暑い季節のキャンプにぴったり!SAMさんおすすめレシピを紹介!
まもなく9月ですが、まだまだアツイキャンプは終わらない!これからキャンプを楽しむと言う皆さんのために、自身のホームページで数々のキャンプレシピを公開しているSAMさんに「暑い季節におすすめのキャンプ料理レシピ」を5つ紹介してもらいました!ぜひ参考に!
SAMさんとは
キャンプブロガー、日本オートキャンプ協会公認インストラクター、光学機器メーカーマーケティングディレクター、星空案内人(星のソムリエ)。アウトドア誌やウェブなど各メディアへの取材協力・執筆活動を行う傍ら、キャンプ体験・キャンプ料理レシピをまとめた自身のサイト「Sam-Home Sam-Camp / キャンプの宝物を探そう!」を運営。著書に『ベテランキャンプブロガーSAMの、お気に入りキャンプ場教えます』(ベースボールマガジン社)。
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CAMP HACKインタビュー企画「コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品」SAMさん編はこちら
簡単・手軽に作れます!
それではさっそく、おすすめレシピ5点をご紹介!なるべく簡単に、手軽な材料で作ることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
SAM流 チラキレス
チラキレスはメキシコの家庭料理で日本で言うお雑煮みたいな一品。鶏骨付き肉を使うこと、本来必須のトルティーヤを使わない=カンタンな代用をする、メキシカンカラーの仕上げ、というSAM流アレンジを加えたメニューです。
<材料>(4人分)
鶏手羽元…8本
トマト缶(カット)…2缶
タマネギ(みじん切り)…2個
トマト…3個
パプリカ(黄)…1個
ピーマン…1個
コンソメ(固形)…2個
リトス(タコス味)…1袋
オレガノ(乾燥)、チリパウダー、ニンニクチューブ、輪切り唐辛子、オリーブオイル、チリパウダー…各少々
<作り方>
①手羽元、タマネギみじん切りをオリーブオイルで炒め、ニンニクチューブを加えます。カットトマトを加え、同量の水(2缶分)を加えて煮込み開始。コンソメ、オレガノパウダー(少々)も加えます。
②パプリカとピーマンを5mm角くらいに切り、塩、コショウ、オレガノパウダーをまぶし、オリーブオイルで混ぜ合わせてトッピングを用意します。
③ある程度煮込めたら、ざく切りのトマト、輪切り唐辛子、チリパウダーを加えてもう一煮込み。トルティーヤの代わりに市販スナック菓子も投入。いかにもトルティーヤ風にするには、あんまり煮込まず、しなっとした感じのところで火を止めるのがポイント。
④盛り付けし、トッピングをのせて完成!(このトッピングはなくても大丈夫)。ご飯にかけるのもキャンプ料理としてはアリです!
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バーべキューのもうひとネタに!シークカバブ
東南アジアから西アジアに広くある、カバブ=串料理。作り方はかなりテキトーですが(笑)、そう失敗はしないのでご安心あれ。いつものバーべキューにこれが加わると、変化が付いて楽しくなりますよ!
<材料>
牛豚合挽き肉…500g
タマネギ(みじん切り)…2個分くらい
パン粉…ひとつかみほど
卵…1個
ガラムマサラ、塩、コショウ、ニンニクチューブ、イタリアンパセリ、チリペッパー(あれば)、クミンシード(あれば)、グローブ(あれば)…各適量
アルミホイル…適量
金串…本数分
<作り方>
①とにかく全部混ぜるだけ。順番も気にせず、ハンバーグのような感じで。各スパイスの量は適量なんですが、経験上からは少し味が濃いかなぐらいをおススメします。
②混ざったらアルミホイルにのせて串を真ん中に入れ、巻いてソーセージ状に固めます。アルミホイルを巻いたまま焼き、全体に火が通ってきたらホイルを剥がして表面を焼いて、焦げ目が付いたらできあがり。
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夏野菜の挽き肉煮込み・地中海風
夏野菜の彩を活かした一品。シチリアやナポリの伝統料理「カポナータ」にひき肉を加えて、ボリュームを出したレシピです。そのままでおかずにもなりますし、パンの上にのせれば優雅な朝食に!
