欲を言えば、なところは…
蓋があると最強かも…

とても優秀な「折り畳みカゴ」ですが、欲を言えば、という点もいくつか。1つ目は、テーブル天板面積を大きく占めてしまう点です。
そもそもソロキャンプで、調理台から食卓まで1台で完結するサイズ感が魅力のこのテーブル。
ところが、「フラットバーナー」と共に「折り畳みカゴ」をビルトインしてしまうと、実質使えるスペースは天板2枚分しか残らないんです。


中古雑貨屋さんで購入した「学校給食用 アルミトレイ」が、ワットノット「ワンタッチバケット」にシンデレラフィットして蓋代わりに使っているのですが、これを乗せてみたら……。
乗らなくはないけれど、底面積がギリギリすぎて少しズレると傾いてしまいます。周囲に縁も立っているため、テーブル天板と連続した面として使えないのも不便でした。
縁がなくてフラットな蓋があれば、このテーブル1台で完結するレイアウトを変えずに済むのになあ……、とちょっと残念ポイントです。
ロック機構がない

短辺のフレーム上部を、テーブルフレームに乗せてビルトインできる「折り畳みカゴ」。カゴ部分は重力に従って下へ展開するだけの設計で、形状を維持するロック機構は無いんです。
そのため、底面積より小さい段差のあるところへ置くときには要注意。底面がガシャンと押し上げられて、カゴとしての体裁が崩れてしまいます。

実際、撤収時に底面積より直径の小さい切り株にちょい置きしたところ、中に入れていた食器が見事にガシャーンと押し出されてしまいました。
「パカっ」「サッサ」と開閉のラクさゆえの代償と、ここは割り切るべきなんでしょうね。
ハンドルが欲しかった

もう1つは、本体が1165gとまあまあな重さがある点。筆者がふだん使っている「折り畳みバケツ」が450gなので2倍以上の重さです。
また、ハンドル付きのバケツと違って下に下げられず、両手で体の前で持つしかないのも不便に感じました。せめてハンドルがあれば、体の脇に下げて片手持ちできるのにな〜と実感。
LYIYI IGTテーブル用 折り畳みカゴ
| 使用サイズ | 36×24.5×14.5cm |
|---|---|
| 収納サイズ | 36×24.5×3cm |
| 重量 | 1165g |
| 材質 | 304ステンレス鋼 |
| 付属品 | 収納バッグ |
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