意外に機能が充実!ダイソー「センサーライト バータイプ」のスペック
まずは、ダイソー「センサーライト バータイプ」のスペックからお伝えしましょう。
製品表示によると、
材質:マグネット、ABS樹脂
商品サイズ:19cm × 2.1cm × 2.3cm
原産国:中国
という仕様になっています。

ポイントは、20cm弱の細長いバー形状であることと、マグネット付きであることです。
本体のカラーバリエーションはありませんが、光の色は白色と電球色の2種類が用意されています。
また、製品パッケージによれば、
・センサーの反応角度:90°
・センサー反応範囲:3〜5m
・明暗センサー付き
という機能が搭載されており、使用する電池は単4形乾電池3本です。
この「明暗センサー」は、明るいときにはライトのセンサーがOFFになり、点灯しない仕様となっています。賢いですね!
ダイソーの商品としては、とても充実した機能だと感じました。
「100均」じゃないけど…お値段「330円」

「100均」と言えば「ダイソー」。しかし、現在のダイソーは店名のサブタイトルから「100円均一ショップ」という表記を外しています。
Z世代以上、特に筆者のような団塊ジュニア世代の方々にとっては、「ダイソー=100均」というイメージが根強いでしょう。
現在のサブタイトルは「バラエティショップ」。つまり、ダイソーはすでに100円均一の店ではないのです。
調べてみると、1971年創業のダイソー(当時は「矢野商店」)は、1987年に「100円SHOP ダイソー」FC1号店をオープン。2000年頃から(明確な資料は見つかりませんでしたが)、100円以外の商品も扱う“マルチプライス化”を進めてきました。
最近では、物価高の影響もあり、100円以上の商品が目立つようになっています。
……すみません、少し話が逸れてしまいました。本題に戻ります。
ダイソー「センサーライト バータイプ」の価格は、税込330円です!
この機能で330円とは、かなりコスパが高いのではないでしょうか?
さて、実際にキャンプで使ってみたところはどうだったのでしょうか?
実際にキャンプで使ってみた!


スペックに記載の「センサーの反応角度:90°・反応範囲:3〜5m」について、多少の誤差はあるものの、スペックどおりの性能と言っていいでしょう。
センサーの感度はやや高め。範囲内に草木があると、風で揺れた際にライトが反応して点灯することがありました。
明暗センサーも問題なく作動。明るいときには消灯し、暗くなると自動で点灯してくれます。

肝心の明るさも十分に確保されています。
電池の持ちまでは今回確認できませんでしたが、機能と構造から考えると、比較的長時間使えるのではないかと感じました。
スペックどおりの性能といっていいでしょう。
マグネットの磁力は弱い

マグネットの磁力はやや弱め。強力な磁石と組み合わせても、簡単に外れてしまう印象です。
ただし、そもそも強固に固定して使うことを前提とした製品ではないため、致命的な問題ではないかもしれません。
いろんな使い方ができる!

このセンサーライトは、キャンプのさまざまな場面で活躍してくれました。
たとえば、テントの外側の通路に置いておけば、夜中にトイレに行くときなど、必要なときだけ点灯してくれて便利です。
広いテントであれば、出入り口に置くのもおすすめです。
そのほか、他人が誤って自分のサイトに入りそうな場所に設置することで、防犯対策としても使えます。
自動で点灯することで、そこがプライベートエリアであることを示す効果が期待できます。
また、車中泊の際には、ドアの外側に取り付けておくことで、のぞき込みなどへの対策にもなるでしょう。
ただし、注意点もあります。センサーの感度が高いため、草木が近くにある場所に設置すると、不要な点灯をしてしまい、周囲の迷惑になることがあります。
また、明るさが十分あるぶん、夜間の“光害”とならないよう、光の向きには十分配慮しましょう。
買って損なし!
長さ19cmのバータイプは、収納しやすく、取り扱いも簡単です。
2種類のセンサーが付いて330円という価格は、さすがダイソー!と言える内容でした。
単4電池を3本使用する点や、センサーが過敏すぎること、マグネットの弱さなど多少のウィークポイントはあります。
それでも、明暗センサーと常時点灯の切替機能まで備えたこのライトは、330円という価格なら「買って損なし」と胸を張っておすすめできるアイテムです!




