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次のトレンドはこれ?!今ジワジワきてる、炎が渦巻く「トルネード二次燃焼」のストーブに挑戦してみたら…

焚き火台の多様化には、目を見張るものがありますよね。異常なほどに軽量だったりオシャレだったり……。そんななか一大勢力になっているのが、二次燃焼系。

今回は「トルネード二次燃焼」を引き起こす製品に着目しました。かつて見たこともない炎でしたよ……。

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目次

二次燃焼系の焚き火台が進化!?

こちらは筆者が使っている二次燃焼系の焚き火台、SOLO STOVEの「レンジャー」です。二次燃焼ブームの火付け役と言っていい製品で、吸い込まれそうな美しい炎が話題になりました。

二次燃焼系の焚き火台といえば円筒型が定番でしたが、今は角型や組み立て式も珍しくありません。画像はDODの「すけもえファイヤー」。今は後継モデルの「すけもえファイヤー2」がリリースされていますね。

さてそんな二次燃焼シーンに、いま新たなムーブが起きています。

竜巻のような魅惑の炎

出典:Amazon

これはAmazonで見つけた商品画像の1枚。二次燃焼の炎が竜巻となって、まるで編み上げられたかのように上昇しています。

それ以前にYouTubeでも同じ炎がバズっていました。YouTuberのホシゾラCAMPさんがウッドストーブをDIYし竜巻のような炎を生み出したところ、その動画が再生されまくって「トルネード二次燃焼」が話題に。

さすがにDIYはハードルが高いので既製品を探したところ、上の画像の製品を見つけたというわけです。

トルネード二次燃焼をおこす「まきひちゃん」

出典:Amazon

ということでKingCampの「まきひちゃん」を購入しました。「巻き火」ということですね。価格はAmazonで9,790円(税込)でしたが、8,000円台で販売されるタイミングもあるようです。

内容物はこれら。脚の取り付けなどはセルフで行います。それ用のドライバーが1本、付属していました。

簡単な組み立てが必要

組み立てでは、全部で7本のネジを締めました。構造的に難しいことはなく、また説明書にはわかりやすいイラストもあり、10分ちょっとで完成。

B5よりも小さい筒型ストーブ

組み立て後のサイズはこの通り。B5用紙の陰にすっぽりと隠れる、コンパクトな筒状ストーブです。

真上から見るとシンプルな円形です。開口部は直径約7.3cmと狭いですが、これはリングを載せた状態。外せば直径12cm弱となります。

重量は約1.2kgで、軽くも重くもありません。

トルネードの炎を生み出す仕組み

まず側面の下の方には、ぐるっと通気孔が配されています。燃焼中はこれらの穴から外気が取り込まれます。

側面は二重壁。さきほどの穴から取り込まれた空気は、壁の内部を上昇するうちに、かなりの高温となります。

高温になった空気は内側の穴から飛び出し、一次燃焼で発生した煙まで燃やしてしまう……それが二次燃焼です。

さて、穴たちには角度がついていますね。向かって左側にそっぽを向いているような感じ。この角度により、炎が竜巻のようになるということでしょう。

底面を覗いてみると、火床のロストルにもびっしりと穴が。こっちは一次燃焼を起こすための通気孔です。穴のひとつひとつが小さく、ペレット対応であることがわかりました(もちろんウッドでも大丈夫です)。

こちらは本体上部に乗せるリング。不必要にも感じられますが、これがあるとないとでは大違い。のちにわかったことですが、このリングがないと炎がバタつき、編み上げられたようなトルネードになりません。

キャンプで炎に酔いしれてみた

それではキャンプに出かけましょう。収納袋が付属するのが地味に嬉しいですね。ブラックなので汚れが目立たないのも高ポイントです。

キャンプ場に到着しました。いつもは焚き火台を置く場所に本製品を設置し、準備完了です。

Amazonで見た商品説明には「卓上でも使える」との文言がありましたが、慣れるまでは焚き火台と同じように、用心して使おうと思います。

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