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逆張り発想の2WAYチェアが新登場!

出典:Coleman
かさばるけど、利便性を考えたら手放せないのが「アウトドアワゴン」。1つは持っているという人が多いのでは?
でも、搬入・搬出時以外にはあまり使い道がないうえ、クルマの積載スペースも逼迫します。
オプションの天板でテーブルになる2WAYタイプもよく見かけますが、この上で火を使った調理などおこなうのはちょっと厳しく、あくまでサブテーブル的なポジションですよね。
逆張りキタ!チェアとの2WAY!

ところが、我らがコールマンからまさかの逆転発想! ワゴンとの2WAYという発想こそ同じですが、なんと、チェアとの兼用タイプというから驚きです。
パッと見ではチェアに全振りしたデザインで、その名も「ワンマイルチェア」。
はたして、チェア&ワゴンとしての実用性はいかほどか、詳しくレビューしていきます!
コールマン ワンマイルチェア
使用サイズ | 約58×64×98(h)cm 座面幅:約48cm 座面高:約41cm |
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収納サイズ | 約29×24×93(h)cm |
重量 | 約4.2kg |
耐荷重 | 約100kg |
積載重量 | 約50kg |
材質 | シート/ポリエステル フレーム/スチール 他 |
付属品 | 収納ケース、ラック付ラバーバンド |
ワンマイルチェアはこんなアイテムだ!
まずは「チェア」の状態をチェック!

チェアとして見た場合、構造は「ヘリノックス」のような吊り下げ式。いかにもコールマンな、ガッチリとした佇まいです。
チェア状態でのサイズは、約58×64×98(h)cm、重量は約4.2kg。座面幅は約48cmで座面高約41cmです。
耐荷重は約100kgもありますから、体の大きな人でも安心して座れる感じです。
操作は特にナシ。そのままワゴンに

そして実は、「キャリーワゴン」への変形的な操作は特にナシ。このまま後輪の方へ傾け、前脚を浮かせるようにして引けば、そのままワゴンとして使える設計です。

出典:Coleman
ハンドルとなる黒い部分は、柔らかなメッシュ素材でカバーされており、これが「ヘッドレスト」も兼ねています。
このハンドルは、背面下部のボタンで高さ調整も可能。ワゴン時に引きやすい長さにできるだけでなく、ヘッドレスト使用時にも最適な位置調整できて便利です。
ポケットとラバーバンドでサポート!

荷物の積載時は、座面に装備された「立ち上げ式キャリーポケット」が落下防止に活躍。積載重量は約50kgとのこと。
座るときはまったく気にならないけど、深さはしっかりあるという絶妙な設計です。

さらに、4箇所に引っ掛けるだけで簡単装着できる「ラバーバンド」も付属。これにより、ポケットより上にはみ出た荷物もより安全に運べるワケです。
収束式で簡単にしまえる

収納時は、まず背面にある「ボタン」を押し、展開状態で固定されたフレームを解除。

あとは4本の足を真ん中にギュッと収束するだけ。付属のカバーをかけたら完了です。
ただし、収納時サイズは約29×24×93cmと、まあまあな大きさ。