後片付けもとても簡単だった

食べ終わった後はやはりコゲや汚れが残っていますが、このグリルの場合油が流れていったことでコゲつきの量は比較的少なめです。
油がたくさんついた状態で炊事場で洗い流すと排水溝が詰まってしまうため、まずはキッチンペーパーでコゲや油を拭き取ります。フッ素加工のおかげで、こするだけでコゲはみるみる剥がれ落ちました。

上半分だけ拭き取った状態。キッチンペーパーで拭くだけでここまで綺麗にコゲが取れました。このぐらいの汚れであれば、そのまま持ち帰って洗うという手もありますね。

その後、中性洗剤を使い軽くスポンジで擦っただけですっかり綺麗な状態に戻りました。鉄製の鉄板だと、この後水分を飛ばして錆びないように油でコーティングして……という作業が必要になりますが、そういった手間も一切ナシ!
というようにメンテナンスの点でも優秀なグリルでしたが、ちょっと惜しいなと感じたことも正直ありました。
「ヘルシー焼肉グリル」のここが気になった
合う熱源が限られる

カロリーが気になる40代としては毎回このグリルで肉を焼けるといいんですが、じつはこのグリルは4本爪で大きいサイズの五徳にしか対応していない設計。ガス缶に直接取り付ける小型のシングルバーナーのようなタイプだと、使うのは難しそうです。
五徳の本数が4本ではないコンロの場合、五徳の上に網やロストルを置けばセットできるようになります。
カセットコンロの場合は、輻射熱に注意

撮影:編集部
また、カセットコンロで使う場合はガス缶部分に鉄板を被せないことが大前提。「ヘルシー焼肉グリル」は長方形のため、コンロによっては被ってしまう場合も考えられます。
コンロと鉄板が安全に使える組み合わせかどうか、使う前にしっかり確認しておきましょう。
油跳ねも、それなりにあった

油が切れるので煙や周りの油跳ねは少なめだと良かったんですが、そこは普通の鉄板とさほど変わらず。終わってみると周りにはけっこうたくさんの油が跳ねていました。
テーブルが油でギトギトになってしまわないよう、とくに家で使う場合はテーブルの上に新聞紙を敷くのがオススメです。
一石二鳥なヘルシーグリル

「カロリーオーバー」と「洗うのが大変」という焼き肉で感じでいた2つの課題を見事に解決してくれた技アリなグリル。キャンプだけでなくおうち時間など、色々な場面で活躍してくれそうです。
運動不足が気になるけど美味しいお肉は食べたいという方、カロリーコントロールの一案に試してみてはいかがでしょうか?
イシガキ産業 ヘルシー焼肉グリル
| サイズ | 幅37×奥行26×高さ4.2cm 内径/310x250mm |
|---|---|
| 重量 | 960g |
| 材質 | 本体/アルミニウム合金表面加工 表/フッ素樹脂加工 裏/焼付け塗装 |



