CAMP HACK STORE 1枚でキマる。

「100円の防寒着!?」「捨ててるアレ、使えるんだ」大雪対策に役立つ“自衛隊式ライフハック”

フィールドを仕事場とする自衛隊が紹介する様々なノウハウのうち、雪中キャンプで役立ちそうな知識をピックアックしてみました。

キャンパーなら、どれも知っておいて損はない小ネタばかり。キャンプじゃなくても、急な大雪に備えて知っておくと安心な4つのアイディアをどうぞ!

目次

アイキャッチ・本文画像撮影:清水惣資

雪中キャンプの即戦力ネタを厳選案内

雪中キャンプ

出典:PIXTA

今冬はソロやソログループキャンプで雪中キャンプを楽しんでいる人も多いのでは? 春を感じる瞬間も増えてきたとはいえ、まだまだ寒い日は続きます。

そこで雪中キャンプで役立つ、自衛隊直伝のテクニックを厳選案内。実践したくなる豆知識を集めてみました。

自衛隊LIFEHACK CHANNEL

出典:自衛官募集チャンネル

参考にするのはYOUTUBEの自衛官募集チャンネル内にある「自衛隊LIFEHACK CHANNEL」。もちろんオフィシャル動画で、本物の自衛隊員が実践してくれています。これはかなり期待できそう! それでは早速いってみましょう!

1|コンビニのビニール合羽が簡易防寒着に?

コンビニのビニール合羽

まずは冬キャンプならではの寒さ対策から。そろそろ暖かくなるからと油断して、重量アウターを持ってこなかったときに活用してみてください。

用意するのはコンビニや100円ショップで購入できる、安価なビニールの合羽

コンビニのビニール合羽を着る男性

これをあえて、アウターの中に着込みます。アウターがない場合はジャケットやパーカの下でも可能。とにかくインナーとして取り入れるのがポイント。

少しオーバーサイズでも薄手なので、よほどタイトなアウターじゃない限りは着用できるはず。フード部分は自由にアレンジしてください。

コンビニのビニール合羽を着る男性

これだけで風を通さず体温を逃がさない、サウナスーツ効果が発揮されます。実際に見た目以上の保温力(というか防風性)があり、緊急時の防寒着としては充分に役立ちそう。

ただし、透湿性はほぼゼロ。動いて汗ばむと直ぐに蒸れるので要注意! 汗冷えに気をつけてください。

■参考にしたのはこちら「自衛隊式! 寒さから自衛する方法① カッパ」

2|野営サイトをスマートに除雪するテクニック

スコップを持つ男性

続いては雪中キャンプ以外でも使える除雪のテクニック。積雪量が多い地域に住んでいる人には当たり前のことかもしれませんが、あまり雪に慣れていないキャンパーは一読する価値あり!

スコップ

まずは基本となるスコップの種類について。小型で先が尖ったタイプは、細かい作業や硬い雪を崩すときに使います。かまくら作りでも活躍するとか。

そして大きな角形スコップは、広範囲の雪を除雪するときに活躍。今回はこちらのタイプが主役となります。

スコップで除雪

まずはスコップの大きさに合わせてキューブ状に雪を切り取ります。パウダースノーは軽いですが、水分を含んだ雪は重いので、力を入れて踏ん張ってください。

スコップで除雪

自衛隊式は、その雪を投げるときにコツがありました。ポイントは「水平投土、2メートル!」。実際に声に出して投げると、よりそれっぽくなります。

スコップで除雪

こうして正確に投げる距離を合わせ、除雪した雪の置き場所を一定にすることで、効率的かつきれいに雪かきができるとか。動画の最後には「美しさも、すべては安全のために。」と、素敵なメッセージも。

ただし、キャンプ場で除雪する場合は、隣のサイトに迷惑にならないように注意しましょう。

■参考にしたのはこちら「自衛隊式! 雪かきの作法」

3|クルマのガラスが曇りにくくなる裏技

曇ったガラス

出典:PIXTA

キャンプの往復に使うクルマの運転で、ちょっと面倒なが、くもりガラスの対応。外気と車内の温度差による結露が原因ですが、車内の湿度も大きく関係しています。

そのため大半のクルマには、曇り防止のデフロスターやデフォッガーなどの機能が実装されています。

靴についた雪

出典:自衛官募集チャンネル

しかし「自衛隊式ライフハック」では、意外な盲点として、靴についた雪を挙げています。溶けた雪が車内の湿度を上げ、ガラスを曇らす原因になるとか。

靴についた雪を落とす

そのため車内に入るときに、靴やスノーブーツに付着した雪をしっかりと落とすこと。履いたままブーツ同士をぶつけてもいいし、ブラシを使ってきれいに取り除いてもいいです。

靴についた雪を落とした足元

この一手間を加えるだけで、窓ガラスの曇りを軽減させることができるんです。特に運転席や助手席に乗る人は、フロントガラスの曇りの直結するので、ちょっと意識してもいいかも。

■参考にしたのはこちら「車内のガラス曇りを軽減する方法」

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