「保温風呂敷」7つの活用法
1|ドリンクボトルの保温に

湯たんぽと同様に、サーモボトルなどドリンク用ボトルの温度をキープするのにも便利。蓋の部分だけ残して包むことができるので、保温・保冷力を底上げしながら飲めて快適です。
サーモボトルの蓋部分を開けることを意識しながら、下部を包み込みます。このとき下部に関しては、ショックコードがエンドに来るようにするのがポイントです。
2|食品の容器として

アウトドア中にフリーズドライ食品を食べるときの、コジー(食料用保温容器)として使うこともできます。

コードを駆使して持ち手を作れば、コジーをしっかりホールドした状態で食べることができて使いやすいですよ。
包み方は、袋飯を真ん中に置いて、開け口を開く……という方法。ショックコードを縦向きにも使うので、遊びをどう使うか? がポイントになる、少し難易度高めの包み方になります。

ちなみに、ジッパーバッグなどに入れた炊きたてのご飯を保温風呂敷で包んで懐に入れておけば、カイロのような感じで保温材として使うこともできます。
3|お鍋の保温に


出来上がったお鍋の温度をキープする、保温材としても役立ちました。炊きあがったご飯なども、こうして包んでおけば蒸らし時間を兼ねて保温もできるので、とても便利。
また、40×40cmと大きめなので、クッカーの収納袋になるというメリットもありました。
こちらもラッピングの要領で、クッカーを真ん中に置いて四辺を折りたたんでいきます。ショックコードで縛れば、おさまりよく綺麗な形をキープすることができます。

ちなみに、お鍋を包むとやはり汚れることも。そうなると、汚れが落ちやすいかどうかも気になりますよね。特に食べ物系のシミは落ちにくいのではと思ったのですが、撥水性がありしっかりと汚れを弾いてくれました。

軽く拭き取るだけで、すぐに綺麗に。これならクッカー系も安心して包めそうです!
4|おにぎりの保温に


自転車キャンプなどでおにぎりを持っていくこともあるのですが、冬の冷たいおにぎりって何とも言えない寂しさがありませんか……?
それも、保温風呂敷で包むだけで、少しでも温かい状態をキープできます。

このとき保温効果を底上げする方法が、保温風呂敷に包んだ状態でクーラーバッグに入れておくこと。その分荷物は嵩張りますが、極力温かさを保ちたいという方は試してみてください!
5|バーナーパッドとして

冬場にガス缶を使用する際、地面からの熱を遮断する目的でガスバーナー用のパッドとして使ってみました。これは中綿がないからこそ試せた使い方ですね。
耐熱性についてとくに記載されていなかったものの、実際使ってみたところ問題なく、通常のバーナーパッドと同じように使えました。

また、ちょっと無理やりですがガス缶を包み込むこともできたので、ガス缶カバーとしても使えそうです。
6|カメラを包んで、バッテリーの消耗を防ぐ

役立った意外なところでは、カメラの保温。カメラが冷えてバッテリーを無駄に消費してしまうのを防げました。しかも、保温風呂敷を巻いたまま使用できる包み方を考案!

巻き方はカメラのレンズを保護するように巻いて、ショックコードで留めるだけ。この状態なら、雪が降っていても三脚を立てた定点カメラの状態で、雪からカメラを守ることができます。
雪の中、三脚固定で定点で撮る場合は、余った風呂敷の生地を上に配置するのをおすすめします。
7|お尻パッドとして


エアロゲルの素材は防水性もあるため、お尻パットとしての使い方は最適。ショックコードで固定されているので、フリーハンドでどこでも動いて好きに座れる! グループキャンプでも大活躍の予感です。
保温風呂敷をお尻に這わせてショックコードをフロントに持ってきた後、コードロックを絡めて固定。耐久性には乏しいので砂利の上は厳禁ですが、雪上であればこれでどこでも座ることができるので便利でした。
「保温風呂敷」、1人1枚あっていいかも!

1枚あれば色々な使い方ができる、FIELD RECORDの「FR-warm wrap / 保温風呂敷」。工夫次第で、まだまだ使い方は広がる予感です。
特に、真冬の使い勝手がかなりいい。とは言え熱を遮断する効果から夏の身軽なアウトドアにも役立ちそうなので、ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
●FIELD RECORD「FR-warm wrap / 保温風呂敷」について詳しくはこちら