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先輩キャンパーが教えてくれた「このアイテム最高なんです!」BEST5【広告カメラマン・中嶋史治さん】

先輩キャンパーに愛用のキャンプギアを教えてもらう当連載。今回のゲストは、趣のあるアンティーク品を取り入れながら、自分たち好みを突き詰める中嶋史治さん。最新鋭のキャンプギアで固めすぎない、こだわりの愛用ギアを5つご紹介します。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ・記事中画像提供:中嶋史治さん

今回アイテムを紹介してくれるのは、広告カメラマン・中嶋史治さん

中嶋史治さんのキャンプサイト

札幌市を拠点に、広告カメラマンとして全国各地へ飛び回っている中嶋史治さん(@bluecolor0411)。

キャンプ歴は20年。現在のキャンプスタイルは、奥さまと愛犬2匹と一緒に、北海道中を走り回ること。絶景写真を撮ったり、その土地の食材でキャンプ飯を作ったりして楽しんでいるそう。

中嶋史治さんのキャンプサイト

そんな中嶋さんがキャンプ道具を選ぶうえでの共通点は、自分がときめくか否か。

流行りのものや、決まったブランドにこだわることはありません。ビンテージ物でも現行物でも、自分たちがときめく物をお迎えしています

最新鋭ギアで固めすぎない中嶋さんの“選りすぐりギア”を5つお聞きしました。

1、自然のなかで引き立つまっしろなテント

スノートレッカー「Basecamp 10×13」

スノートレッカーのベースキャンプ

フォルムにひとめ惚れしたというコットンテントは、アメリカ発のテントブランド・スノートレッカーのもの。

米国の難燃性基準CPAI-84をクリアした燃え広がりにくいコットンで、コットン素材の大敵、カビを防ぐ加工済みなのが嬉しいポイントです。

なによりも見た目が可愛いし、真っ白いテントなので林間のグリーンにも映えます

ベースキャンプのお座敷スタイル

ワンポール仕様に見えますが、実際には山型のアルミフレームによって広々とした室内空間をキープ。さらに壁面が立ち上がる構造により、居住スペースは快適そのもの。

テントのなかをお座敷スタイルにすることで、愛犬たちもリラックス。冬は薪ストーブをインストールし、家族みんなで寝落ち必至……なのだそう。

スノートレッカーのベースキャンプ

なお、他にも数々のテントをお持ちの中嶋さん。使い分けはというと……?

「Basecamp」は雪中で使用するシーンが多いのですが、夏はタープ下で過ごすことが多いので、ヒルバーグの「カイタム」のようなコンパクトなテントを。

遠出するときは、突然の天気の変化にも対応できるナイロン素材のものにしています

化繊テントと比べると、どうしても軽さ、防水性は劣ってしまうコットンテント。中嶋さんのように状況に合わせて持ち出す、というのが賢い使いかたかもしれませんね。

スノートレッカー公式サイトはこちら

2、 時代を超えて愛されるヴィンテージバーナー

プリムスのツーバーナー

プリムスのアンティークツーバーナー

インスタで何度か見かけて、可愛いなと思っていたところ、キャンプのセレクトショップで見つけて即買いでした。3年くらい前から使っています

アンティーク好きの中嶋さんが惚れた火器は、かつてヨーロッパで発売されていたスウェーデン製のプリムス、ツーバーナー。アンティークといっても、現行のOD缶が使えるため、使用には問題ないのだそう。

プリムスのアンティークツーバーナー

キャンプでもよく料理をするので、火口がふたつあるツーバーナーは魅力。同時にいろいろ調理できるところが◎で、パスタを作るときも便利です

片方でパスタを茹で、その間にもう片方でソース作りがパッとできる、それがツーバーナーの便利なところと中嶋さん。

軽量さを求めるとシングルバーナー、取り回しのしやすさを優先するとカセットコンロに行き着きがちですが、脚が折りたためるこのスマートなツーバーナーなら、軽さと使い勝手のよさのバランスが◎。

プリムスのオンジャ
出典:iwatani-primus プリムスの現行品ツーバーナー「オンジャ」

このアンティークツーバーナー、プリムスの現行品でいうところの「オンジャ」的な立ち位置でしょうか。なかなか同じものに出会うのは難しいと思うので、気になったかたはオンジャもチェックしてみては?

    プリムス オンジャ

    出力4.1kW/3500kcal/h×2(500Tガス使用時)
    ガス消費量292g/h×2(IP-500ガス使用時)
    ゴトクサイズ410×140㎜
    収納サイズ43.0×14.0×30.0㎝
    本体重量3.0kg(+ウッドボード490g)

    3、テーブルはお気に入りの“木箱”で

    フランス製のアンティーク木箱

    アンティーク木箱をテーブルにしている

    10年ほど前、奥さまがネットショップで見つけたという、フランスのアンティーク木箱。それをキャンプテーブルに活用するのが中嶋さん流です。

    収納力のある大きな木箱なんですが、ふとテーブルとしても使えると思ったんです。

    経年経過で独特の雰囲気になっていくところが気に入っています

    アンティーク木箱をテーブルにしている

    先ほど紹介したプリムスのツーバーナーのように、普段からアンティークやビンテージの「時を経てきた唯一無二のもの」が好きと話す中嶋さん。

    キャンプに行っても好きなものに囲まれてリラックスしながら過ごしたい、そんなふうに思いながらキャンプ道具を揃えているうちに、こんなスタイルに落ち着きました

    中嶋史治さんのキャンプサイト

    収納力のある箱ということで、なかにはカセットガスやカトラリーケース、LED照明などの常備品をスタッキングしてフィールドへ。日によっては、サイドテーブルとして活用するときもあるそう。

    こうしたアンティーク品はおもにネットショップをチェックして出会うことが多いんだとか。

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