取り付け可能な範囲
・クリップは最大16mmまで開きます
・クリップについているストッパー部分は、最大10mmまでの丸型・角型の棒に対応
安定感を保ちたい場合は、直径10mmまでのものに取り付けるのがベストということですね。
取り付けのしやすさや安定感は場所によって違いますが、ちょっと工夫すれば使えるシーンは広がりそう。お気に入りの“設置ポジション”を見つけてみてください!
シーン1 |洗濯機ラックのポールに

洗濯機ラックのポールに装着して使ってみました。湿気がこもりやすい洗面所でも、顔まわりに風が当たるだけで不快感がぐっと軽減されます。
メイク中やドライヤー後の「暑い……」をクールダウンできるのが魅力。洗面台にスペースがあれば卓上置きもOK。USB充電式なので、コンセントが空いていなくても使えて便利です。
シーン2 |キャンプのツールハンガーに

タープやテント設営時の暑さ対策にもぴったり。筆者はツールハンガーやランタンスタンドとして使っているポールに取り付けてみましたが、問題なく固定できました。
角度も自在に調整できるため、作業中に顔まわりにしっかり風が届いて快適。ちょっとした日陰に設置しておけば、ひと息つける“涼みスポット”に。夏場のキャンプでも、快適さがぐっとアップします。
シーン3 |ワークスペースのスタンドライトに

IKEAの「バロメーテル ワークランプ」のポール部分に取り付けてみたところ、問題なく装着できました。デスクまわりの支柱やスタンドに対応できる柔軟さは、このアイテムの大きな魅力。
クリップはしっかり固定できる設計なので、ぐらつきもなく安心です。角度調整も自在なので、パソコン作業や手元の細かい作業中も顔まわりに涼しい風が届き、夏のデスクワークの快適度がアップします。
シーン4 | キッチンの窓辺に置くのもアリ

キッチンは取り付けできそうなポールが見つからず断念。そんな場所でも卓上扇風機として使えるから問題なし! 底面には滑り止めゴムがついているので、倒れることもありません。
夏の料理って、地味に過酷。火の前に立つだけでじんわり汗が滲んで、調理どころじゃない……なんてことも。そんなとき、アンブレラファンをキッチンに設置しておけば、風がこもらず、熱がこもらず、気持ちまで少し軽やかに。エアコンや換気扇だけでは届きにくい顔まわりに風が届いて快適です。
シーン5 |自転車……はちょっと厳しかった

信号待ちの間に涼めたらいいなと思い、試しに自転車のハンドルに取り付けてみたところ、残念ながらサイズが合わず固定できませんでした。
クリップが対応する幅が最大16mmのため、こればかりは仕方ない。走行中は自然な風で十分涼しく感じるので、使用できなくても大きな問題はなさそうです。
気になった点&注意したいポイント

持ち運びできて、いろんな場所に取り付けられる便利なファンですが、実際に使ってみて気づいたこともいくつかありました。注意したいポイントを正直にお伝えします。
傘に取り付けると、本体が回転する恐れあり

本体は約195gとやや重ため、本体全長は17.5cmあります。傘の動きが影響してか、ファン自体が下にズレてくることはないものの、バランスを崩して本体がクルっと回転してしまうことがあります。しっかり固定されても風向きがズレると快適さはダウン。
筆者が使った感想としては、スタスタ歩く移動だとファンの回転が気になることもあるので、野外イベントやテーマパークの待ち時間など立った状態で使用するのに重宝しますよ! 実際、万博に持って行ったらとても役立ちました。
また先ほどの洗面所やキャンプでの使用例のようにクリップを使用する場合、“静止している物に取り付ける”がベストかもしれません。
パワフルな風がいい!でも、屋内だと音が気になるかも

先述の通り、風量は5段階。最大の「ターボ」モードではかなりパワフルに風を送ってくれます。最初使ったときは、想像以上の風量でビックリしたほど!
ただし、そのぶん動作音はやや大きめ。静かな屋内や会話中に使うなら、ちょっと気になるボリュームです。屋内では2〜3段階目くらいがちょうどいい印象なので、シーンに合わせて風量を調整してください。
取り外しには少しコツが必要。クリップは硬めです

傘やポールにしっかり固定できる反面、取り外す際には少し力が必要です。とくに初回はクリップの開閉が硬めで、慣れるまではスムーズに着脱しにくいかもしれません。
ただしそのぶん装着中にズレたり落下する心配はほぼなし。外すときは両手でしっかり押さえて、ゆっくり取り外すのがおすすめです。安全性とのバランスを考えると、納得のホールド力といえるでしょう。
暑さ対策×ハンズフリーを叶える“お守りガジェット”

「傘に取り付けられる扇風機」という発想がユニークで、使ってみると想像以上に快適。外出時の暑さ対策がぐっとラクになります。傘・ハンディ・卓上と3WAYで使い回せる柔軟さも嬉しいポイント。
真夏の外出や屋外イベントなど、熱中症対策にもひと役買ってくれる“お守りガジェット”として活躍してくれそうです。


