OUTDOOR FESTA(5.29THU〜6.1SUN)オフラインイベント開催!熱量のあつまるキャンプ洋品店
エバニュー深山小刀

たった12gで、魚もさばける。「エバニュー」の小刀は、切れ味がエグい逸品でした

料理は好きだけど、どちらかと言うと重量派キャンパーで、これまで超小型・コンパクトといった調理ツールには、あまり興味のなかった筆者。

……が、エバニュー「深山小刀」の無骨で機能的なその刀身に一目惚れ。しかも、たった12gの小ささで「8寸程度のイワナが捌ける」というんです。コレは、使ってみるしかないでしょ?!

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目次

記事中画像撮影:筆者

無骨・ULの世界にはやっぱりロマンがある……!

G・サカイ「アウトドアクッキングナイフ(直刃)」

普段から料理好きで、ソロでもファミリーでも、キャンプ飯作りを楽しんでいる筆者。調理には実用性一辺倒の、G・サカイ「アウトドアクッキングナイフ(直刃)」を愛用しています。

キャンプ装備的には、どちらかというと重量派キャンパーを自負しており、調理ギアにもことさら小ささを求めたりはしていないのですが……。

たった12gの本格派ナイフだと?

エバニュー「深山小刀」

*持ち手のパラコードは購筆者が巻いたもので、付属していません

最近、編集部スタッフが「こんなのご存じです?」と、おもむろに差し出したのが、エバニュー「深山小刀」なる小刀です。

小刀というか……、こちらなんと、たったの全長113mm、刃長49mm重量もわずか12gのミニチュアサイズ。けれど実は、「山で使いたい刃物」がコンセプトの本格派だそう。

オールステンレスの無骨な佇まいといい、「この小ささでちゃんと切れる」のにもロマンを感じ、UL派ならずとも一目惚れ。はたして実用性はいかほどか、詳しくレビューしていきます!

    エバニュー 深山小刀

    サイズ全長113mm
    刃長49mm
    重量12g
    材質本体:刃物用ステンレス鋼
    シース:特殊防刃生地
    付属品シース

    エバニュー「深山小刀」はこんなアイテム

    超小型!けど、ちゃんと包丁構造

    エバニュー「深山小刀」とモーラナイフ

    「深山小刀」の小ささは前述の通りですが、キャンパー定番の「モーラナイフ」と並べてみるとその差は歴然。

    ちょうど半分ぐらいのサイズ感でしょうか。こんな小さくてちゃんと持てるのか……? と思っちゃいます。

    エバニュー「深山小刀」

    しかし、極めて小さいとはいえ、商品ページには「8寸程度のイワナをギリギリ捌ける」とあり、刃の構造は包丁と同じ。関の刃物職人に依頼した、切れ味の鋭い仕上がりだそう。

    また、刃から持ち手まで一体型のフルタング、かつシンプル形状なので、汚れが溜まる場所がないのもポイントです。

    素材はしっかり刃物用ステンレス鋼で錆びにくく、「ぺらぺら」感も皆無。

    フィンガーガードやシースもある

    エバニュー「深山小刀」

    持ちやすさですが、指を添えて支えやすいように「フィンガーガード」もちゃんとあります。

    構造だけでいうと、一般的なアウトドアナイフと変わらず、とにかく小さいだけという印象。

    エバニュー「深山小刀」とシース

    さらに、剥き出しの刀身を収めるシース(鞘)も付属。こちらもオマケ感は全然なく、特殊防刃生地の頑丈な作りです。

    エバニュー「深山小刀」

    また、シースにはループ付き。キーホルダーにでも装着して腰からぶら下げれば、サッと取り出せて便利です。

    うっかり、身につけたまま出歩いてしまいそうな小ささですが、軽犯罪法などに違反する可能性があるため、キャンプ場の自サイト外などでの携帯には、十分に注意しましょう。

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