
密閉構造ではないものの、包装済みのちょっとしたおやつの持ち歩きにも活躍するなぁと。
ただし食品や飲料をそのまま直接(剥き出しで)入れるのは厳禁なので、ご注意を。
保冷剤にもなるとは!

中身の凍っているシリコーンケースは、保冷剤の代わりにもなってくれます。
一般的な保冷剤と違って筒状なのがポイントで、最近流行りのワークマンのハイブリッドコンテナのような円柱型クーラーに入れやすいところが個人的には激アツでした。
しかも横置きでペットボトルの上に載せられる! 最高!
使用上の注意点は?
凍らせるときは「縦置き」

横にしたり、逆さまにした状態で凍らせると、楕円形に凍ってしまいホルダーに入らなかったり、破損の原因になったりするとのこと。そのため、シリコーンケースをまっすぐに立てた状態で冷凍庫内へ入れる必要があります。
なお、高さ14cm以上ないと縦置きできません。筆者はごく一般的なファミリーサイズの冷蔵庫を使っていますが、縦置きできるところは限定的でした。家族分買いたいところですが、その前に冷凍庫整理しないとな……。
ふたのパーツが多め

ふたを分解すると、4つのパーツが。洗うとき面倒……というのは否めません。ただ裏を返せば「衛生的」といえるので、まぁここは目をつぶるしか。
結論。もっと早く使っときゃよかった

先述したように、筆者の満足度は100点です。氷の冷たさをガツンと感じられて、ほんと涼しくて、とにかく気持ちいい!
さらに、ホルダー単体で缶クーラーにできたり、氷のう単体で保冷剤にもなったり。とにかく汎用性の高さに惚れました。
ネッククーラーはすぐ溶けちゃうし、ハンディファンは結局熱風だし、猛暑でバッテリーの劣化も怖いし……つまるところ、筆者の夏はアイスパック一択ですね。

しいて欲をいうならば、ストラップ用の穴があれば子どもにも持たせやすいのにな〜……。というのも、他社さんの類似品で、ストラップ付きやハンドル付きモデルがあるんですよね(サイズは小さいですが)。
でも筆者は、魔法瓶メーカーのピーコック社製を使いたかったので、後悔はしてません。
昨夏はどこのお店も軒並み完売でなかなか手に入らなかったので、気になったかたはぜひ早めのチェックをおすすめします!
ピーコック アイスパック(シリコーン氷のうタイプ) ABB-L30
| 本体サイズ(約mm) | 76×76×159 |
|---|---|
| 本体質量(約kg) | 0.29 |
ピーコック他サイズの氷のうもあります
ピーコック ミニアイスパックポケット (シリコーン氷のうタイプ) ABB-S07
| 本体サイズ(約mm) | 49×49×145 |
|---|---|
| 本体質量(約kg) | 0.16 |
ピーコック ミニアイスパック (シリコーン氷のうタイプ) ABB-16
| 本体サイズ(約mm) | 58×58×170 |
|---|---|
| 本体質量(約kg) | 0.2 |
ピーコック アイスパック (布氷のうタイプ) ABC-50
| 本体サイズ(約mm) | 79×75×169 |
|---|---|
| 本体質量(約kg) | 0.24 |



