水を容赦なくかけてみた

まずはじゃぶじゃぶと水をかけてみました。

ある程度の撥水性はあるんですが、完全に弾くわけではありません。水が滲んでいる部分も確認できます。
ということは、濡れているところに座ったら水がしみてくるのでは? 実際に試してみましょう。
濡れた座面に座ってみた

トランクカーゴを水浸しにして……。

その上に本製品を敷きます。

さらにティッシュを仕込みます。
この上に座ってみましょう。もし水がしみてきたら、ティッシュはズタボロです。

このまま5分待ちます。
服装はあえてグレーのスウェットにしました。グレーの綿は濡れるとガッツリ変色するので、濡れたお尻を無様に晒すことになるかもしれません。
5分後、お尻はどうなった…!?

スマホをいじって5分、いや6分以上が経ちました。興味深い記事があったもので……。

さて腰を上げると、そこには何ら変化のないティッシュが!
よ~く見ても押しつぶされた痕跡が残るのみですね。スウェットのお尻もまったくの無傷です。

本製品を持ち上げると、生地の表面はしっかり濡れていました。やはり本製品が水を弾くわけではありません。
しかしどういう理屈なのか、とにかくお尻は濡れませんでした。わざわざ水浸しの場所を選び、うんと長時間にわたって座り続けたらどうなるかわかりませんが(テストした実感としては大丈夫な気もしますが)、そんな行動は現実的ではありません。「濡れた地面でも問題なし」と言っていいと思います。
デメリットを探してみた
人によってはまったく必要ない

トレッキングや釣りをするわけでもない、地べたに座りたいと思ったこともないキャンパーの場合、必要性を感じないかもしれません。その点で「持っていると便利」とは言い切れないのが本製品です。
プレゼントされたら嬉しいかもしれない……人によっては、そんなポジションのアイテムです。
もう一押しカラバリがあれば……

カラー展開は今回の「カモフラ/ブラック」のほか、「オリーブ/ブラック」のみです。ちなみにオリーブの商品画像は彩度が高く、ライムグリーンに近い印象。コヨーテブラウンあたりがラインナップにあれば、もっと選択しやすくなりますね。
アウトドア以外でも活躍しそう

普通に暮らしていて、いかにもお尻が汚れそうな土の地面や、濡れたコンクリートなどに座ることはないかもしれません。
しかしキレイに見える芝生に座っても……。

こんなふうに枯れ芝が付着し、衣服の素材によっては面倒なことに。
これから迎える花見シーズン、あるいは子供の運動会や部活の応援など、アウトドア以外にも活躍するシーンはきっとあるでしょう。着けていることを忘れる軽さ&歩きやすさですから、途中休憩アリの散歩にも使えそうですね。
ガオバブの「トレッキングヒップガード」、筆者は存在を知って即買いでした。
Gaobabu トレッキングヒップガード G-β
| サイズ | 本体:縦 47cm×幅(上部)52cm(下部)36cm(ベルトの長さ 108 cm)ハトメ穴:内径 12mm |
|---|---|
| 重量 | 約190g |
| 材質 | 本体/ネオプレーン製 厚さ:3mm |



