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これポップアップテント!?ラーテルワークスの「SCHILD(シルト)」が単なるピクニック用日除けの域超えてた(3ページ目)

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気になった点を検証してみた

ハイスペックな設計になっているとはいえ、気になったポイントもいくつか。雨天時の防水性遮光性を筆者なりに検証してみました。

雨でも大丈夫? →張り方だけ注意を!

雨の日を待って、さっそく検証。この日はザーザー本降りの雨という感じですが、雨はしっかり弾いてくれているので、生地としての防水性は問題なし

……がしかし! 数時間後にトラブル発生。

シルトの中が浸水している

2時間後に再びテントのなかに戻ってみると、なぜか結構な水溜りができていました……。

おそらくですが、片側のペグが抜けてしまっていて本体が傾いていたのと、そこの部分のファスナーを閉め切れていなかった(少しだけ開いていた)ため、少しずつ雨が中に入ってきたしまったのだと思われます。これは完全に筆者の過失です。

シルトがお椀上になっている様子

シルトは構造上、きちんとペグダウンしないと両端が上がってしまうので、雨天時はしっかりペグダウン&ファスナーは完全に閉め切りを。(別の雨の日にきちんと張ったら浸水なしでした)

遮光性は? →あまり期待できない

シルトの素材の透け感

打って変わって、太陽サンサンのときの遮光性も気になるところ。

スペックを見る限り、素材自体はUVカット加工がなされていますが、遮光コーティング(いわゆるブラックカラーのコーティングで光を通さず濃い日陰を作るもの)まではされていないので、日差しは通してしまいます

シルトの素材の色味

快晴・気温25度・無風時は、太陽光が当たっている面はそれなりに暑かったです。なので、真夏に直射日光のあたる場所で単体で使うのは厳しいかな……というのが正直な感想。

ただ、ダブルルーフ構造かつ、濃いめの色(購入したのはグレージュ色)なので、一般的なポップアップテントに比べたら遮光性はある方なのでは? と感じました。

通気性は抜群にいいので、そよ風が吹いていれば、真夏でも過ごせないことはないかもしれませんが、筆者的には夏はタープと合わせて使用予定です。

ポップアップとソロテントのいいとこどり!

ラーテルワークスのシルト使用イメージ

個人的にはシルトの単体使用がメインになりそうなので、天井付近だけでも遮光性が高ければ完ぺきでした(夏も単体で使いたかった)。

が、ここまでハイテクなポップアップテントは類を見ないですし、単なる「ポップアップテント」の域を超えて、もはや「ソロテント」に近い、というのがシルトの本質なのだと思います。

【総評】ラーテルワークスの「シルト」はこんな人におすすめできる

  • 公園遊びやデイキャンプに行く
  • ハイスペックなポップアップテントが欲しい
  • シェルターの中で使うテント(カンガルーテント)を探している
  • 設営を時短したい
シルト収納時

見た目も機能性もいい、本気で使えるポップアップテントをお探しのかたはぜひチェックを!

    ラーテルワークス SCHILD(シルト)

    展開時サイズ 145×240×108cm
    収納時サイズ [直径] 30cm [厚み] 9cm
    重量約4kg
    材質フライシート : 68Dリップストップポリエステル(PUコーティング、耐水圧3000mm、撥水加工、UVカット加工)
    センターポール : 9mm A7001
    フレーム : グラスファイバーポール

    ラーテルワークス「シルト」の詳細はこちら

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