アイキャッチ・記事中画像提供:原善彦さん
今回アイテムを紹介してくれるのは、キャンプ場オーナー・原善彦さん

徳島市のキャンプ場「River Side Camp NEW-TA」のオーナーをつとめる原善彦さん(@realestate.hara)。
自身のキャンプスタイルは、自転車でのグループキャンプがメイン。焚き火を囲んでお酒を飲みながらワイワイやることもあれば、ソロでしっぽり火いじりを嗜む日もあるのだとか。

そして、テント泊登山も楽しむアクティブ派。そんな原さんがギアを買うときの重要ワードは……?
自転車キャンプがメインなので、軽くてコンパクトなULギアが基本ですね。
山のキャンプにも使えるので一石二鳥です
漕いで、歩いて、幕営を楽しむ原さんの“選りすぐりギア”をお聞きしました。
1、バイクパッキングは大人の遠足!
サーリー「ミッドナイトスペシャル」

もともと自転車が好きで、ロードバイクに乗って、淡路島一周(アワイチ)や琵琶湖一周(ビワイチ)などの大会に参加していたという原さん。そこにキャンプが加わったのは、今から5年前のこと。
当時乗っていたマウンテンバイクに、ギアを積載してキャンプしたのがキッカケで自転車キャンプ沼に(笑)。
そこで、より快適に、よりカッコよく自転車キャンプを楽しむために選んだのが、サーリーのミッドナイトスペシャルでした。なんといってもカラーがお気に入りです!

サーリーはアメリカ生まれのバイクブランドで、ロード、マウンテン、ピストバイクなどラインナップが豊富。
そのなかでこの「ミッドナイトスペシャル」は、舗装路はもちろんオフロードも得意。ガタガタ道を楽しむのにも最高なのだそう。

自転車キャンプの魅力はなんといっても、ギアを積んで仲間と目的地に向かう大人の遠足的なところがイイですね。童心に返るというか、ワクワク、ニヤニヤが止まりません(笑)。
目的地に着いたときの達成感や、焚き火を囲んでの仲間との宴会は幸福度MAXです!
そして「健康にもいい!」と原さん。全身運動したあとの一杯はよりいっそう沁みるはず。
サーリー「ミッドナイトスペシャル」の詳細はこちら
2、自転車ソロキャンパーに至高のテント
ハイパーライトマウンテンギア「アルティメット2」

自転車旅の“住”で活躍しているのは、500mlペットボトル1本分ほどの超軽量シェルター。
自転車をINできるテントが欲しかったので購入。これなら悪天候時に愛車が濡れませんし、愛車を見ながら眠れます(笑)

約270cm×210cmの長方形でフロア面積が広く、自転車を入れてもその脇で横になれる空間が。
徳島ではあまり窃盗などはないですが、愛車がテント内にあるということで得られる安心感は半端ないです。
それに、お気に入りのギアと自転車を眺めながら飲むお酒は格別。自転車ソロキャンパーには最高のテントです!

原さんは軽量なタイベックシート(後ほど登場)の上に、断熱性の高いエアマットを敷いて寝床に。
これらの荷物を工夫して、小さな車体に積載する……これも自転車キャンプの奥深いところ。
ハイパーライトマウンテンギア「アルティメット2」の詳細はこちら
3、スタッキングに心が躍る、秀逸クッカー
バーゴ「チタニウムボット」

購入のきっかけは、キャンプでおでんを食べたいと思ったときに、1Lの蓋付きで147gという軽さに惹かれたからです
よくあるクッカーに見えて、じつは秀逸なポイントが。火にかけて湯沸かしできるだけでなく、蓋にシリコンが付いていることでキャニスターにも変身します。
中身をこぼさずに持ち運べるクッカーって、あるようでなかった……!

いろいろなギアをここにどうスタッキングするか、考えるのも楽しいです
原さんはこの中に、PORLEXのコーヒーミル、FLAT EARTH EQUIPMENTのアルコールストーブ、五徳、風防、さらにアルコール燃料からミニライター、コーヒー豆までスタッキング。
なんと147gのクッカー内だけでコーヒーのドリップセットが完結するというスゴ技です。

見ているだけで「おぉ〜」とワクワクしてしまう原さんの収納術、その全貌はこちらの投稿で。
容量 | 1L |
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サイズ | 外径105、内径96×60mm |
重量 | 147g |
素材 | チタン |