記事中画像撮影:筆者
キャンプで使った食器、どうしてる?

自然の中で食べるキャンプ飯って、控えめに言って最高ですよね。 けれど、その後に必ず待ち受ける「食器洗い→乾燥」の作業、自宅とは違う環境でどう処理していますか?
筆者もいろいろ試してきましたが、現在は洗車用の「折り畳みバケツ」を愛用。PVC製なので、汁などが残っている食器もラフに放り込め、そのまま炊事場へ持って行けるのが魅力です。
ポップアップネットの課題

出典:Amazon
問題はその後の「乾燥」の過程。「ポップアップネット」を、使っている筆者……。
とにかくコンパクトな収納サイズが魅力ですが、8の字に曲げてから畳むあの構造が、個人的に苦手で。毎回ストレスを感じつつも、他のギアが思いつかないまま長年使い続けています。
また、テントなどの一角に吊るしたときの、あの生活感あふれる見た目も悩みの1つでした。
IGTにハマるヤツが良さそう!

ところが最近Amazonで、LYIYI「IGTテーブル用 折り畳みカゴ」(以下折り畳みカゴ)なるアイテムを発見。こちら、スノーピークのIGT規格テーブルにハマるカゴなんです。
筆者は同シリーズの「フラットバーナー」を愛用しており、ビルトインできるテーブルを使っています。ということは、この「折り畳みカゴ」もちょうどハマるはず。
さらに、名前の通り携行時は薄く折り畳めるもよう。オールステンレスの見た目もスタイリッシュで即購入。早速キャンプで使って詳しくレビューしていきます!
LYIYI IGTテーブル用 折り畳みカゴ
使用サイズ | 36×24.5×14.5cm |
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収納サイズ | 36×24.5×3cm |
重量 | 1165g |
材質 | 304ステンレス鋼 |
付属品 | 収納バッグ |
LYIYI「折り畳み水切りカゴ」はこんなアイテム
「パカっ」「サッサ」と即開閉!

出典:Amazon
筆者が最も惹かれたのは、何せ展開&収納の操作がラクなところ。
商品ページの画像を見る限り2〜3秒で済むし、ポップアップネットのように構造を考えることもなく、誰でも直感的にできそうな感じです。
IGT規格のテーブルにハマるらしい

出典:Amazon
さらに魅力に感じたのが、「フラットバーナー」を含むIGTシリーズ用テーブルに、ビルトインできてしまう点です!
ポップアップネットではサイト上部の目立つ空間に吊るすしかありませんでしたが、これなら見事にスッキリしそう。
畳めばペタンコで携行しやすい

出典:Amazon
畳めば薄さ約3cmのペッタンコ状態になるのも便利。
開いた状態では約幅36×奥行き24.5×高さ14.5cmあり、容量にしておよそ12Lほど。3〜4人くらいのファミリーなら十分な食器が入りそうです。

A4サイズくらいのトート型収納バッグも付属しており、単体でも携行しやすいのも◎。
手持ちIGTテーブルに使ってみた!
ホントに「パカっ」「サッサ」…?
何はともあれ、実践あるのみ。というワケで、早速1番気になっていた展開&収納のギミックをチェック!
展開するとき
折り畳むとき
結果はご覧の通り。動画を早送り編集する必要もなく、あっけなく「パカっ」「サッサ」ができてしまいました。どちらも平均2秒以内!
毎回ポップアップネットの収納に悪戦苦闘していたあの時間、なんだったんでしょうね……。
手持ちテーブルは純正ではないが…

筆者が使っているIGT用テーブルは、Amazonで購入したFLYFLYGOというメーカーの製品。IGT規格のテーブルの中では、収納サイズがとてもコンパクトで軽い点が気に入っています。
ただ、スノーピーク純正品ではないため、実際にフィットするのか一抹の不安が……。

「フラットバーナー」は、天板2枚を外せばシンデレラフィット。「水切りカゴ」も幅と奥行きはほぼ同じなので、さらに天板を2枚外してセットしてみます。


おおお。またしてもアッサリとクリア。ジャストフィットしましたよ!
若干、短辺のパネルが内側へ寄る感じにはなりますが、パッと見ほぼ分からないし、使用上の問題もなさそう。
なお、深さがあるので、テーブル下のネットはいつもよりだいぶ下げる必要がありました。

心配していたテーブルフレームとの相性もバッチリ。このフレームの直径は約1cmほどで、「水切りカゴ」短辺の縁がちょうど引っ掛かり、安定して設置できました!
なので、おそらくほかのIGT用テーブルでも、短辺の縁がのる”引っかかり”が1cm以下なら問題なく設置できそうな気がします。
食器はそのまま炊事場へGO!

食器に残った汁はキッチンペーパーなどでサッと拭う必要はあるものの、テーブルから持ち上げるだけで外せるので、そのまま食器ごと炊事場へ運べます。

洗ったらまたこの「折り畳みカゴ」へ食器を入れていけるので、炊事場に直置きせずに済み、衛生的に保てますね。

サイトへ戻ったら、濡れた食器が入ったまま再度テーブルへビルトイン。このまま乾燥させておけば、次回の食事ではここから食器を取り出して使えるのも実にスムーズです。
何より、天井部からポップアップネットを吊るしているときに比べて、見た目もめちゃくちゃスッキリしていますね!