使い方はこの3パターン
ガス抜きクリップの使い道は3とおり。こんなシーンで便利ですよ!
1|残りのガスを出し切りたいとき

CB缶使用のシングルバーナーやカセットコンロをヘビロテしている筆者。
火がつかなくなって使い終わったと思っても、カセットボンベのなかには若干のガスが残っていることがあります。でも、廃棄するときは「中身を使い切ってから」が鉄則なので……

こんなふうにカセットボンベを逆さまにして、石やコンクリートなどに押し付けてガスを噴射させて完全に出し切る必要が。
ですが、庭やコンクリート地面がないとやりにくい……。マンション住まいだった頃は処分にかなり困りました。でも、そんなときこそガス抜きクリップの出番!
ガス抜きするときは、こんなふうにカセットボンベの上部に差し込むだけ。
クリップを差し込むだけで、シュシュシューッとガスが抜けていきます。

わざわざコンクリートに押し付けなくとも、周囲の安全性が確保されていれば使用できるところが便利。
むろんクリップを取り外すとガスが出てこないため、周囲の状況に応じてストップしやすいところも◎。
※公式サイトには「残量の多いカセットボンベには使用できません」と記載あり。あくまで少量のガスを完全に出し切るための製品のようです
2|使い切ったカセットボンベの穴開けに

ガス抜きクリップにはこんな感じの突起があるので、これをカセットボンベに当てがうと……
グッと押すので少し力はいりますが、かんたんに穴開けできました!
・「穴を開けないで捨てる」がルールの自治体もある
ただし、「穴を開けてから捨てる」、「穴を開けずに捨てる」のルールは市町村によって異なるので、住んでいる地域のごみ出しの取り決めを調べておきましょう。
ちなみに筆者の自治体では2024年から捨て方が変わっており、「中身を使い切り、穴を開けずに捨てる」となっていました。家庭での事故防止のためだそうです!
3|マグネットクリップとして使う

ガス抜きクリップの裏側にはマグネットがついているので、冷蔵庫などに貼り付けておくことができます。
もちろん単なるクリップとしても機能。用途が「ガス抜き・穴開け」にとどまらないところがオツですね。

出しっぱなしにしていても気にならないデザインがホントよき。こうやって見ると、おしゃれなクリップにしか見えません(笑)
小さなアイテムは「どこやったっけ?」となりがちですが、目につくところに貼り付けておけば、使いたいときにパッと使えて◎。
スプレー缶には使えません

繰り返しになりますが、ユニフレームの「ガス抜きクリップ」はカセットボンベ専用です。
OD缶をはじめ、スプレー缶の中身抜きにも使えないため、その点は注意しましょう。
燃料は「CB缶派」という人に

カセットボンベを捨てるうえで、「中身を使い切る」ことは絶対条件。
キャンプではCB缶派の人も多いと思うので、ユニフレームの「ガス抜きクリップ」があれば、小さなストレスがきっとなくなりますよ!
ユニフレーム ガス抜きクリップ
ガス抜きや穴開けに使える道具はこちらも参考に
SOTO ガス抜きツール ST-770
製品サイズ | 幅15mm×高さ16mm×長さ100mm |
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重量 | 約33g |
材質 | ステンレス(本体、ガード、ピン) 樹脂(グリップ) 真鍮(グリップエンド) |
機能 | 自治体ごとに異なる2種類の廃棄方法のどちらにも対応可能。 穴開けの先端に安全ガード付きの安心設計。 OD缶、ねじ込み缶のねじ込み口からガスを抜く為のプッシュピンを標準装備。 |
スノーピーク クワガタ
サイズ | 16×11×102mm |
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重量 | 29g |
材質 | スチール(焼き入れ)、アルミニウム合金 |
特長 | ガス缶を捨てるためだけに生まれたスノーピークらしい道具。使用済の缶に安全に穴が開けられます。 |