通勤からハイキングまでコイツにお任せ

CAMP HACK Channel なるみ
普段はショート動画制作を担当している二児のパパ。絶賛ファミリーキャンプを謳歌中で、家族が快適に過ごせるアイテム探しに余念がない。最近は密かにハマっているトレイルランニング道具も収集しているとか
カリマー「cleave 20」

出典:Amazon
動画制作の傍らで、2児の育児に奔走しつつ、トレイルランニングの大会にも精力的に参加するパワフルな男、鳴海。
そんな彼が上半期のベストギアにチョイスしたのは、カリマー「cleave 20」。一見シンプルなこちらのバックパック。一体どんな機能を紐解いてくれるのでしょうか……?!

なるみ:トレイルランニングが趣味で、通勤時にもランニングしているため、ちょうどいいリュックを探していました。
仕事に使うPCが入る機構はマストで、かつ、走ってもずれないフィット感、スマホや小物が取り出しやすいなどの条件で、見つけたのがこちら。

身軽なデイハイクや日帰り登山向けに、携行性と快適性をバランスよく備えた小型リュックなので、走ってもフィット感バッチリ。
ウエストベルトが取り外せるので、通勤時は外してスッキリと使えるのも便利です。


さらに、めちゃくちゃ使いやすいポイントが、この「ユーティリティショルダーハーネス」。
両サイドに大きなメッシュポケット付きなので、スマホもスッポリ。片側にはファスナー収納もあって小銭入れを入れています。
鍵やカラビナをかけるDカンやループもあり、背負ったままでの小物の出し入れが非常に快適なんです。

20Lの容量もちょうどよく、内部にはしっかりPCも入れられるハイドレーションポケットを完備。両サイドのボトルポケットも、冷えたドリンクの結露で中の物を濡らしたくないときに便利です。
通勤時だけでなく、週末のお出かけから家族とのハイキングにまで使い倒しているので、コスパの高さを感じています。
背負ったままで、あらゆる小物にラクにアクセスできるこの機能、とても便利ですね! それでいて、アクティブなシーンにもしっかり対応するのが流石のカリマーです。
カリマー cleave 20
| サイズ | H47xW25xD21(cm) 背面長:47cm |
|---|---|
| 重量 | 640g |
| 材質 | N100D X-GRID R/S NY (ナイロン89%、ポリエチレン11%) |
欲しい機能が全部盛り!

CAMP HACK編集部 近藤
「安く気軽に」をモットーに、コスパギアの情報収集には余念がないオタク気質な編集者。最近は登山にどハマり中で、ギアの軽量化がとまらない
マタドール「ポケットブランケット 4.0」

出典:Matador
CAMP HACK編集部に来てはや3年。本連載には2023年ぶりの登場となる、ちょっとレアキャラ? な近藤。そんな彼が紹介するのは、マタドール「ポケットブランケット4.0」。
超コンパクトかつ高機能なEDCギアには定評のあるマタドールですが、今回のこちらは、はたして……?

近藤:キャンプや登山用ギアは一通り揃ったものの、ずっと悩んでいたのがレジャーシート。さまざまなタイプがある中、自分の需要にマッチするアイテムが見つからず……。
そんなとき、編集長のマツダさんから教えてもらったのが「ポケットブランケット 4.0」です。
「あったらいいな〜」という機能がぎゅっと詰まった、 まさに「全部盛り」のレジャーシートだったので購入しました!


まずは、11.4×6.6×2.8cmと手のひらサイズな点がお気に入りです。重さもわずか110gなので、日帰り登山用の小さめバックパックでも全く負担になりません。
それでいて、広げれば160×110cmと大人2人でも座れるサイズ。
しかも、高品質な耐水生地と高耐久コーティングがドライな状態を保つので、雨で濡れた地面にも躊躇なく使えます。


そしてスゴイのが、裏面の4つの角にある2重ポケット。三角ポケットの上にさらに小さなポケットがあり、そこにはなんとペグが内蔵!
風に飛ばされないうえに、ループで結び付けられているからペグの紛失も心配無し。砂地や硬い地面なら、三角ポケットに石や砂を詰めて重石にできるのも秀逸です。


