「IGTソフトクーラー」のディティールをチェック!
IGT規格のテーブルにビルトイン!

やはりその最大の特徴は、スノーピークのIGTシリーズ規格テーブルに、ビルトインできるところです。
開口部には、スチール製のフレームを備え、これがテーブルのフレームにうまく引っかかって吊り下がる構造です。


昨年より愛用中のゼインアーツ「トードテーブル」に、早速、天板を外してビルトインしてみたところ……。
結果はこの通り! 見事にシンデレラフィットしましたよ。
350ml缶が12本入るサイズ感

サイズは35.5×21.0×23.0cm、容量は12L。
試しに350ml缶を入れてみたところ、ちょうど12本入りました。


500mlペットボトルも収まる高さがあり、350ml缶の上には、保冷剤の「クーラーショック(M)」がピッタリと載せられました!
氷や保冷剤を入れるスペースを考えると、2〜3人までのドリンク保冷にピッタリなサイズ感といったところです。
お手入れも収納もスマート

表面の素材は丈夫な600Dオックスフォード生地で、内側はTPU防水生地を使用。汚れてもガシガシ洗えてタフに使える仕様もうれしいですね。

折り畳むとこの通りペタンコなので、自宅での保管場所にも困りません。
いざ、キャンプにて使ってみた!
エコバッグ代わりに使うとスムーズ!

ペタンコに畳めて携行時も邪魔にならない「IGTソフトクーラー」。
キャンプ前の買い出し時にスーパーへ持ち込んでおき、エコバッグ代わりに使うと便利なことを発見!

これが超楽ちん! スーパーで買った飲み物をレジカゴからソフトクーラーに移し替えれば、そのままスポッと、ハードクーラーの中へ入れられます。
「レジカゴから袋→袋からハードクーラーへ」という二度手間が省けて、買い物がグッと楽に。
IGTテーブルへセットしてみたら…


キャンプ場に到着したらIGTテーブルを組み立て、「IGTソフトクーラー」をセット! クーラーボックス用のスタンドを別途用意する必要もなく、あっと言う間です。

氷を入れれば、準備は万端。これでもう、冷えたドリンクを座ったまま永遠に飲み続けられる環境が完成しました!
立ち上がったり、体を捻ることもなく、ただ欲望のままに目の前のドリンクを取り出すのみ……。眼前には美しい自然の風景。最高が過ぎますね!
気になる保冷力は…?

そして、あくまで簡易的なソフトクーラーと言えど、やはり気になるのが保冷性能。ただのバケツよりは優れていてほしい……。
Amazonの商品ページにも「外側は〜600Dオックスフォード生地に、10mmパールコットンを内蔵し内面はTPU生地〜」とあり、多少なりとも断熱材も挟まれているようです。
ということで、外気温20℃の状況で、テーブルと、「IGTソフトクーラー(氷アリ)」内の缶ドリンクの温度変化を検証してみました!
1時間後に計測

3時間後に計測

それぞれ1時間後と3時間後に、缶表面の温度を計測した結果は、下記の通り。
- テーブル:1時間後12℃→3時間後20℃
- IGTクーラー:1時間後3℃→3時間後5℃
テーブルの缶では1時間後にはぬるくなり始め、3時間後にはほぼ常温に。一方、IGTクーラー内の缶は3時間経っても5℃と、キンキンに冷えたまま!
ただし、蓋が無いためか氷は溶け始めていたので、昼からのキャンプでなんとか夕方まで冷えた状態をキープできるかな、といった印象です。
テーブル天板は載せられる?

座ったままドリンクを取り出せるのが便利な「IGTソフトクーラー」。ですが、テーブルにビルトインできる=天板の有効面積が減るということでもあります。
なので、ビルトインしたままでも「トードテーブル」天板が載せられれば、スペースが有効活用できると考えた筆者。

また、もともと蓋が付属していないので、天板がピッタリハマれば蓋代わりになって保冷力もUPしそうな気が……。


結果は……、天板両サイドのL字構造の縁がソフトクーラーのフレームと干渉し、残念ながらピタリとはハマらず、天板が浮いてしまいました。
他社製のIGTテーブルで、天板がハーフサイズでなければ、もしかしたら干渉することなくハマるかもしれません。
また、先に触れた通り、保冷力をUPさせる蓋代わりとしては、保冷剤「クーラーショック M」を載せて置くと良さそうです。
気になる点
自立しないから単体では使えない

ボディ自体にはフレームが入っておらず、ペタンコに折り畳めるのが便利な「IGTソフトクーラー」。
ですがその反面、自立して置けないため、使用にはIGTテーブルが必須。自立してくれれば、IGTテーブルがないときにも活用できたのですが……。

出典:SWAGGEAR
SWAGGEARの販売ページには上記の画像があり、KOOTILから専用スタンド?もリリースされているようですが、残念ながら日本国内で入手可能なECサイトは見つからず。
手持ちのクーラーボックススタンドなどがサイズ的にフィットすれば、単体でも使えるかもしれませんね。
KOOTAIL IGTテーブル用 ソフトクーラー
| 使用サイズ | 縦35.5×横23× 高さ21cm |
|---|---|
| 容量 | 約12L |
| 重量 | 約900g |
| 材質 | 600Dオックスフォード、TPU、鉄 |
IGTテーブルユーザーはチェックマストのソフトクーラー

いかがでしたか? 今回はSWAG GEARの「IGTテーブル用ソフトクーラー」を紹介させていただきました。
キンキンに冷えた飲み物がたまらなく美味しい、これからのキャンプシーズン。一回座って飲み始めたらテコでも動きたくない……、そんなIGTテーブルユーザーの方は、チェックマストです!



