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「ロープワークが苦手」そんなあなたに朗報です

キャンプでなにかと重宝する、細引きロープ。物を吊るしたり、タープをピンと張るのに使ったりと、予備も含めキャンプには何本か持っていきたいところです。
その際覚えておくと役立つのが「自在結び」。ロープの長さ調整ができてとても便利ですが……

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「苦手なんだよな~」という方も多いのではないでしょうか。事実、覚えたつもりでもフィールドで実際に試そうとすると上手くいかなかったり。
ロープをササッと調整できてしまう便利グッズ

撮影:筆者
そんな方に満を持しておすすめするのが、NITEIZE(ナイトアイズ)の「カムジャム ロープタイトナー(以下カムジャム)」なんです。
ひとつ使ってみると、その便利さに何個も買ってしまう中毒性のある便利グッズ「カムジャム」。ロープワークを手助けしてくれるものですが、具体的にどう使えるんでしょうか? 実際に試してみます!
ナイトアイズ カムジャム ロープタイトナー
サイズ | 縦69X幅34X奥行15mm |
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重量 | 16g |
材質 | プラスチック、ステンレススチール |
使用可能ロープ | 直径2~5.0mm |
使い方はカンタン。紐を通して引っ張るだけ

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使い方は、至ってシンプル。本体の穴にロープを通して手前に引っ張るだけ。ロープが留め具に引っかかり、これだけで簡単にテンションをかけることができるんです。

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まず本体の小さな穴に裏側から細引きロープを通します。

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カムジャムは、直径2〜5mmの細引きロープに対応。写真の赤いロープは約3mmのものです。

撮影:筆者
最後に穴から出てきた細引きロープを下方向に引っ張れば、ギュッと固定されます。
これがカムジャムの構造で、あとは下のイラストのようにカラビナの引っかける場所によって使い方が変わってきます。

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【1】の使い方(イラスト左)の他に【2】の使い方(イラスト右)も可能。この2パターンが基本的な使い方になります。
これにはちゃんと名前が付いており、【1】の使い方は「FIXED ENDシステム」と呼ばれ、テントやタープのハトメにカラビナを引っ掛けて引っ張ることができます。
また【2】の使い方は、「LOOPシステム」。ロープを輪っかにして使うとても幅広い使い方です。この2パターンを用途によって使い分けることになります。
……と言っても、これだけではどういった使い方ができるのかイメージしにくいですよね。それでは実際の使い方を見ていきましょう。
テント設営に薪を束ねる…使い方はいろいろ

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ロープを引っ張って止める、というシンプルな構造のカムジャム。シンプルだからこそ使い方はいろいろ。そんな使い方たちを紹介する公式動画がyoutubeにアップされているので、まずはこちらを見てみましょう。
動画ページを開くのがちょっと面倒、という方のために使い方をいくつか紹介しますね。
テントのガイロープを張るのに便利!

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先ほど紹介した1の使い方「FIXED ENDシステム」を使えば、テントのガイロープを張るのもカンタン。
ロープを引くとキュッと締まるので、自在金具や自在結びに不慣れな方でもこれなら難なくロープが張ることができ、居住性も向上すること間違いなしです。
絶対にほどけたらダメな荷物の外付けに

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2の使い方「LOOPシステム」を使えば、自転車などの荷台への荷物の取り付けにも便利。
ゴム紐を使うと、小さい荷物を固定する場合でもゴム紐を最後まで引っ張りながら固定していく必要がありますが、カムジャムを使えばスマートに固定することが可能です。
薪を束ねるときにも

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写真のようにバラバラになった薪を束ねるのにも便利です。またこれ以外にも、大きくてかさばる寝袋をコンパクトに畳むコンプレッションとしても使えそう。長い物を束ねる際は、ロープを2本にしてバランスを調整するのがおすすめです。
何とも便利そうなカムジャム、ここからは実際に収納に使ってみます!