キャンプギアの積み下ろし時にもササっと敷いて、汚れを防止。
また、この手のコンパクトなシートにありがちな「元通りに畳めない問題」にも配慮。ガイド線がプリントされているから、スムーズに畳めます。
収納袋も裏面にポケットとして縫い付けられたポケッタブルなので、こちらも紛失の心配がなく、長く大切に使っていけそうです。
このコンパクトさでペグまで付属していて防水生地、さらには畳むときのガイドライン付き。これを超えるレジャーシートってなかなか無さそう……。まさに全部盛りのアイテムですね!
外でも家でも、家族の安心と便利を両立するツールです

CAMP HACK Channel きむ23
CAMP HACKの「なんでも屋」です。動画作ったりお店やってたり、なんか色々やってます。ソロキャンプからファミリーキャンプ、旅からDIY、なんか色々やってます
TRH「特定小電力トランシーバー」

出典:Amazon
CAMP HACK ChannelからトークショーのMCまでこなし、2025年も実にマルチに活躍する「きむ23」。今回きむ23がベストギアとして掲げたのは、TRH「特定小電力トランシーバー」。
およそキャンプギアらしからぬ、まるでオモチャのようなこのトランシーバーですが、その実力とは……?

きむ23:外では電波のない場所で、家では子どもとの連絡手段として、家族3人で使えるトランシーバーが欲しかったんです。
手頃な価格のものも多いですが、「技適マーク=総務省技術基準適合商品」のないトランシーバーは電波法違反になってしまいます。
けれどAmazonで見つけたこちらは、オモチャのような見た目なのに、ちゃんと技適マーク付き。意外と少ない「3台セット」だったのも決め手となって購入。

まず、軽量かつコンパクトなので、4歳児でも持ちやすいです。
驚いたのが、オモチャのような見た目に反して音質はクリア! 電波が悪いアウトドア環境で十分に使える性能でした。
通信には、特別に設計された特定の暗号化コードが採用され、他のトランシーバーとの互換性がなく、通信内容が漏れないのも安心。

そして、バッテリー内蔵型ではなく、単4形乾電池3本か、ニッケル水素充電池どちらでも使えるのも便利。
充電池の場合は付属のUSBケーブルで充電できるし、充電を忘れてもコンビニで乾電池を買えばすぐ使えます。
天面には小さな懐中電灯付きなのも地味に嬉しいポイント。

家の中でも、2階で大人が洗濯物を干しているときなど、1階にいる子どもが階段を登って来なくても、トランシーバーでやり取りできるから安心。
付属の6色のカラーパネルで着せ替えできるから、自分専用機が作れるのも、子どものモチベーションが上がりますね。
オモチャのようなポップなデザインと着せ替えの遊び心と、実用性とのバランスが絶妙なトランシーバー。電波状況が悪い場所から自宅まで、持っていて損のないアイテムですね。
TRH 子供用 特定小電力トランシーバー 3台セット
| サイズ | 幅2.2×奥行き4.8×1×高さ4cm |
|---|---|
| 重量 | 200g |
| 通話距離 | 市内:約100m~200m 郊外:約500m~800m 見通しの良い場所:約1km |
| 対応電池 | 単4形乾電池3本/ニッケル水素充電池(付属のUSBケーブルで充電可) |
| チャンネル数 | 9 |
| 周波数範囲 | 422.1000~422.2125MHZ |
| チューナー | UHF |
| 付属品 | トランシーバー3台(付2ベルトクリップ)、カラーパネル6色、ネックバンド3本、USBケーブル3本、日本語取扱説明書 |
永遠に抜け出ることのない、キャンプという名の沼…。

CAMP HACKという1つのメディアに集う編集部員たちですが、そのキャンプスタイルもライフスタイルも6人6色。
2025年上半期の各ベストギアもそれを象徴するように、インソールからトランシーバーまで、めちゃくちゃ振り幅が大きいですね……。
みなさんも、自分にフィットする新たなギアとの出会いと共に、キャンプをとことん楽しんで下さいね!




