鬼タフなスマホがさらに進化!

アウトドアでの“あるある”といえば、水没、落下、充電切れ……。そんなトラブルに強い存在として注目されてきたのが、FCNTの「arrows」シリーズです。
CAMP HACKでも以前、「arrows We2 Plus」の実力を検証し、そのタフさと扱いやすさに感心したばかり。
そして今回、そんなシリーズの最新作「arrows Alpha」がついに発表されました!
「手が届くハイエンド」をテーマに、性能はさらに進化しつつも、価格は8万円台(市場想定価格)に抑えられているというのだから驚き。さっそく詳細をチェックしていきましょう!
▼「arrows We2 Plus」を検証した記事はこちら
arrows Alpha、6つの注目ポイント
1. コンクリに落としても大丈夫

誤ってスマホを落として画面がバキバキに……なんて経験のある人も多いでしょう。でも「arrows Alpha」なら、そんな心配は必要なさそうです。
なんと、1.5mの高さからコンクリートに落下させるテストもクリアしているとのこと。MIL規格23項目に準拠する、その堅牢性は折り紙付きです。
2. 高水圧ジェットにも耐えうる防水性

防水はもはや当たり前の時代。「We2 Plus」はIP68防水までの対応でしたが、「Alpha」ではIP69に対応。
つまり、水没はもちろん、高圧・高温の水ジェットにも耐えられる仕様になりました。
そんな状況に陥ることは、そうそうありません。それでも、必要以上のスペックであるからこそ得られる安心感があります。とくに、水場のレジャーや雨キャンプでは心強い相棒です。
2日間、充電なしでOK

長時間の外遊びやキャンプ泊では、電池の充電の持ちも気になるところ。とくにULキャンプや登山泊では、荷物をできるだけ減らしたいものです。
「arrows Alpha」は5000mAhの大容量バッテリーと、「We2 Plus」から進化した省電力チューニングによって、2日間の連続使用が可能とのこと。
さらに同梱の90W充電器を使えば、なんと10分で40%、35分でフル充電と、急速充電にも対応しています。
コンパクト。なのに大型ディスプレイ

幅72mmのスリムなボディは、手のひらにフィットしやすい設計。なのにディスプレイは、「arrows We2」の6.1インチから6.4インチの大画面へと、絶妙なバランスで進化しています。
また、ポケットにもすんなり入るサイズ感ながら、ピーク輝度3,000nit、可変リフレッシュレート対応の高精細ディスプレイを搭載し、機能面でもアップデート。
明るすぎる日中の屋外や、暗い状況でも見やすく、いつでも動画や写真が快適に楽しめます。
5,030万画素センサーとAIカメラ


カメラには、ソニーのカメラセンサー「LYTIA」を搭載しており、ミラーレス一眼にも匹敵する、5,030万画素を実現。より明るく、より美しく被写体をとらえます。
また、超広角もフロントカメラも4,990万画素の高精細カメラを搭載する徹底ぶり。

さらに「arrows AI」によって、夜景や、暗所でもクリアな写真を実現。自動補正やシャッタースピード調整、開き目生成までも可能となり、「撮る楽しさ」がぐっと広がります。
8万円台という価格は、まさに「手が届くハイエンド」

性能だけを見れば、10万円台のハイエンドスマホと遜色なし。それでいて価格は8万円台(市場想定価格)と、非常に手に取りやすい設定になっています。
まさにコンセプトである、「手が届くハイエンド」を実現した1台。物価高が続く現代において、これはかなりありがたい存在ではないでしょうか。
他にも注目の機能や製品が!

今回の発表会では、これまで紹介した以外にも注目ポイントが盛りだくさん。
たとえば、「自然な言葉でスマホの機能を検索できる」独自AI機能や、通知を要約してくれる便利な新機能など、日常をちょっとラクにしてくれるテクノロジーが満載でした。

さらに、シニア世代に寄り添った「らくらくホン」シリーズの最新作も登場。
機能だけでなくデザイン、印字されるフォントなど、細部まで見直し、見やすさ・聞きやすさ・あんしん設計をさらにアップデート。
“なくては困る”という声にしっかり応える存在となっています。
アウトドア用スマホの新定番はやっぱり「arrows」!

アウトドアでスマホを使うなら、耐久性やバッテリー性能が高いことはマスト。それに、AI機能やディスプレイ、カメラも妥協したくないですよね。
「arrows Alpha」は、まさに“ハイエンドなアウトドアスマホ”の最適解とも言える1台に仕上がっていました。
8万円台という価格も含めて、これからのスタンダードになりそうな予感です。