4、憧れのギアもお供に
フュアハンド「アトム75 stk F」

ハリケーンランタンの呼び名でキャンパーに愛されるドイツ生まれの「フュアハンド」。そのオイルランタンに、車両に取り付けられるモデルが存在していたのをご存知でしょうか。
その昔は馬車などに装着し、今でいう車のライトの役割を果たしていたといいます。
現在の自転車には取り付けできませんが、高さ16cmとコンパクトなので、自転車キャンプにも持って行きやすいところが最高です。
造形もいいですし、ランタンの灯りと焚き火で満喫しています

通常モデルと違って、クランプ(留め具)が付いているのが特長。1940年代のわずかな期間に製造されていたという希少品です。
キャンプをはじめた頃から憧れていた逸品で。それを今年の誕生日、アウトドアにまったく興味のない妻がプレゼントしてくれました。理解ある妻に感謝しかないです

積載に限りのあるキャンプともなれば、小さくて明るいLEDライトに頼りたくなるもの。
でも、あえて手のかかるビンテージのオイルランプを携行していく、そのロマンをお供にするのが原さん流のバイクパッキングなのかも。
5、所有欲をも満たしてくれる万能シート
Neue BrockMann「絨毯タイベック 五蘊皆空」

あると何かと便利なタイベックシートです。いろいろ持ってはいますが、1番のお気に入りがこれです
設営、就寝時、撤去時のギア置きに役立っているのが、このシート。タイベックは軽く丈夫、さらに引き裂きにも強いので、ULキャンパーにもってこいの素材です。

大きさは約2m×1mの長方形で、人ひとりが寝転がれるサイズ感がポイント。原さんはシェルター泊する際のグランドシートとしても活用中。
自転車を通じて知り合った素敵なイケオジ(jockricの黒川さん)が手がけたデザインで、○△□の柄と黒川さんのサイン入りがお気に入りです

手がけているのは、モトクロスとマウンテンバイク出身のふたりからなるユニット「Neue BrockMann」。「○△□」のデザインは禅からインスパイアを受けているそう。
唯一無二のシートは所有欲をも満たしてくれます。
Neue BrockMann「絨毯タイベック 五蘊皆空」詳細はこちら
おとなになっても、遊びに全力で

選りすぐりのギアと遊び心を携えて、自転車キャンプ沼にどっぷりと浸っている原さん。好きが高じて徳島市初のキャンプ場を作ってしまうなど、キャンパーを迎え入れる活動もおこなっています。
軽くて、賢い道具が好き、おとなだけど遊びに全力を注ぎたい……! そんなかたは原さんのアカウントを覗いてみてくださいね。
原善彦さんのアカウント Instagram



