記事内画像撮影:筆者
なんだか毎回悩みがちなキッチンのレイアウト

ファミリーキャンプ歴10年。子供たちの成長やトレンドに合わせて、色んなスタイルのキャンプを楽しんできました。
なかでも火やナイフを扱うキッチンのレイアウトは毎度悩みどころ……。

ヨタヨタ歩きの頃は火傷などの危険を回避すべく、「焚き火やガスでの調理場」と「食事をするテーブル」を分けた結果、とにかく荷物が多い&設営撤収に時間がかかっていました。
現在10歳と6歳の子供たち。少しづつキッチン道具にも慣れ始め、キャンプも軽量&コンパクトなアイテムが増えたことから、たどり着いた最近の我が家のキッチンがこちら。

それが、フィールドラックを4つ+連結天板を組み合わせたスタイル。
この結果、以下のポイントを実現することができました。
- 設営・撤収が簡単&時短
- 下段を収納にすることで、上段を常にスッキリと使える
- 調理と食卓が一体化することでコンパクト&子供と一緒に料理が楽しめる!

とくに注目していただきたいのが、この連結天板。その名もキャンピングムーン「IGTテーブル天板 GT-36」
SOTOのシングルバーナーをインストールするための天板なのですが、汎用性が高く様々なバリエーションが実現できて、ソロからファミリー、グループまで重宝する神アイテムなんです!
それでは、長年の悩みがスッキリ解決できた、この天板についてレビューしていきます。
キャンピングムーン IGTテーブル天板 GT-36
サイズ | 約25×36×2cm |
---|---|
用途 | グリルテーブルCK-1用IGTプレート天板 ST310/ST340型 |
材質 | スチール(焼付粉体塗装) |
どんなアイテム?



その名もキャンピングムーン「IGTテーブル天板 GT-36」は、IGT対応テーブルに、SOTOのレギュレーターストーブST-310またはST-340をビルトインするための連結天板。
サイズは約25×36×2cm、耐荷重は15kgと安定感があり、モダンなレーザー加工がかっこよく存在感があります。

装着方法は、まずレギュレーターストーブの4本足を天板上にある細い溝へスッと落とし、丸い溝にはめこみます。

レギュレーターストーブをセットしたら、天板下にあるバーをおろしてからガスを装着して完了です。

下から見るとこんな感じ。
よく見ると真ん中に2本の棒があり、そこにストーブの脚を固定することで安定して使えるんですね。
3つの神ポイント
その1. テーブルを有効活用できる

テーブルの上にレギュレーターストーブを置いて調理すると、それだけで場所をとってしまいますが、連結天板を導入することでテーブル上が広く使いやすくなりました。
必然的に反対側も同じ高さのテーブルができるので、片方を調理台として、もう片方を食卓として、ファミリーでも有効的に使うことができます。
その2. イワタニのバーナーも使える

SOTOのレギュレーターストーブだけでなく、イワタニのジュニアコンパクトバーナーもすっぽり!
安定感のあるハマり方だったので、お持ちの方はぜひお試しください。
その3. シーンや手持ちギアに合わせてアレンジ可能


筆者はフィールドラック同士の連結天板として活用していますが、もとはIGT互換テーブルにフィットする仕様。様々なIGT規格製品と組み合わせることができます。
天板の縁を利用すれば、縦にも横にも設置可能。ご覧の通り、シェルフコンテナにもひっかけることができました!
こんな使い方もできちゃう!
フィールドラックに天板を横向きに設置すると、スイーッと手前から奥にスライドすることができます。
筆者は下にゴミ箱を設置しているので、調理中は手前にひいて、ゴミが出たら奥に移動させて捨てるというギミックをただ楽しんでいます。
ここは少し気になる

気になるところ、というより製品の特長になりますが、この天板のみでは使えません。
IGTテーブルやフィールドラックなどと連結することで活躍するアイテムなので、周辺商品の購入が必須となります。

また、風防はついていないため、風の影響はもろに受けます。悪天候時はウィンドスクリーンや陣幕などで守りながら使うと、より快適になるかもしれません。
キャンピングムーン IGTテーブル天板 GT-36
サイズ | 約25×36×2cm |
---|---|
用途 | グリルテーブルCK-1用IGTプレート天板 ST310/ST340型 |
材質 | スチール(焼付粉体塗装) |
ラクしてスマートなファミリーキャンプを!

私的神アイテムの「IGTテーブル天板 GT-36」(連結天板)を取り入れたことで、設営と撤収の手間がなくなり、キャンプ中の収納と導線もスマートに解決できた我が家のレイアウト。
今後子供たちの手が離れて、ソロや夫婦で行くときにも重宝しそう。
そしていつか孫とキャンプのときにも……なんて、妄想しながらお手入れをして、大事に使い続けたいアイテムです。