記事中画像撮影:筆者
Amazonで妙なケースを買ってみた

Amazonのレビュー数3,400件越え! さらに星評価の平均は4.7という、評判の高いこの妙なケース。これ一体なんだかわかりますか?
ただのライターが、7つのツールを備えたマルチアイテムに!

実はこれ、ライターを入れるケースなんです!
しかもそれだけじゃありません。

ケースの後ろ側にはツールが隠れていて、マルチツールとしても使えちゃう優れモノなんです。
口コミを見ていると「頑丈な作りでツールも便利」「すばらしいEDCツール(*1)」と評価上々で、確かに見た目のわりに堅牢な質感。
とはいえ、本当に実用性はあるのか? 検証してみました!
(*1)EDCツールとは、日常的に役立つ多機能なツールやガジェットなど、日々持ち歩く携帯品を指す言葉。「Every Day Carry」の略。
LighterBroのディテールをチェック

このライターケースの正式名称は「CLASSIC(クラシック)」。カリフォルニア出身のLighterBro(ライターブロ)というメーカーの商品です。
以下、この商品を「LighterBro」もしくは「ライターケース」と呼ぶことにします。
LighterBro LighterBro classic
サイズ | 7.1 x 2.5 x 1.9 cm |
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重量 | 45 g |
素材は錆びにくいステンレス

Amazonでは8色販売されていて、筆者が購入したのはスモークカラー。このカラーには3,400件以上のレビューがついています。
カラーによって表面はメッキや塗装など様々ですが、素材自体は錆びにくいステンレスが採用されているので、アウトドアフィールドにピッタリです。
金属ならではのズッシリ感はあり

ケースの重さを測定してみると52gありました。大体ボールペンが10g程度なので、5本分の重さになります。
アウトドア用品は軽さを重視して素材にアルミを使うことが多いものですが、同じ大きさの場合、ステンレスは3倍の重さ。手で持ったときはそれなりにズッシリ感があります。
大きさはライターとほぼ同じ

ライターとLighterBroを横に並べてみるとサイズはあまり変わりません。

LighterBroの方はケース後ろ側にツールを備えているので、厚みは20mmぐらいありました。
一般的なライターは15mmぐらいなので、両者を比べると厚みを感じます。
LighterBroにライターを入れてみる

使う前に注意点。このライターケース、入れられるのは「専用のライター」のみ。どんなライターにも装着できるわけじゃありません。
収納可能なライターは、公式的には「レギュラーサイズ(J26)のBICライター」とのこと。コンビニでよく見かけますね。1945年にフランスで誕生したメーカーです。
Bic Bicライター J26
サイズ | 高さ8.0cm×幅2.5cm×奥行き1.5cm |
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重量 | 22g |
ジャストフィット過ぎてちょっときつい…

実際にLighterBroにBICライターを入れてみると、ジャストフィットするものの、少し力を入れて押し込まないと入りません。
一番下の部分には突起が付いていて、押し込んだ後に引っかかって落ちにくくなる仕組みだと思うのですが、かなり力を入れないと入りませんでした。
逆さまにして振っても大丈夫!

入れるときはちょっときつめですが、入ってしまえば逆さまにして振ってもライターが落ちることがないので安心感があります。
本体から飛び出すツールに5つの機能が!

公式的には全部で7つのツールが使えるとのこと。
まずは、ケース背面に収納されている3本のツールから見ていきます。ここには5つの機能が搭載。おまけ的なものじゃないか? ひとつずつ使い勝手を試してみます!