バックパックが、もっと便利になる!

アウトドアで使うギアのなかには、「これ、日常でも使えるかも」と思わせる名品がたくさんありますよね。
なかでも、バッグにすっと忍ばせておくだけで、“あってよかった”と実感できるアイテムは、実用性も汎用性も抜群。
今回は、キャンプ好きの筆者が本気で持っていてよかったと思ったギアを3つ厳選! 休日の相棒として持ち歩きたくなる、そんな名脇役たちをご紹介します。
休日バッグに忍ばせる神ギア3選
1|GEAR AID / HEROCLIP

「地面に置きたくない……でも置き場がない」。そんな場面で活躍するのが、GEAR AIDの「HEROCLIP(ヒーロークリップ)」です。

一見ただのカラビナですが、実はフック部分が180度展開&360度回転するユニーク構造。
テーブルの縁やポール、木の枝などに引っかけて、バッグやランタンを“中に浮かせる”ことのできる便利ギアなんです。


日常ではバッグハンガーとして、キャンプではランタンフックやギア吊りにとマルチに対応。サイズもMとSの2サイズで、カラーも複数展開なので、好みのものを選びやすいのもポイント。

最大耐荷重はSサイズで22キロ、Mサイズで27kgとタフ仕様なのもアウトドアギアらしさの1つ。航空機グレードのアルミニウムを使用しており、しっかりした安心感があります。

また、フックを折りたためば通常のカラビナの姿になるため、持ち運びにも困りません。小さいけれど、確実に“助かった!”となる逸品です。
GEAR AID HEROCLIP SMALL
サイズ | 約幅62×高さ78mm(折りたたみ時) |
---|---|
重量 | 約31g |
材質 | (本体)アルミニウム合金(航空機グレード・アルマイト加工)、硬化プラスチック (ゲート)ステンレススチール |
耐荷重 | 22kg(静止荷重) |
2|Matador / ポケットブランケット 4.0(ブラック)

急に腰を下ろしたいときや、レジャー先で地面が濡れていて座りたくないとき。そんな場面で「これ、持っててよかった!」となるのが、Matadorの「ポケットブランケット 4.0」。
たった110g、手のひらサイズに収まるレジャーシートで、バッグに入れてもまったくかさばりません。


しかも、袋は本体と一体型なので紛失のリスクもなし。そして地味に嬉しいポイントが、畳み方ガイドラインのプリント。
レジャーシートに限らず、畳んで収納するアイテムって、綺麗にしまうことができなくなってしまったりするものですが……これは毎回同じように畳むことができ、ストレスフリーです。


さらに、ペグと砂袋が備わっているのもニクいですよね。
軽いがゆえに、通常のレジャーシートよりも風に弱いのが弱点ですが、このペグや砂袋を使用して地面に四隅を固定することで、めくれ上がる心配もなく、使用することができます。

フェスやハイキングでのレジャーシートとしてだけでなく、キャンプの積み込み、積み下ろしではグランドシートのような使い方も。

生地は耐水性があり、湿った地面でもお尻が濡れる心配も無用。
「軽さ・手軽さ・実用性」のバランスが抜群で、ピクニックやお花見だけでなく、キャンプやフェスでも活躍。持っておいて損なしの万能シートです。
3|nahe / Dry Bag S – 2WAY

ちょっと出かけたいときや、水辺に近いレジャーシーンで活躍するサブバッグ。nahe(ネーエ)の「Dry Bag S – 2WAY」は、ただのドライバッグとはひと味違う、街でも外でも“ちょうどいい”存在です。

素材は、アウトドアでも採用される高密度リップストップナイロン。
防滴性のある生地に止水ジップを組み合わせていて、水の侵入をしっかりブロック。着替えやガジェット類を入れても安心感があります。

さらに注目したいのが、その軽さと収納性。わずか50gという軽量仕様で、くるくるっと丸めれば手のひらサイズに。
バックパックの中にひとつ入れておくだけで、旅先や銭湯、急な買い物でもすぐ使えるのが嬉しいポイント。中に入れておくだけでなく、ベルトやハンドルにぶら下げておくこともできます。

ショルダーストラップ用のDカンも付属
しているので、手持ちはもちろん、サコッシュのように肩がけしても◎。

防水バッグとしてだけでなく、ちょっとしたお出かけ用にも使える汎用性の高さが魅力です
“とりあえず持っておく”が、あとで効いてくる

今回紹介した3つのギアは、いずれも軽量・コンパクトで、“とりあえずバッグに入れておく”だけで安心感が段違い。
見た目以上に役立つ実力派ばかりで、いざというときに本当に「助かった!」と感じられるはずです。
普段の生活や旅行、もちろんキャンプでも活躍する“忍ばせギア”。まだ取り入れていないなら、ぜひこの機会にチェックしてみてください。