キャンプ料理は「調理が楽しい!」が超大事

突然ですが、キャンプの料理って、特別で楽しいものにしたいと思いませんか?
筆者も普段から自炊をしていますが、キャンプでは普段作らないようなレシピにチャレンジするなど、楽しめるよう工夫しています。
他にも、普段とは違う調理器具を使ってみるのもひとつの手。実は、キャンプギアの中には、アウトドアだからこそ使える、個性派な調理器具が沢山あるんです。
そこで今回は、これまでにCAMP HACKに登場した、ついテンションがアガる個性派調理ギア5つを紹介します!
味も気分もアゲてくれる調理ギア5選
1|乗富鉄工所 / メッシュパン 小

最初に紹介するのは、一見なんの道具かわからないコチラ! 木の持ち手に、四角くて平たいザルのようなものがくっついています。

実はこれ、フライパンなんです。 福岡発のブランドである乗富鉄工所の「メッシュパン 小」は、普通のフライパンでは遮断されてしまう炭火の遠赤外線や焚き火の煙も取り入れ、料理の隠し味にしてしまいます。
炭火焼きのような香りを纏わせたお肉や炒め物が作れるなんて、まさにキャンプで真価を発揮する調理ギアです。

メッシュとなると、お米のような粒の小さなものはこぼれ落ちてしまいそうですよね。
でもこのメッシュパンは目が非常に細かいため、チャーハンのような細かい食材の調理も可能! これを使えば、きっと未知なる味との出会いを果たせることでしょう。
乗富鉄工所 メッシュパン 小
サイズ | 幅21cm×長さ38cm×厚さ2cm |
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重量 | 260g |
材質 | 本体:ステンレス(SUS304) ハンドル:木材(ホワイトアッシュ) |
2|DCM / 投げ込み調理器

お次も、キャンプでしか使えないような特殊調理器具をご紹介。
これは中に食材を入れて、焚き火や炭火の中に放り込み、放置しておくだけで中の食材を調理することができてしまう「投げ込み調理器」。

ホームセンターチェーンのDCMが展開している商品で、本体価格が約1,000円と非常にお手頃なのも魅力的。

これが、焼き芋を作るのにちょうど良いんです。
約直径8.3×幅20cmというサイズは、大きすぎたり曲がったりしていなければ、ちょうど1人前サイズのさつまいもがすっぽり入ります。
これでアルミホイルを巻いたりする必要もなく、失敗もしにくい。焼き芋好きはぜひお試しあれ!
DCM 投げ込み調理器
サイズ | 約直径8.3×幅20cm |
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材質 | 本体:鉄(アルミ亜鉛メッキ)、取っ手:鉄(クロムメッキ) |
3|DUCKNOT / シザース

調理ギアの中には、調理をより楽ちんにするアイテムも。
DUCKNOTの「シザース」は、アウトドアで活きる機能を詰め込んだキッチンバサミ。持ち手部分はカラビナのようになっており、いろんな場所にひっかけておくことができます。

そして、なんといっても刃の部分が特徴。
このギザギザが、野菜などはもちろん、お肉などの切断も可能にしており、包丁の代わりとして十分に活用できます!
DUCKNOT シザース
サイズ | 全長190×刃渡り68mm |
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重量 | 約59g |
4|シートゥサミット / Xポットケトル

一見フリスビーのようですが、これも実は、アウトドアで便利な機能性調理ギア。

シートゥーサミットの「Xポットケトル」は、シリコンボディーで超コンパクトに折りたたむことができるケトル。
本体のサイド部分がシリコンで、底部分はアルミニウム製。直接火にかけてお湯を沸かすことができます。

折りたたみ時の厚さはなんと35mm、重量も186gとコンパクトかつ軽いので、キャンプはもちろんのこと、登山などでも活躍間違いなしです。
シートゥサミット Xポットケトル
容量 | 1.3L |
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重量 | 186g |
5|FRYING PAN JIU / M ハンドルSET(ウォルナット)

最後にもう一つワザありなフライパンをご紹介。
「FRYING PAN JIU」は、木の取っ手がついた鉄製フライパンですが、普通のフライパンとはひとあじ違います。

1つは取っ手が取れること。また、取っ手を取った後、お皿として使うことができるんです。
取手を外すだけでフライパンからお皿に変わるため、いちいちお皿に移し替える手間がかかりません。

2つ目は、蓄熱性の高さ。鉄製なので、火から下ろした後でも熱々な状態が長続きします。
特に汁気のあるものや、煮込み料理を温かい状態で保つことができるのは嬉しいですね。誤って手で掴んだり口をつけて掻き込んだりしないようにだけ、ご注意を!

また、直火はもちろんのこと、IHとオーブンにも対応なのも嬉しいポイント。便利なだけでなく、おしゃれさも持ち合わせたアイテムです。
キャンプでは、調理も最高のアソビになる。

調理ギアを工夫するだけで、キャンプの調理はただの家事ではなく、楽しいアトラクションになります。また、家では決して作り出せないような味にも出会えるかも!
ぜひ、個性的な調理ギアを駆使して、色々な料理に楽しくチャレンジしてみてくださいね。