<材料>(2人分)
トマト缶…1缶
タマネギ…1個
パプリカ…半分
ズッキーニ…1本
ナス…2本
合い挽き肉…300g
コンソメの素…キューブ1個
塩・コショウ…少々
砂糖…少々
オリーブオイル…適量
イタリアンパセリ…お好みで
<作り方>
①野菜をすべて食べやすい大きさに切りそろえます。まず最初にタマネギを強火でちょっと茶色くなるまで炒めます。オリーブオイルを必ず使うこと。
②①にカットトマトを加えなじませてから、いったん火からおろします。ほかの野菜は色合いが悪くなるのを防止するため、別に炒めて皿などに出しておきます。
③空いた鍋でひき肉を炒め、火が通ったらトマトの方の鍋に入れて煮込みます。一緒にコンソメの素、塩、コショーを入れて味付け。最後に砂糖少々。
④③の鍋に炒めておいた野菜を加えてひと煮立ちさせれば完成。煮込みすぎると色が悪くなるので要注意。仕上げにイタリアンパセリなどを飾るとおしゃれですよ!
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インド風チキンカリー
キャンプの定番と言えばカレーですが、インド風に仕上げることでイメージ激変、本格派の味わいに!調理に2時間ほどかかりますが、市販の材料を使うなど手軽に作れるようになっています。
<材料>(4人分)
鶏手羽元…8本
タマネギ…4個
トマト…3個
カレー粉…適量
ヨーグルト(無糖)…1個
ニンニク(チューブ)…適量
ショウガ(チューブ)… 適量
クミンシード…適量
ローリエ…2枚
チャツネ…適量
ガラムマサラ…お好み
<作り方>
①タマネギ3個をすりおろし、1個はみじん切りに。サラダ油で中火でゆっくり、根気よくあめ色になるまで炒めます。
②①にざく切りトマトを加えクミンシードと油を足し、油でクミンシードの香りを出しながら炒めます。
水分が飛んでペースト状になったら、チューブのニンニク、ショウガを加えて混ぜ合わせます。
③別のフライパンかペーストをおろしたフライパンで鶏手羽を炒め、焼き色がついたらカップ1杯の水で炒め煮。この水分がスープ代わりになります。
④③にペーストを戻しなじませ、カレー粉、ヨーグルト、チャツネを味見をしながら適量を加えて煮ます。さらにベイリーフも投入。よりインド風にするなら、ここで好みの香辛料を加えましょう。
⑤少しずつ水分を飛ばしながら煮込み、とろみが出て全体がなじんだら完成。ここでガラムマサラを加えてもいい感じですよ!
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暑い季節のキャンプに使える冷製パスタ
火を通す料理がどうしても多くなるキャンプ料理なので、暑い季節にふさわしい冷たいレパートリーとして作ってみました。麺つゆベースなのに和風な感じがせず、雰囲気のある冷たいパスタです。
<材料>
細めのスパゲティー…1袋
ミニトマト…10個
バジルの葉…少々
麺つゆ(2倍濃縮)…100cc
ワインビネガー…50cc
オリーブオイル…50cc
塩、コショウ、ニンニクチューブ、黒コショウ…少々
<作り方>
①麺つゆ、ワインビネガー、オリーブオイル、塩、コショウ、ニンニクチューブを混ぜ合わせておきます。麺を茹で始め、その間にミニトマトを半分にカットしておきます。
②麺が茹で上がったら水にさらし、よく水を切ります。①とトマト、バジルをのせ、黒コショウをかけたらできあがり!
★詳しい作り方はこちら
キャンプごはんに迷ったら、ぜひ作ってみて!
暑い季節のキャンプだからこそ、おいしく&簡単に作ることができるSAMさんのキャンプごはんレシピ。次のキャンプごはんは何にしよう?とお悩みの方はぜひ挑戦を!
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