デュオにもソロにもちょうどいいテント
「ナイトローバー 2P」

ブランド立ち上げからわずか数年で、数々のキャンプギアを手掛けるトウキョウクラフトから新作テントが登場しました。
2025年から発売された、コンパクトドームテント「ナイトローバー 2P」の価格は34,980円です。

デュオキャンプにはコンパクトでちょうどいいサイズ感。ソロで使えば、ゆったりとした広さを楽しめるテントとなっています。

公式ホームページのテント解説には「登山用テントのスペックを踏襲しつつも、あえてキャンプでの過ごしやすさを優先した設計」との記載があります。
あくまでキャンプでの使い勝手を優先した設計が施されている「ナイトローバー2P」。その全貌を紐解いていきましょう!
軽量コンパクトなドームテント

まずは本体のスペックからチェック! 収納時のサイズはW49xD16.5xH16cm、重量約3.6kgと軽量コンパクトなので、車以外の移動手段でもキャンプができそうですね。

内容物は、フライシートと吊り下げ式のインナーテントが付属しており、そのフレームとなるポールは3本の構成です。
また付属品としてY字アルミペグ、ロープ12本、リペアポール、予備ポール1節がセット。フライとインナーがそれぞれベルトで固定できるので、かさばらずコンパクトに収納ができそうです。

設営もとっても簡単。3本のフレームをスリーブに通すだけで自立するうえ、付属のインナーや別売りのグランドシートは一度取り付けたらそのままの状態で収納が可能です。

生地には一般的なナイロンの何倍もの強度を持つと言われるシリコンコーティングが施された20Dリップストップナイロン(シルナイロン)を使用し、耐水圧2000mmとなっています。

登山用テントのような、高い耐久性・防風性・防水性を備えたハイスペックテントとなっていますね!
快適な居住空間

上から見るとちょっとユニークな形をした「ナイトローバー2P」。その理由は前後に設けられた三角形の前室にあります。


前後跳ね上げ可能で、どちらにも三角形の前室空間があり、靴を置いたり、ザックを置いたり、テント内のスペースをたっぷりと有効活用ができるのが特徴です。
また、どちらからも出入りできるので、景色を堪能する側と出入りする側に分けることも可能です。

設営時の大きさは、W235×D300×H120cmで入口の横幅は189cmとなっています。

インナーをつけない状態での室内高が120cm、インナーをつけると110cmと、軽量テントながらしっかりと高さを確保しているため、ドーム型テント特有の窮屈感を感じさせません。

ソロ用のシェルターとして使うなら、贅沢なほどの空間が生まれるのも特徴。

キャノピーポールやトレッキングポールを使用して出入り口のパネルを跳ね上げれば、タープのような快適空間が広がります。

フライテントの上部には、2箇所のベンチレーションで、テント内にこもりがちな湿気をうまくコントロール。フライとインナーテントそれぞれの上部には小型ランタン用のフックも配置されています。

インナーテントは吊り下げ式。インナーの広さは130×210cmの長方形で、大人二人がちょうど寝転べるくらいの広さがあります。

冒頭でも軽く触れましたが、一度取り付けてしまえば、外すことなくそのまま収納が可能。
次のキャンプではポールさえ通せば、あっという間にテント設営完了です。とことんラクにキャンプが楽しめそうなテントですね。

カラーバリエーションはブラックとグレーの2色。グレーといってもブラックに近い落ち着いたカラーで、ブラック系が好きなキャンパーにも人気が出そうです。
2人でも1人でも楽しめる快適ドームテント

シルナイロンのソロ〜デュオ向けドームテント「ナイトローバー2P」は、登山用としてはやや重い約3.6kgながら、キャンプ用としてはかなり軽量設計。
そのぶん設営・撤収がスムーズになり、高くて広い快適な居住空間を確保しています。さらに前後どちらからも出入りが可能な機能性も備えているため、キャンプを心ゆくまで楽しめそうです。

予約販売となっていますので、気になった方は早めのチェックを!